浅間牧場の未開放エリアを巡るアスパラ青空ツアーに参加してみた

浅間山を眺めながら最高のランチタイム

 自然豊かな北軽井沢を代表する観光スポット「浅間牧場」。クリスマスキャンプ@北軽井沢スウィートグラスの2日目に浅間牧場で開催されたトレッキングツアーに参加しました。

 足跡や爪痕から動物を探り当てたり、生乳をシェイクしてバターを作ったり、雄大な浅間山を眺めながら草原でランチしたり。天候に恵まれ最高の自然体験でした。

 長きにわたり一般人の立ち入りが制限されている浅間牧場の未開放エリアを巡る、浅間牧場スノーパラダイス「アスパラ」の青空ツアー参加レポをお送りします。

SGクリスマスキャンプ2017

  1. イベントキャンプ前半
  2. アスパラ青空ツアー(当記事)
  3. イベントキャンプ後半
  4. ノースランドコテージ

浅間牧場スノーパラダイス

浅間牧場スノーパラダイス「アスパラ」のコース概要

 東京ドーム180個分に相当する広大な敷地を有する浅間牧場(正式名称:浅間家畜育成牧場)。群馬県内の酪農家から牛を預かり人工授精や受精卵移植を実施しているそうです。

 アスパラは北軽井沢スウィートグラスと同じ「有限会社きたもっく」が運営しています。スウィートグラスアドベンチャーやルオムの森が冬季は休業している分、代わりにアスパラがオープンしている感じですね。

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 標高1,300メートルにある浅間牧場の大半を占める未開放エリアを散策することができる貴重な機会ということで、連泊キャンプ中日のクリスマスイブに申し込みました。

アスパラの4コース

浅間牧場スノーパラダイスのツアーは全4種類
  1. 朝焼けツアー
  2. 青空ツアー
  3. 夕焼けツアー
  4. 星空ツアー

 アスパラには出発時間帯により4つのコースが設定されており、いずれも小学生以上が対象となっています。今回は10時半集合&14時解散予定の青空ツアーにしました。

 朝焼けと星空はキャンプ場から送迎があり、青空と夕焼けはワンコ同伴でのプライベートツアーも可能。ウェアなど現地で借りることができるため初心者も安心かと思います(^^)

アスパラ青空ツアー

万全の寒さ対策

アスパラ青空ツアーの集合場所にはほとんど雪が見当たらず

 マイナス20℃まで冷え込むことがある北軽井沢。未解放エリアにどの程度積雪があって体感温度はいかほどなのか全くわからず油断はできません。

 スキー場のゲレンデと同程度を想定しスキーウェア上下にスノーブーツ、中にフリースを着込み、予備として薄手のダウンをリュックに詰め込んで集合場所に到着。

 周囲を見渡すとキャンプ場と同じく雪がほとんど見当たらず…牧場内にもほとんど雪がないらしく、スノーシューは履かずにトレッキング感覚で出かけることになりました。

参加者4名+ガイド2名

アスパラ青空ツアーはランチ付き

 受付を済ませスタッフの方に伺うと参加者は我が家4人だけでした。ガイドの方が2人付いてくださり、伝染病予防のため靴底を消毒したあと青空ツアーの出発地点にクルマで移動。

家族4人でリュック1つしか持っていなかったため、食料などの荷物はほとんどガイドの方に持っていただきました…ホント申し訳ない。

 一般開放エリアで浅間山を眺めながら準備運動しトレッキングに出発。北海道でよく見かける牧草ロールの横を通り、普段であれば入ることができない未開放エリアにいざ突撃!

足跡や爪痕を発見!

アスパラ青空ツアーでお勉強タイム

 牧場内を散策していると所々に雪が残っており、動物の足跡らしきもの見つかりました。大きさからしてクマではなさそうだけど…

 足跡の特徴からイノシシやシカを見分ける方法は副蹄と呼ばれる小さな跡があればイノシシ、なければシカとのこと。また道路脇の木には動物が削ったであろう爪痕もありました。

 道中は急勾配もなく談笑しながら楽しく前進。途中でガイドの方が持っていた写真集を使って自然や動物についてのお勉強タイム。小学生向けの教育としては最高の教材です!

楽しいクイズ&バター作り

無機質なオブジェ

浅間山の噴火に備えて設置されているシェルター

 場内散策の中盤、周囲に何もない場所に突然コンクリートでできた大きなオブジェが置いてありました。ここでガイドの方からクイズ、これは一体なんでしょう?

 子供達には少し難しい問題でしたが、目の前にあるのは標高2568メートルの浅間山。小さい頃に三原山や雲仙普賢岳の噴火をテレビで見て衝撃を受けた自分にはピンと来ました。

 浅間山は1783年に大噴火を起こした噴火警戒レベル2の活火山。万が一噴石が飛んできたときに身を守るものがないため、シェルターのような役目を果たすために置いてあるそうです。

生乳からバター作り

アスパラで子供達がバター作りに挑戦

 出発地点から歩くこと1時間、ベンチの置いてある休憩地点に到着。ガイドの方から生乳の入った瓶を受け取り子供達がひたすら上下にシェイク!

 夏休みの北海道キャンプ旅、直近だとカントリーファーマーズ藤田牧場で経験したバター作りでした。親子で交代しつつ10分ほどで手作りバターの完成(^^)

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 バターの入った瓶を持ち運ぶための手編みの収納ケースもいただきました。こういうワークショップ、特に食べ物系は下の子が大好きなので家族みんなで楽しめました。

行動食のプレゼント

行動食(携行食)のプレゼント

 1時間ほど歩いてシェイクしたら良い運動になったけど、少し小腹が減ってきたな…と思っていたらガイドの方から行動食のプレゼントが!袋の中にはちょっとしたおやつが入っていました(^^)

 我が家は筑波山レベルしか山登り経験がないため登山に関してはほとんど無知。気軽に口に含める携行食(チョコレートや飴玉)はトレッキングに欠かせないそうです。

 そう考えるとよくしゃべって必要以上にカロリーを消費しがちな関西のおばちゃんがいつも飴ちゃん忍ばせているのは意外と理にかなってるのかもw

贅沢なランチタイム

アスパラ青空ツアーのランチタイム

 アスパラ4コースの中で唯一食事が付いているのが青空ツアー。見渡す限りの草原にクローズドセルシートとレジャーシートを広げ、楽しみにしていたランチタイム。

 メニューは温かいシチューと美味しいパン。キャンパーとしてはシチューが入っていたスープジャーが気に入りました。先ほど作った手作りバターをパンにたっぷり塗り、みんなでいただきます!

浅間山を眺めながら本の読み聞かせタイム

 浅間山周辺に伝わる鬼の話を読み聞かせてもらい、マシュマロの浮いたホットココアを飲みながら優雅な時間を過ごします。食後のデザートはチーズケーキ(^^)

 柔らかな日差しが降り注ぎ、まるでピクニックにでも来ているような気分。大した距離を歩いたわけではないのですが、体を動かした後の食事って本当に美味しく感じますね。

浅間牧場の未開放エリアにある歴史的建造物

 ランチの片づけを済ませ浅間山をバックに写真を撮ったらゴールを目指して再び前進。コースの終盤、何の変哲もない倉庫に見える古びた建物が見えてきました。

 ガイドの方いわく、歴史的建造物の一種らしい。60年ほど前に当地で開催された有名なバイクレース(浅間火山レース)のとき整備場として使われたそうです。

 ゴール地点で送迎車と合流し約2時間半のアスパラ青空コースが終了。動物と遭遇することはありませんでしたが最後まで天候に恵まれ浅間牧場の未開放エリアを存分に堪能することができました。

アスパラの感想まとめ

バター作りを終え行動食を携え再出発

 スノーシューを履いて広大な雪原を探検するつもりが、想定外の雪不足により草原お散歩ツアーとなってしまったのが残念。ちなみに数日後には一面が雪に覆われたそうです。

 とはいえ小学校低学年を連れて同じ道のりをスノーシューで踏破できたかというと、普段からトレッキングに慣れていないと厳しいかも。装備面では人数分のリュックを持ってこなかったことが一番の失敗でした(^^;)

 アスパラのスタッフの方々とお話していると、みなさん純粋に「北軽井沢が好き」と伝わってきてほっこりしました。また機会があれば参加させていただこうと思います。

浅間牧場スノーパラダイス「アスパラ」