三重県南部のキャンプinn海山で過ごす最後の夜は、川底に潜むテナガエビをライトで探し何匹も捕獲。銚子川の美しさと魚飛渓の楽しさに大満足の川キャンプでした。
古里温泉や道の駅マンボウに立ち寄ったあと西日本屈指の高規格キャンプ場「伊勢志摩エバーグレイズ」にチェックイン。アメリカンな雰囲気にテンション上がる!
専用カヌーでラグーンを巡り、プールに入ってリラックス。サイトが広く屋根付きデッキや温水シンクなど設備も充実。あまりの地面の固さに驚きました(^^;)
この記事の目次
銚子川ブルーとも遂にお別れ
天然の滑り台「魚飛渓」からキャンプinn海山に戻り夕飯作り。羽釜で栗ご飯を炊き、ローストビーフやポテトサラダなどを並べていただきます!
シャワーを浴びたり焚き火でマッタリ過ごしたら前夜のリベンジ。膝下まで川に浸かりながらダイビングライトを片手にテナガエビ探しをスタート。
銚子川の透明度が高いため潜らずとも見つかります。大きな虫取り網だと難しくても、管理棟で売っているエビ取り用の小さな網を使うと簡単に獲れました。
テナガエビの捕獲に成功
45分間で12匹見つけて10cm前後のテナガエビを5匹捕獲。小さなエビは逃がしました。餌を入れた仕掛けを作り、川底にセットして捕まえる遊び方も楽しそうですね。
泥抜きのためバケツに入れて次のキャンプ場まで持ち運ぶのですが、テナガエビは冷たい水がお好みらしく水温が上がると死んでしまうそうです…
最高に楽しかった川キャンプも明日が最終日。銚子川に浸かって冷えた体を焚き火で温め、ある程度荷物を整理したら22時前にはおやすみなさいzzz
8時55分に撤収完了
三重キャンプ旅5日目は朝5時半におはようございます!5日連続の快晴です。アイスコーヒーを飲みながら糸を垂らしてハゼを釣ったり朝からのんびり。
全員起きたら朝食を済ませ片付けを開始。7時半にはリビングシェルを畳み、最後にウッドポールと焚き火タープをルーフボックスに押し込み、8時55分に撤収完了(^^)
管理棟でチェックアウトを済ませ、キャンプ場レポ用に場内を撮影しつつ30分ほど川遊びをしたら出発。またいつか夏休みに行きたくなるキャンプ場でした。
きいながしま 古里温泉
普段の週末キャンプだと食材が減る分だけ帰りのほうが荷物が少ないのですが、今回のキャンプ旅は水遊び道具が多くなかなか荷物が減ってくれず常に満載状態…
孫太郎オートキャンプ場方面に向かうこと約30分、紀北町北部の「きいながしま 古里温泉」の開店と同時に入浴。肌がすべすべになる良質な温泉でした(^^)
道の駅 紀伊長島マンボウ
紀伊長島ICから北上する前に「道の駅 紀伊長島マンボウ」に立ち寄り、熊野地方の郷土料理「めはり寿司」を買いました。白米を高菜でくるんだおにぎりですね。
魚飛渓で遊んでいる間に買い出しに行ってもらった「道の駅 海山」より品揃えが充実。アワビは高くて買えないのでトコブシなどの新鮮な海産物を調達(^^)
西日本屈指の高規格サイト
紀勢道から伊勢道を経由し再び伊勢志摩に戻ってきました。12時40分に三重キャンプ旅3ヶ所目のキャンプ場「伊勢志摩エバーグレイズ」に到着。
キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原(C&C)や北軽井沢スウィートグラス(SG)に行くことが多い我が家としては、とても楽しみにしていた高規格キャンプ場です。
場内はアメリカンな雰囲気
エバーグレイズのチェックインは13時から。夏休み期間中はアーリー不可ですが、少し早めに入場させてもらうことができました。場内はまさにアメリカン!
チェックイン時に翌日昼のバーガー作りと翌日夜の食材を申し込みました。C&Cはバーガー作りすら3ヶ月前に争奪戦ですが、前日予約で済むエバーグレイズは良いですね(^^)
プールに入る場合は1名500円、見学する場合は1名200円。受付時に紙にハンコを押してもらい、後から入りたくなったときは差額精算で対応してもらえました。
初エバーグレイズでやること
はじめてエバーグレイズに訪れたら真っ先にポイントクラブの加入。入会金500円のみで年会費はかからず、一般予約より1ヶ月早く優先予約できるシステムです。
【入会方法】
伊勢志摩エバーグレイズをご利用(宿泊・デイキャンプ)の際に、フロントにてお申し込みください。
※電話・メール・オンライン、立ち寄りだけでの受付はいたしかねます。
※過去にご利用いただいた方でも、滞在中にご入会をされていない場合は、 次回ご利用時から受付いたします。出典:伊勢志摩エバーグレイズ
ネットや電話では申し込めず、滞在期間中にフロントで加入するのみ。近場の方ならまだしも、遠くから来ている自分のようなキャンパーは申し込み忘れると致命的(^^;)
テントクリーク カヌー付き
今回予約しておいたサイトは「テントクリーク カヌー付き」。場内に広がるラグーンに面した屋根付きのリゾートデッキ・温水シンク・AC電源付きのテントサイトです。
ざっくりいうとSGのイーグルサイトに専用カヌーが付いて一回り広くなった印象。定員5名で区画は約200㎡あります。THE高規格キャンプ場のTHE高規格サイト。
設備面ではC&Cの超高規格テントサイト「オートキャンプサイト語らい」に少し劣りますが、景色の良さやプライベート感を加味すると意外と良い勝負かもしれません。
専用カヌーで迷路に出撃
キャンプinn海山と比べ蒸し暑いにもかかわらず、子供達は設営やプールよりもまずはカナディアンカヌーに乗りたいらしい。テナガエビだけ日陰に移動したら即出艇。
ライフジャケットが完備されており、日の出から日没まで好きなときにカヌーし放題。わざわざ真昼間に汗だくになって漕がなくても、涼しい朝夕に行けば良い気がするけど…
目の前のラグーンには「カヌーエクスプローラー」なる迷路が設置されていました。冒険の旅の途中で行き止まりに迷い込み、帰ってくるまで40分ほどかかりましたw
南国のリゾートホテル感覚
カヌーで汗だくなうえ日向にいると体調を崩しそうなほど暑い!テントやタープを設営する気が全く起きず、水着に着替えてプールに退散。リゾートホテルのような光景(^^)
エバーグレイズはテントサイトが少なく、全体の7割ほどがキャビンやグランピングサイト。特にこの日のテントガーデナやディアドギーには誰もいませんでした。
凄すぎるグランピングサイト
photo by 伊勢志摩エバーグレイズ
三重キャンプ旅から帰宅した翌日のアメトーークで「キャンプたのしい芸人」が放送されており、そのときグランピングの例として紹介されていたのがエバーグレイズ。
迷路中にチラッと見えたグランピングカリブはプライベートラグーンもあって相当やばいですね…エバーグレイズの印象的な写真もカリブで撮られたものかと思います。
コネクトタープの出番がない!
水遊びが一段落したら買い出しに行ってもらっている間に設営。リビングシェルと連結するつもりだったコネクトタープは今回もまた区画が広すぎて出番なし(^^;)
焚き火タープの大きさがデッキの屋根とほぼ同じため、連結して張ることで大きな屋根を目指します。ウッドポールでは高さが足りず今回はレッドポールの出番。
ポールはメイン275cm、サブ185cmにしています。それにしてもエバーグレイズは地面が固い!あまりに固すぎて鍛造ペグですら半分くらいしか刺さっていかないほどorz
ちょこっとバンドの新たな活用法
アウトドア初心者にもおすすめしやすい高規格キャンプ場でここまで地面が固いのは珍しいかも。地面が固くて苦戦しがちなキャンピカ富士ぐりんぱ以上に固いです。
リゾートデッキにはハンモックを引っかけるためのチェーンが付いており、片側を登山用のカラビナで接続したあと、もう片側をちょこっとバンドで固定しました。
大型レクタタープを張っても区画には十分な余裕あり。少し離れた場所にリビングシェルを張り、地面にファイヤーハンガーを突き刺したらケトルを吊るし設営完了!続きます。