無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場(以下、無印嬬恋)で過ごす4日間。釣りを終えた2日目午後から徐々に天候が悪化し、草原や湖で外遊びできず残念(^^;)
テンションの上がらない雨キャンプを楽しく過ごすには体験教室に参加するのもありだろうと考え、食育を兼ねアウトドア料理系のコースに子供達を預けてみました。
この記事の目次
雨キャンプは料理三昧
前編の続き。ややイマイチな食感とお察しください的な味のニジマスバーガーを食べ終えたら、雨キャンプを少しでも楽しむべく以後は体験教室主体で行動することに。
MUJI Outdoor School
初日にとろとろプリンとローストチキン、2日目午前にぐるぐるウインナーを体験済み。小学3年生になった下の子には3日間で7種目+番外編の全てに参加してもらいました(^^)
- 第1種目:ダッチオーブンでとろとろプリン作り
- 第2種目:ダッチオーブンでローストチキン&リゾット作り
- 第3種目:ぐるぐるウインナー作り
- 第4種目:ダッチオーブンでローストポーク&パセリごはん作り
- 第5種目:石窯でピザ作り
- 第6種目:よもぎもち作り(家族体験)
- 第7種目:ダッチオーブンで煮込みハンバーグ&ライス作り
- 番外編:釣って捌いてニジマスバーガー作り
LINE×SnowPeakコラボアイテム
第4種目の夕飯作りまで時間があるため、タープの下で各々が作業タイム。シェラカップやチタンマグにLINE FRIENDSのカップマーカーを付けてみました。
グループキャンプで誰のシェラカップかわからなくなることが多々あり、LINEとのコラボモデルとはいえ久しぶりに再販されたので、可愛さもあって衝動買い(^^;)
徒歩でも行ける湖畔の湯で汗を流し、センターハウスの売店で無印良品のお菓子やKEENのサンダル(半額セール)を買ったりしていると、ポツポツと雨が降ってきた…
ローストポーク&パセリごはん作り
第4種目はダッチオーブンでローストポーク&パセリごはん作り。親は手伝えません(送り迎えのみ)ので、先生の的確なご指導のもと、なんとか1人で頑張ってくれました!
「安全・安心・おいしさ」を追及した国産の「やまと豚」。その特徴は3つ。①肉質はキメが細かく柔らかい。②赤身はくせがなく上品な旨味がある。③脂身はあっさりとしていて甘く、風味がよい。胃もたれ知らずでどんどん食べられる一押しの豚肉をご賞味ください。
子供がメインディッシュを作ってくれると、大人はほぼ何も作らなくて済むのでホント助かります。しかも前日のローストチキンより一段と美味しいとはzzz
鮭と納豆で日本の朝ご飯
GW前半キャンプ3日目は「日本の朝ご飯!」に挑戦。鮭の切り身をマルチロースターで焼き、羽釜でご飯を炊き、片手鍋で味噌汁。納豆や卵、海苔などを並べて完成。
気温がなかなか上がらず、ガスバーナーではお湯を沸かすのも一苦労。レギュラーガソリンを燃料とするMUKAストーブは火力が落ちず、かなり役に立った印象です。
GWに石油ストーブを持っていくかは標高によりますが、キャベツの産地として有名な嬬恋村は都内と比べ10℃ほど涼しい場所なので、持ってきておいて正解だった気がします。
簡単には抜け出せない泥沼地獄
前夜から降り続いた雨により、水はけの悪い場内は水たまりや泥沼が多数でき、テント内も大半が浸水。地面に落ちていたオモチャはプカプカ浮いて流されている状態…
周囲のサイトでは泥沼から抜け出せずにスタックするクルマが続出。群馬&岐阜ナンバーを付けた無印良品のプラドがあったのは、牽引して救出するためだったようです。
無印嬬恋は高規格キャンプ場ではないため、AC電源もなければサイトには傾斜や凹凸があり、炊事場の水は冷たく、お湯は出ません。やや中級者向けかもしれませんね(^^;)
手軽にできるピザ作り体験
アウトドア料理教室の第5種目はランチとして期待している石窯でピザ作り。やや生活力に欠ける上の子でもピザくらいは作れるだろうと兄妹で放り込んでみました。
それぞれが30cmサイズのピザを2枚ずつ、生地をこねて伸ばし、好きな具材をトッピングして焼くとのこと。デザートピザもあり、家族4人で4枚をペロリと完食。
ここまで丸2日間で5つの料理教室に参加し、毎回ほぼ同じ先生(著名な料理研究家の方のようです)ということもあり、「あら、また来たのね」的な感じですっかり常連化w
よもぎ餅&煮込みハンバーグ
ピザを食べ終えたらよもぎ餅作りがスタート。小学3年生から参加できるコースが多いアウトドア教室にも、年齢制限なしのコースがいくつかあります。よもぎ餅もその1つ。
その後30分ほど休憩したら最終種目のダッチオーブンで煮込みハンバーグ&ライス作り。これが想像以上にメチャうま!気付いたらほとんど子供達に食べられてたw
よもぎ餅でお腹があまり減っておらず、あえて他に何も料理を作らなかったのですが、大人が一切食事を作らなくても楽しくキャンプできる日が来るとは…感無量。
トルテュproまた新潟送り
最終日は雨こそ止んだものの一向に晴れる気配なし。テントもタープも濡れたままですが、このまま待っても乾燥撤収は到底無理だろうと諦め、9時半に片付け完了。
強い雨風に負けないようピン張りした影響からか、トルテュProのサイドにある出入口のファスナーが噛み合わなくなり、フライシートを新潟に送って修理が必要な状態。
濡れたまま修理依頼できる
念のため他にも修理すべき箇所がないか点検してみると、天井部のリッジポールを通すスリーブの縫製がほつれており、いずれ破けそうなのでまとめて修理依頼することに。
コアなスノーピークユーザーさんには常識かもしれませんが、テントを修理に出す場合は、ある程度濡れたまま送っても放置されることはないため問題ありません。
新潟に到着後、まずは広げて乾かしつつ状態を確認し、その後修理待ちになるため、適当に収納袋に突っ込んで直営店やストアに持ち込むのが一番手軽な方法だと思います(^^)
嬬恋高原 つつじの湯
チェックアウトを済ませ10時ちょうどに「嬬恋高原温泉 つつじの湯」に到着すると、ポツポツと雨が降ってきました。地獄の雨撤収となる前に片付けておいて正解だった(^^;)
温泉に入ってリフレッシュしたら併設のお食事処でお昼ご飯。大盛りを頼んでいないのに量が多すぎてビビり、そして意外にも味はなかなか美味しかったです。
無印嬬恋からの渋滞回避ルート
無印嬬恋から東京方面に帰るルートは主に2つ。完成間近の八ッ場ダムを通る関越道の渋川伊香保ICルートか、軽井沢市街地を抜ける上信越道の碓氷軽井沢ICルート。
いずれも北軽井沢スウィートグラスが推奨するルートですが、無印嬬恋の渋滞回避ルートである上信越道の東部湯の丸ICもしくは小諸ICから帰るルートが面白そう!
通常、東京方面からカンパーニャ嬬恋キャンプ場へは、上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」経由のルートをご案内していますが、ゴールデンウィーク期間中、お出掛けされる方の車で渋滞が予想されます。
カンパーニャ嬬恋キャンプ場へご来場のお客様は、上信越自動車道「小諸IC」または「東部湯の丸IC」経由のルートをご利用されることをおすすめします。
道の駅 雷電くるみの里
標高1,700mの地蔵峠を越え、ブレーキ踏みっぱなしの急勾配を下っていると…途中にやや大きなお店があり、どうやらアトリエ・ド・フロマージュの本店だった模様。
上信越道に乗る前に「道の駅 雷電くるみの里」に立ち寄りました。雷電とは地元出身の名横綱のしこ名とのこと。くるみが名産品らしくGW後半キャンプ用に購入(^^)
WILD-1幕張店でキャンプ道具(ユニ鉄など)を買い、コストコでバランス調整してもらっている間にスノーピークストアにトルテュProを預け、22時に帰宅しました。
まとめ
当時幼稚園児だった子供達と「小学3年生になったら参加しまくろう!」と約束していた体験三昧の無印キャンプを実現でき、泥沼の悪天候でも十分楽しめました。
テンションの上がらない雨キャンプも「MUJI Outdoor School」に参加してアウトドア料理を作れば、こどもは食育、夫婦はまったり過ごせてなかなか良いですね。
近くにクマが出没したり、水はけが悪くて苦戦したりと初心者向けとは言い難いキャンプ場ですが、適度な手付かず感が無印らしくて、意外と好きな方は多いかもしれません。