Patagonia 30-50%OFF SALE

アルカスイス互換の自由雲台SIRUI G-10KX K-10X K-20Xを比較

シルイのアルカスイス互換自由雲台を比較

 キャンプやハイキング、星空撮影などで使用しているアルカスイス互換の自由雲台「SIRUI G-10KX」「SIRUI K-10X」「SIRUI K-20X」を比較してみました。

 他社製品と組み合わせても、雲台・プレートともに互換性に大きな問題は見当たりません。フリクションメモリー機能を備えたK-10Xのバランスが絶妙でとにかく万能

 フルサイズ一眼レフと大きく重い超望遠レンズの組み合わせには、より強固なK-20Xが安心。最も安価なG-10KXはノブが多いため夜間に誤操作しやすく感じます。

アルカスイス互換の自由雲台

シルイのアルカスイス互換雲台の後ろ姿

 撮影機材が増えてくるにつれ、アルカスイス規格の互換品で統一される方は多いかと思います。私もL字ブラケットや雲台、プレートなど互換品を選ぶようにしています。

 以下、手元にあるアルカスイス互換の自由雲台(シルイ製)3製品を比較します。先に結論を述べると、星空撮影のような真っ暗闇で使う方はG-10KXは避けた方が無難です。

シルイ自由雲台のスペック比較

シルイの自由雲台はフリクション調整機能付き

スペック比較G-10KXK-10XK-20X
ボール径29mm33mm38mm
全高95mm96mm101mm
重量0.3kg0.38kg0.43kg
ベース径43mm49mm54mm
搭載荷重18kg20kg25kg
クイックシューTY-50XTY-50TY-60
実売価格AmazonAmazonAmazon

 いずれの自由雲台もアルミニウム素材、縦位置可能、水準器搭載、脱落防止ピンあり、パン操作可能、フリクション調整可能、雲台取付ネジ3/8インチが共通の仕様です。

 自由雲台は一般的にボール径が大きいほど固定力があります。その分だけ重くなったり全高が上がったりするデメリットがあり、撮影機材にあわせた選択が重要かと思います。

SIRUI G-10KX & TY-50X

シルイのアルカスイス互換自由雲台G-10KX

 シルイ自由雲台のベーシックモデル「G-10KX」。アルカスイス互換のクイックシュー「TY-50X」が付属しています。カーボン三脚「T-1205SK」とセットで購入したものです。

 3製品の中で最も安価ですが、フルサイズミラーレス+広角レンズ程度であれば固定力に不安はありません。特に昼間の撮影で頻繁にフリクション調整される方にはおすすめ。

SIRUI G-10KXはノブが多く夜間撮影には不向き

 G-10KXの注意点は同じような触感の金属製のノブが計4つもあること。特にフリクション調整ツマミと水平止めネジ(パン操作ツマミ)が真っ暗闇で誤操作しやすく感じます。

縦位置で撮影するときは、さらにクイックシュー締付ツマミも誤操作しやすく、最悪カメラが外れて落下する可能性も。

SIRUI K-10X & TY-50

SIRUI K-10Xは最も汎用的に使える自由雲台

 シルイ自由雲台のハイエンドモデル「K-10X」。アルカスイス互換のクイックシュー「TY-50」が付属しています。一脚やポータブル赤道儀用に単品購入したものです。

 G-10KXとの大きな違いは、ノブが1つ減って計3つになり、クイックシュー締付ツマミとボール締付ツマミにゴムが巻かれたこと。水平止めネジのみ金属製のままです。

 ノブが減って触感にも差が付いたことで真っ暗闇でも誤操作しにくく感じます。フリクション調整は撮影前に設定しておく形式で、K-20Xよりコンパクトで取り回しやすいです。

SIRUI K-20X & TY-60

SIRUI K-20Xは重量級機材にも耐えられる強度あり

 シルイ自由雲台のハイエンドモデル「K-20X」。アルカスイス互換のクイックシュー「TY-60」が付属しています。カーボン三脚「N-2204SK」とセットで購入したものです。

関連記事
SIRUIカーボン三脚N-2204SKと自由雲台K-20Xを使ってみた
【製品レビュー】SIRUIの中型カーボン4段三脚「N-2204SK」とハイエンド自由雲台「K-20X」は半自動の開脚操作や脚を取り外しての一脚化など便利な機能が盛りだくさん。星空撮影時も振動ブレが少なく、コスパに優れた名品だと感じました。

 カタログスペックの搭載荷重が25kgもあり、相当重い機材でも載せられます。ただ、重い機材を載せようとすると、雲台より先に三脚が荷重に耐えられないと思われます。

自由雲台の互換性をチェック

L字ブラケットに自由雲台を取り付けてみた

 アルカスイス互換の各種プレートやL字ブラケットで互換性をチェックしてみました。下記のプレートは全て、3種類の自由雲台に問題なくセットできました。

  • Peak Design スタンダードプレート PL-S-3
  • Peak Design デュアルプレート PL-D-2
  • SIRUI G-10KX 付属プレート TY-50X
  • SIRUI K-10X 付属プレート TY-50
  • SIRUI K-20X 付属プレート TY-60
  • SmallRig L字ブラケット 2947
  • Leofoto BV-10 付属プレート

 廉価品の中にはアルカスイス互換と謳われていても互換性がイマイチな製品もありますが、さすがはシルイといったところです。L字ブラケットとの相性は特に良いと感じます。

関連記事
アルカスイス互換「SmallRig L字ブラケット」にピンチを救われた
【機材レビュー】SmallRig NIKON Z用 L字ブラケット 2947は底面と側面がアルカスイス互換クランプに対応しており、縦構図と横構図を素早く切り替えることができる優れもの。三脚からカメラが外れて落下した際にたくさん傷は入りましたが、リグを付けておいたおかげで致命的なダメージを受けずに済みました。

アルカスイス互換プレートを比較

アルカスイス互換はプレートと雲台を自由に選べる

スペック比較TY-50XTY-50TY-60
サイズ54×50×10.8mm50×39×10.8mm60×49×10.8mm
重量34g31.4g39.4g
特徴ストラップ穴あり回転防止爪あり回転防止爪あり
実売価格AmazonAmazonAmazon

 各自由雲台に付属していたアルカスイス互換プレートを比較してみました。いずれのプレートもゴムの滑り止めが付いており、コインやドライバー不要で取り付けできます。

 各プレートは単品でも販売されていますが、もし単品購入するのであればPeak Designのスタンダードプレートがキャプチャーにも使えて無難な選択と感じます。

関連記事
キャプチャーV3が大活躍!那須岳に登って運動不足解消大作戦
那須高原でキャンプする前に標高1,915mの那須岳(茶臼岳)に登ってみました。ロープウェーを使えば9合目からスタートでき、本格的な登山装備は必要なし。下りの砂利坂で滑って転んだ際、リュックに取り付けていたピークデザインのキャプチャーのおかげでカメラやレンズを守ることができました。

ストラップ穴や回転防止爪あり

シルイのプレートにはストラップ穴や回転防止爪あり

 正方形に近いTY-50Xにはストラップ穴があり、Peak Designのアンカーリンクスを取り付けることができます。3本の穴は中央以外、軽量化のための肉抜きのようです。

関連記事
ピークデザイン沼にどっぷり!キャンプに持っていく撮影グッズ
キャンプに持っていくカメラグッズ(前編)。カメラやレンズはニコンZマウント、三脚や雲台はマンフロット、ストラップやプレートはピークデザインを愛用しています。ピークデザインのエコシステムにどっぷりハマっています。

 TY-50/TY-60にはプレートの回転を防ぐ爪があります。固定撮影のときは爪をたたみ、斜めを向いたまま回転する赤道儀のときは爪を出して脱落を防ぐようにしています。

 いずれのプレートも、マンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」に取り付けたNeewerの互換クランプに問題なく取り付けできました。アルカスイス互換ってホント素晴らしい(^^)

関連記事
ミニ三脚PIXI EVOにアルカスイス互換クランプを付けたら超便利
【機材レビュー】マンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」は耐荷重2.5kgで一眼レフやミラーレス一眼にピッタリ。アルカスイス互換のNeewerクイックリリースクランプをつけるとカメラを付け外しやすく縦位置でも安定。クランプを90度回転させることでジンバルや三脚座にも対応できます。

まとめ

 アルカスイス互換プレートが付属したシルイの自由雲台3製品を比較してみました。いずれの雲台も様々なプレートと互換性があり、付属のプレートも互換性に問題なし。

シルイの製品はカタログスペック上、国内メーカーよりも搭載荷重が高めに記載されています。フリクションを活かして扱う場合、搭載荷重の半分程度を目安とするのが安全かと。

 もしアルカスイス互換の自由雲台を1つ選ぶなら、フリクションメモリー機能付きでノブが少なく暗闇でも操作しやすい「SIRUI K-10X」がおすすめ!ご参考になれば幸いです。

SIRUI(シルイ) ハイエンド自由雲台 K-10X

SIRUI(シルイ) ハイエンド自由雲台 K-10X

9,827円(09/27 22:45時点)
Amazonの情報を掲載しています