コストコでスタンレー&クーラーボックス調査からのテント大展示会

チャムスの2ルームテントとスクエアタープ

 コールマンやスノーピーク、キャンパルジャパンなどの主要メーカーが出展!スポオソ主催のアウトドアフェア2017が豊砂公園(イオンモール幕張新都心の前)で開催されました。

 ついでに隣にあるコストコでキャンプ用品を調査し、ビールや炭酸飲料を持ち運べるスタンレーの真空ボトル「グロウラー1.89L」を購入。ネットで買うより安く済んだかも(^^)

 晴天に恵まれ夏のような天候の中、50張以上のテントやタープが同時に張られる国内最大級の屋外展示会で様々な幕体を見比べてきました。

コストコ調査隊

コストコ(カークランド)のトイレットペーパー

 コストコといえばディナーロールやプルコギビーフ、PB商品のキッチンタオルなど有名な品が多々ありますが、春になるとキャンプ用品もたくさん陳列されています。

 イオンモール幕張新都心に隣接する「コストコホールセール幕張倉庫店(国内2号店)」でアウトドアに使えそうなアイテムを探してみました!

コストコ店内は撮影禁止とのこと。幕張店がオープンしてから会員を続けていますが、かれこれ10年以上そのルールを知りませんでした(汗)

クーラーボックス編

コールマンのスチールベルトクーラー

 コストコのような大型店で真っ先に見ておくべきキャンプ用品といえばクーラーボックス。売り切れる前の梅雨頃までが買い時で、真夏になると店頭から在庫がなくなる傾向にあります。

 コストパフォーマンスに優れた大きいサイズを中心に山積みされており、海外から大量に輸入した製品がネット通販の最安値よりも安く販売されていました。

スチールベルトクーラー

コールマン 54QTスチールベルトクーラー グリーン 6154B720

 コールマンを代表するキャンプ用品の1つ、通称スチベルことスチールベルトクーラー。51Lサイズは家族4人の週末キャンプを1台で賄える大きさだと思います。

 ウレタンの割りに保冷力は大したことないという噂を耳にしますが、やはり見た目はカッコイイ。隠れた魅力である無駄のない直方体の形状は凹凸が少なく車載に便利です。

 税込19,980円、店頭在庫は十分にありました。コストコでギリギリ1万円台はそこまで安くはない印象。グリーンではなくシルバーだったらこの値段でも悪くないのですが(^^)

マックスコールド

イグルーiglooクーラーボックス キャスター付 58リットル Maxcold 62QT

 過去記事で保冷力比較を行ったイグルーのプレミアムクーラーボックス「マックスコールド62QT」も販売されていました。スチベルよりも少し大きな58Lサイズでキャスター付き。

関連記事
クーラーボックスの保冷性能を徹底比較!コンビニ板氷で検証してみた
クーラーボックスやクーラーバッグの保冷力を徹底比較!シマノの釣り用クーラー「フィクセルプレミアム」やイグルーのキャンプ用クーラー「マックスコールド」「マリーンウルトラ」など5製品にコンビニ板氷を入れて計測してみました。サーモスのソフトクーラーバッグが予想外に高性能!

 ウレタンが分厚いため板氷や保冷剤をしっかり入れると6面真空パネルを採用した釣り用クーラーボックスを上回る保冷力を発揮します。税込5,800円、コストコで買うとコスパ良すぎ!

 そういえばキャンプ用品ってホントここ数年で値上がりしましたよね…過去にはコストコでスチベルが1万円台中盤で売っていたこともありました。でも未だにイグルーのお得感はハンパないです。

マリーンコンツアー

igloo(イグルー) クーラーボックス2種セット マリーン 51L 54QT & クォンタム 11L 12QT marine quantum

 マックスコールドの隣にはスチベルとほぼ同じ大きさの「マリーンコンツアー54QT」とコンパクトな「クォンタム12QT」がセットになったものがありました。マリーンコンツアーはマリーンウルトラ30と同系統の白いクーラーボックスです。

関連記事
イグルーのクーラーボックス「MARINE ULTRA」で荷物をコンパクト化!
大きなキャンプ用品の代表格であるクーラーボックスをダウンサイジング!イグルーの大きなマックスコールドからコンパクトなマリーンウルトラに切り換えたことで、クーラーボックスを後部座席の足元に置けるようになるだけでなく、持ち運びしやすく中身を出し入れしやすくなるという大きなメリットがありました。

 プラスチックでできたヒンジ(蝶番)の強度が若干気になりますが、こちらも税込6,180円とお買い得。マックスコールドほど保冷力は高くないものの、1泊2日の近場キャンプなら十分すぎるはずです。

 他にもイグルーのクーラーボックスが何点か販売されていましたが、国産車の小さなトランクに載せることができない大きさだったりして、さすがコストコ…と感じました。

スタンレーボトル

スタンレーのバキュームボトルスタンレーで乾杯

photo by STANLEY

 おしゃれキャンパーが持っていそうな真空断熱ボトル。ブログやインスタで見かける機会の多いスタンレーの水筒、コストコにたくさん置いてありました!

スタンレーの真空断熱グロウラー

 目立つ場所に陳列されていたバキュームスチールグロウラーを買ってみました。つや消しシルバーとブラックもありましたが、最もベタなグリーンをチョイス。各色、税込4,398円でした。

 これ単独で見てもオシャレかはよくわかりませんが、見た目はクラシックで無骨な感じ。サビ防止もされているのでサーモスや象印の魔法瓶よりアウトドア向きではあります。

 過去には3千円台で販売されていたこともあるようですが、今ネットで買うよりも安かったので満足。保冷性能を比較する検証記事を別途書こうと思います。

クラシック真空ボトル1.89L

STANLEY スタンレー クラシック 真空ボトル 1.89L

 グロウラーと同じ1.89L入る真空ボトル。シルバー・ネイビー・グリーンの3色、税込3,198円でした。商品名の通り見た目はトラディショナルな「ザ・水筒」といった感じ。

 グロウラーよりも細長く口が少し小さいため、氷が入れづらく洗いにくいかもしれません。おしゃれキャンパーと呼ばれる方が持っているスタンレーのボトルといえば、このクラシックタイプが結構多いかもしれませんねー。

ワンハンド真空マグ473ml

STANLEY(スタンレー) ワンハンド 真空ステンレスマグ 473ml 2本セット グリーン/ネイビー[並行輸入品]

 ボタンを押すだけで上蓋が開くため片手で操作できるワンハンド真空マグ。ネイビー・グリーン・レッドの3色、2本セットで税込3,198円でした。1本あたり1,600円の真空断熱ボトルと考えると割安感あります。

 500mlペットボトルとそれほど変わらないサイズなので、カバンやバッグに入れて持ち運びする機会が多い通勤時や散歩のときピッタリかもしれません。

ウォーターボトル750ml

STANLEY スタンレー ウォーターボトル 750ml ブラック&グリーン 2個セット

 最後に市販のスポーツ用ボトルに近い大きさと形状をしているウォーターボトル。ブラック・グリーン・シルバーの3色、2本セットで税込4,380円でした。

 他とは違い保冷専用ですが、蓋を外すと氷が入れやすい大きさに開くため使い勝手は良さそうです。子供達に毎日持たせる水筒にしたらどんな雰囲気になるんだろう…と想像してみたけど、すぐボコボコになって返ってきそうw

 以上、コストコで売っていたスタンレー4製品を調査してみました。いずれもネットで買うよりも安く手に入りそうです。自分の中で本当にシャレオツなアイテムなのかイマイチ確信を持てないのですが、まあ皆が言うんだからオシャレなんでしょうきっと(←遠い目)。

アウトドアフェア2017春

豊砂公園で開催されたアウトドアフェアの地図

 コストコでの買い物を済ませ「2017 Outdoor Fair ~春のテント・タープ大展示会~」が開催されている豊砂公園に移動してきました。

 国内最大級の屋外展示イベントということもあり大きな広場に多数のテントやタープが張られています。とにかく暑くて夏みたい!

 コールマンやスノーピーク、ロゴスなどスポオソ店頭で取り扱いの多いブランド以外にもOGAWAやノルディスク、チャムスなどが出展していました。

チャムス

チャムスのヘキサタープとコヤテント

 コストコから歩いてきて最初に目についたのがチャムスの2ルームテント。鮮やかなミントブルーとオレンジの彩色はチャムスらしい遊び心のあるデザインですね!コヤの入口側には同系色の大型スクエアタープが連結されていました。

 その隣にはブービーバードがプリントされたヘキサタープが立っています。そういえば2016年5月にカンパーニャ嬬恋で開催された「CHUMS CAMP」って今年は開催なしなのかな…都合が合えば行きたかったけど残念。

ユニフレーム

ユニフレームのテントとタープも密かに展示中

 いつも斜め上を行く幕体を開発してくれるユニフレーム。この日の展示はREVOタープにREVOメッシュウォール、REVOルーム4プラスの3点。REVOフラップやREVOラックは無しでした。

関連記事
ユニフレーム「REVOラック」をヘキサタープに設置してみた
ユニフレームの2015年新商品「REVOラック」を購入。スノーピークのヘキサタープに設営してみると、色合い・サイズともにピッタリでした!

 ナチュラムとの共同開発でREVOタープのポリコットンバージョンが最近発売されたはずですが、実物の展示はされておらず。非対称のTC幕って国内では結構珍しいんですよね。

 ユニフレームの幕体からは「王道には絶対近づかない。そんなものはコールマンやスノーピークが作っておけ。」という強い意志を感じるので、ある意味楽しんで見れますw

スノーピーク

アウトドアフェア2017春のスノーピークブース

 スノーピークユーザーの自分としては目新しいことがないものの、これだけのテントやタープが一堂に会した光景を見たのは初めてかも(スノーピーク本社キャンプ場を除く)。

 パッと見た感じ新作のプロエアーラインは見当たりませんでしたが、ソルproやドックドームアイボリーなど店内で展示されていることの少ない幕体も多数ありました(^^)

https://www.facebook.com/SnowPeakMakuhari/posts/1557001331008522

 どんな幕体が展示されていたかはSnow Peak Storeスポーツオーソリティ幕張新都心店のFacebookに詳しく載っています(実際にはランドロックやカヤードも張ってあったような気がする)。

関連記事
初開催の黒い雪峰イベント「Snow Peak Way Premium」に参加してみた
スノーピーク最上位イベント「Snow Peak Way Premium」が初めて開催されました!ふもとっぱらキャンプ場は雨の降りしきる悪天候。キャンドル作りや絵本読み聞かせ、スノーピークモバイルなどのブースがあり宿泊チケットで日帰り参加してきました。

 ちなみに前週末に行ったふもとっぱらキャンプ場のステージ横に張ってあった「ランドブリーズアイボリー」は場内に見当たらず…試作品だったようです。

 キャンパルジャパン(OGAWA)のテントやタープは城南島海浜公園で散々見尽くしていたため今回は素通り。他にもアルパインデザインやロゴスの出展もありました。

関連記事
空港間近の城南島海浜公園キャンプ場でOutdoor Gear Touch & Try!
城南島海浜公園で開催されていたアウトドア系イベント「Outdoor Gear Touch & Try」に初参加。国内外のブランドが製品を展示する会場内はそれほど混雑しておらず、1つのキャンプ用品をじっくり試して質問することができる貴重な機会となりました。

気になるコールマンをチェック!

アウトランダーPHEVのコールマン柄

 会場の正面入口には三菱自動車のプラグインハイブリッドSUV「アウトランダーPHEV」が展示されており、大容量のバッテリーから100VのAC電源を取り出すデモも!

 同時に展示されていたデリカD5と共にいずれもコールマンのグリーンカラー仕様でした。このカラーリングとデザイン、結構好きかも(^^)

 アウトランダーPHEVは我が愛車フォレスターと同じく積載量がイマイチですが、近い将来PHEVのミニバンが市販されたらキャンパーにかなり人気出そうですね。

ウェザーマスターのドーム型テントや2ルームテント

 アウトドアフェアに来た最大の目的がコールマン。特にウェザーマスターのテントに興味がありドーム型やティピー型、2ルームなどをじっくり観察。

 シックな色合いと日本の気候に合う通気システムが良いですね。スノーピークのテントも(価格はさておき)わりかし好きですが、やっぱりウェザーマスターってデザインがカッコイイから見ていて楽しい。

関連記事
ウェザーマスターの2ルームテント「コーチ」が人気急上昇中!?
コールマンの最高峰モデル「ウェザーマスター」の中型2ルームテント、コーチがファミリーキャンパーに大人気!?ライバルとなるスノーピークの2ルームシェルター「トルテュpro」と比較しつつ、身近なところでコーチの人気が出ている理由を考察してみました。

 最近よく感じることですが…新潟のほうにある某メーカーの方は「欲しければ買ってけば」的な印象を受けることが多く、コールマンの方の物腰柔らかな「頑張って伝えようとする説明」に癒されました(^^)

ウェザーマスターワイド2ルームコクーンII

 中型2ルームテント「コーチ」を使うキャンパーが自分のまわりに多いので、もしウェザーマスターを買うならこれという大型2ルームテント「コクーンII」を入念にチェック。

 ランドロックと比べサイドウォールやクリアルーフ(天井窓)があり、シールドルーフ(ルーフフライ)やキャノピーポールも付属して値段も安い…どうみても良い商品ですね。

 ただ立てやすさはランドロックのほうが上かなと感じました。ポールの本数も少ないし、一人で立ち上げるとき幕本体の軽さは結構重要なので。やっぱりテントは色々悩んで選んでいるときが一番楽しいw

まとめ

ノルディスクのアスガルドとアルフェイム

 スポオソ主催のアウトドアフェアは晴天に恵まれ、様々なテントやタープを確かめることができました。とても日差しが強かったので遮光性や幕内の涼しさを比較できたのも良かったです。トルテュproユーザーとしてはノルディスクは暑すぎて論外orz

 というわけでコストコ調査の写真を掲載できず少し残念ですが、また定期的に行ってみたいと思います。写真といえばイオンモールって全館撮影禁止なんですね、これもまた知りませんでした。

店舗内におけるスマートフォン使用に関するガイドラインを一部改訂し、店舗内でのディスプレイ・商品・イベントなどをスマホで撮影したり、撮影した写真をSNSやブログなどに投稿したりできるようになった。ただし、法律・マナー・公序良俗に反する場合、他の客に迷惑のかかるような利用方法、個人利用目的以外での撮影は禁止となる。

出典:ITmedia Mobile

 一方でヨドバシカメラのように他の客に迷惑をかけたりしない限り「店内撮影自由、投稿自由」というお店もあります。本筋から逸れましたが、コストコもかなりの宣伝になるんだしヨドバシと同じルールにしてくれたらいいなと思います。