GW10連休の前半は、標高1,300mのバラギ高原にある「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」に行ってきました。アウトドア教室のラインナップが凄すぎる!
整備の行き届いた高規格キャンプ場とは異なり、豊かな自然を活かしたワイルドな場内。泥沼にスタックして牽引されるクルマが多数出るほどタフな環境でした(^^;)
バラギ湖に手漕ぎボートを浮かべ、親子で楽しくルアー釣り。捌いたニジマスを油で揚げ、タルタルソースで味付けした「ニジマスバーガー」を作ってみました。
この記事の目次
GW前半は天候がイマイチ
2019年のゴールデンウィークは史上最長の10連休。遠くのキャンプ場に出かける方が多いと予想し、GW2日目に出発する近場の3泊4日で計画してみました。
目指すは群馬県嬬恋村にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場(以下、無印嬬恋)。体験型キャンプインフェス「ソトデナニスル?2017」以来の滞在です。
小3になったら無印キャンプ!
2015年に無印良品津南キャンプ場に行ったときから「数年後に改めて行きたい」と考えていました。当時年中だった娘が今や小3とは…月日が経つのは早いなぁとしみじみ。
小学1年生から参加できるアクティビティも数多くありますが、特に小学3年生以上になると選択肢が一気に広がります。もし無印良品キャンプ場に子連れで行くなら小学3年生以上が特におすすめ。
無印良品キャンプ場は予約時にサイト番号を指定するシステムを採用しているため、あらかじめ下見しておくか、ブログやSNSで雰囲気を調べておくと良いかと思います(^^)
軽井沢焙煎所&ツルヤ軽井沢店
渋滞を避けるため3時に起きて4時55分に出発。過去の傾向からやや早めに出たにもかかわらず、事故渋滞に巻き込まれ結局3時間半ほどで「TSURUYA軽井沢店」に到着。
開店まで30分ほど待ち時間があったため、以前から気になっていたコーヒーショップ「軽井沢焙煎所」に行ってみました。曳舟(東向島)にも店舗があるらしく親近感w
好みを伝えて豆を選んでいただき、ツルヤで4日分の食材や飲み物を調達。キャンプ場の売店と料理教室が充実していると買い出しが少なくて済むのが良いですね。
熊野皇大神社&白糸の滝
軽井沢市街地から無印嬬恋まで約50分かかることを踏まえ、軽く観光してから向かうことに。かつて中山道が通っていた旧碓氷峠にある一風変わった神社に行ってみました。
神社の中央が長野県と群馬県の県境になっており、長野県側が熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社と呼ばれているそう。たまにはこういった場所を巡るのも楽しいものですね(^^)
軽井沢の観光名所「白糸の滝」でマイナスイオンをたっぷり浴びたら、ライジングフィールド軽井沢に向かうお友達家族とお別れ。山道を走り12時50分にバラギ高原に到着。
充実のアウトドア教室
2017年10月以来、約1年半ぶりのキャベツ村。既に多くの方が受付待ちされており、すぐ隣にある穴場キャンプ場「バラギ高原キャンプ場」も相当賑わっていました。
センターハウスに掲示されていた「MUJI Outdoor School」を見ると、GWらしくラインナップが豊富。津南や南乗鞍のスタッフさんがたくさん応援に来ていました。
眺望に優れたGエリア
早速13時半から「ダッチオーブンでとろとろプリン作り」があり、第1種目として母娘コンビに参加してもらうことに。事前に予約しておかなくても当日参加できるのは良いですね。
女性陣がデザート作りをしている間にクルマを移動させてテント設営をスタート。今回予約しておいたのはGエリアにあるG19サイト、すぐ隣がサニタリー棟でした。
1家族用の区画サイトではありますが、クルマ2台とテント2張りでも余裕があるほど広い。自由に遊べる草原に隣接しており、バラギ湖も一望でき、なかなかの景色です。
かつての定番スタイルを再現
天気予報では2日目午後から徐々に下り坂。先日のTHE FARMで久しぶりに張ったトルテュProの前面にエルフィールドヘキサProを連結する「廃盤品コンビ」にしてみました。
フロント側を草原に向けると開放感があって気持ち良く、最悪こもって過ごすのを想定したとき2ルームテントは何かと便利ですね。3泊なので張り綱もしっかりペグダウン。
やや傾斜地にあり、雨が降るとインナーテントが水没しそうなので、グランドシート代わりにユタカメイクのシートを導入してみました。お値段450円って安すぎ(^^)
とろとろプリン大爆発の巻
テントやタープの設営を終え、テーブルやシェルフコンテナを運び込んでいると…しょげた女性陣が帰還。どうやら下火が強すぎて爆発した大失敗作ができあがった模様。
火力調整は全てスタッフの方がされていたらしく、料理家の先生の「火力が弱すぎる!」という厳しいご指導で、必死に火力を増した結果がこれとのこと。蓋も溶けて変形(^^;)
なかなかの珍品ができあがったわけですが、まあこれも良い経験かなと。若干甘くて若干焦げてる茶碗蒸しだと思って食べれば、そこそこ美味しくいただけましたw
小学生のローストチキン作り
一通りの設営を終えたらアウトドア教室の第2種目、小3女子が1人で参加する「ダッチオーブンでローストチキン&リゾット作り」。親は基本的に送迎のみで見学や同伴は不可。
スタッフの方に聞いた話では、前日はとても寒くて雪が降ったそうです。アウトドア教室も気温が上がらず苦労したとのこと。強風が吹き荒れて倒壊したテントもあったとか…
過去天気を調べてみると確かに風速7メートルを超えており、風の影響をもろに受ける草原サイトはペグが抜けたりフレームが折れたり壮絶だっただろうと思います(^^;)
ローストチキンと鶏がらスープ
子供の作ったローストチキン、なかなかうまー。初体験の丸鶏にヒーヒー言っていたようですが、楽しく参加できて何より。今回の火力調節は適切に行われたようですw
2時間ほど焚き火を囲んで過ごしたら早めにおやすみなさい。サニタリー棟が近くて便利ですが、大人も子供もサイトの横切りが頻発。こればっかりは仕方ないorz
GWキャンプ2日目の朝ご飯は、ローストチキンの残った身と骨を大鍋で煮込んで鶏がらスープに。溶き卵と白米を投入してチキン雑炊にするとメチャうまでした(^^)
バラギ湖でニジマス釣り
改めて最新の天気予報を確認すると午前中は晴れときどき曇り。その後は撤収日まで雨続きで晴れる見込みなし。竿やクーラーボックスを持ったらトラウト釣りに出発!
ボートハウスではアウトドア教室の人気クラス「ルアーフィッシング(基礎)」が開催されていました。親子で参加されている方が多く、釣り初心者にピッタリかと思います。
手漕ぎボートを借りてルアー釣り
前回来たときは桟橋からルアーを投げるだけでしたが、今回は手漕ぎボートを借りてみました。半日券で8時半スタートだと13時半まで遊べるのが嬉しいポイント。
子供達とのんびり釣りに興じるキャンプって父親としては大満足。バラギ湖は根掛かりが少ないため、ボトムを這わせてもルアーを紛失しにくいのが良い点ですね。
管理釣り場とは異なる楽しさ
ルアーの選び方については、晴れている日はこんな色、曇っている日はこんな色、などの定番があるらしく、上の子がやや暗めのカーキ色のスプーンで数投目に早速ヒット!
管理釣り場(いわゆる釣り堀)と比べ、湖で釣るのはやや難しいそうですが、バカスカ釣れるのも味気ないので、自然豊かな環境でまったり楽しめるのは最高です。
途中で母娘が第3種目の「ぐるぐるウインナー作り」に行ったため、父子2人でボートに乗って釣りをする幸せなひととき。もうGWキャンプ終了で良いわーと思えるレベルw
ニジマスを3枚に下ろして揚げる
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場のフィッシングエリアは、スポーツフィッシングを目的とし、キャッチアンドリリースが基本ですが、トラウトのキープも可能です。スポーツフィッシングの良き相手として育てられ、美しさもさることながら、野生味ある魚たちとのファイトをぜひお楽しみください。
ルアーで釣り上げたニジマスはその場でリリースされる方が多いかと思いますが、せっかくなので食べてみようかなと。炊事場で締めて3枚に下ろし、切り身を4等分。
エンゼルフォレスト那須白河では塩焼き、北軽井沢スウィートグラスではムニエルにしたので、少し趣向を変えてフィレオフィッシュならぬ「ニジマスバーガー」に初挑戦。
ジャンクフード風のキャンプ飯
臭みはカレー粉をまぶしてダッチオーブンで揚げ、タルタルソースでごまかせば何とかなるだろう作戦。チーズやレタス、タマネギと共にバンズで挟んで完成!
フライドポテトやオニオンリングを揚げ、作り立てのぐるぐるウインナーを並べて出来上がり。ジャンクフード風のキャンプ飯、意外と悪くなかったかも。後編に続きます。