新月の浩庵キャンプ場で星空ソロ!みのぶ巡りとほったらかし温泉

リビングシェルから眺める富士山と本栖湖

 本栖湖の浩庵キャンプ場で過ごす人生初のソロキャンプ。富士山を眺めながら焚き火したり、カレー麺を食べたり、冬の大三角や北斗七星を観察したり、自由な時間を満喫!

 本栖みちを下り「ゆるキャン△聖地巡礼」を再開。甲斐常葉駅や旧下部小中学校を見学し、セルバや道の駅、コンビニを巡り山梨銘菓「しまりんだんご」の入手に成功(^^)

 甲府盆地を抜け「ほったらかし温泉」で温玉揚げを食べ、あっちの湯で一休み。夜景と富士山が見える人気キャンプ場「ほったらかしキャンプ場」の新サイトを見学しました。

はじめてのソロキャンプ旅

前編:準備~出発
中編:浩庵~ほったらかし(当記事)
後編:パインウッド~高尾

浩庵でソロキャンプ

本栖湖の公衆トイレで昼寝中

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はじめてのソロキャンプ旅(準備~出発編)。2月上旬の平日に急遽休みを取れた普通のサラリーマンが富士山周辺でソロキャンプしてみることに。滞在候補地を絞り込みキャンプ道具を準備しGRAND lodge CAFEに立ち寄り本栖湖のキングオブ聖地へ。

 前編の続き。設営を済ませ公衆トイレのベンチで昼寝タイム(記念撮影)。周囲に誰もいなかったから良かったものの、事情を知らない人が見たらまさに「…なんだあれ」状態w

子供達に自撮り写真を送ると「靴の向きが反対」とか「もう少し足を抱え込むべき」とか原作との違いについて細かなご指摘をいただきました(^^;)

次の目的地は夜景と温泉

富士山と本栖湖をバックに飲み比べ

 ウイスキーの飲み比べをしながら天気予報を確認すると明日は曇り、明後日は雨。雲一つない富士山と本栖湖を好きなだけ撮れるのも今日だけかと思うと寂しくなります…

 富士山YMCAグローバルエコヴィレッジに空きがあることは数日前に確認済みでしたが、改めて明日泊まれるか問い合わせると、急遽貸切予約が入ったらしく宿泊はNG(^^;)

 四尾連湖も前週の降雪の影響でクローズしていたため、パインウッドキャンプ場を予約完了。公式サイトがない穴場キャンプ場なので電話番号を調べるのも一苦労でした。

フジサンとカレーメン

浩庵といえばフジサンとカレーメン

 林間サイトに転がっていた石を集めて炉を作り、5束1,000円で買ってきた針葉樹薪を燃やして焚き火スタート。直火できるキャンプ場は焚火台を使わずに済むから楽チン!

 浩庵での夕飯といえば「富士山を眺めながらのカレー麺」が鉄板ということで、直火で沸かしたお湯を注いでいただきます。平日ソロの何が良いって、何をしても恥ずかしくない(^^)

 キャンプ場で食べるカップラーメンってなんでこんなに美味しいんでしょう。管理棟にあるお風呂が貸し切り状態でラッキーでした。浴槽もあるし浩庵なかなか良いですね。

冬のダイヤモンドに感動

富士山とオリオン座とシリウス

 早めに夕飯とお風呂を済ませたら星空観察。富士山の真上にオリオン座とシリウスが上がっており思わずパシャリ。冬のダイヤモンドや冬の大三角も目視で見えて感動!

冬のダイヤモンドは、6つの1等星、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオン、を結んでできる6角形です。

冬の大三角は、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結んでできる3角形です。

出典:県立ぐんま天文台

 月明かりのほとんどない新月の夜。冬の大三角を貫くようにうっすらと天の川がありました。富士山と星空って何時間でも見ていられる不思議な魅力がありますね(^^)

富士山周辺での星空撮影

富士山周辺は飛行機が飛び交う交通の要衝

 浩庵で星空を撮影してみて感じたのは「富士山周辺は飛行機が飛び交っている」ということ。世界中の飛行機の場所がわかるFlightRadar24で確認すると一目瞭然。

 23時頃から徐々に飛行機が減ってきますが、それまでは常に写り込んでしまう感じなので、仮眠して24時過ぎから撮影を始めたほうが良かったかも?とは思いました。

 河口湖周辺の街明かりが気になる…ふじてんスノーリゾートのナイター営業がある日はさらに光害の影響も受けるようです。それにしてもブログ用に画質を落とすと酷いなw

真夜中のテザー撮影実験会

浩庵キャンプ場から撮影する北斗七星

 パソコンとカメラを繋いで撮影する「テザー撮影」を試してみると、星空ぐるぐる写真のとき使ったインターバル撮影&比較明合成とはまた違った楽しみがありました(^^)

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 飛行機がほとんどいなくなり絶好の撮影機会かと思いきや、徐々に雲が出てきてしまい実験終了。それでも空気の澄んだ冬の新月の日に浩庵に来れて本当に良かったです。

 1時半頃まで画像を編集したりタイムラプスを作ったりして就寝。ちなみに浩庵はダイヤモンド富士が見える北限より北にあるため、場内から見ることはできないようですzzz

初めて迎える1人の朝

曇り空の浩庵キャンプ場

 2日目朝は6時におはようございます!リビシェルでコット寝作戦はアルパカストーブと湯たんぽのコンビで寒さ知らず。曇って富士山は全く見えなくなりました(^^;)

 朝ご飯と洗い物を済ませたら7時頃から撤収開始。浩庵はゴミ持ち帰りのキャンプ場ですが、ソロだと荷物も少ないし負担感はありませんでした。7時50分に撤収完了。

 出入口のチェーンが開くまで待機しチェックアウト。ワイルドなキャンプ場と勝手に思い込んでいましたが、いざ来てみると意外と設備も整っていて過ごしやすかったです。

ゆるキャン△聖地巡礼(続き)

ゆるキャン△聖地巡礼(身延編)

  1. 浩庵キャンプ場
  2. 甲斐常葉駅&旧下部小中学校
  3. セルバみのぶ店
  4. 道の駅みのぶ富士川観光センター
  5. セブンイレブン山梨六郷店
  6. 道の駅富士川

 1月上旬の新年初キャンプで富士山本宮浅間大社から道の駅朝霧高原まで巡っていたため「ゆるキャン△日帰り聖地巡礼プラン」の元ネタ作りを1ヶ月ぶりに再開。

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 中之倉トンネルから「甲州いろは坂」と呼ばれる本栖みちを下り、身延方面に向かいます。途中にある甲斐常葉駅や旧下部小中学校周辺は巡礼者におすすめのスポットです(^^)

ゼブラみのぶ店&酒の川本

野クルのアルバイト先「ゼブラ&酒の川本」

 2泊目の食材や飲み物を調達すべく、富士川を渡った先の国道沿いにある「ゼブラ」こと「セルバみのぶ店」に到着。あおいちゃんがアルバイトしていたスーパーですね。

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 お土産コーナーをくまなく探しても、子供達に要望されていた「しまりんだんご」が見当たらない…店員さんに在庫があるか聞きたいけど、さすがに恥ずかしくて聞けないw

すぐ隣にあきちゃんがバイトしていた酒屋さん(酒の川本)があったのですが、既につぶれておりテナント募集中になっていました(^^;)

しまりんだんごを探す旅

セブンイレブンと道の駅で見つけたしまりんだんご

 道の駅なら見つかるかもと考え「道の駅みのぶ 富士川観光センター」に行っても売っておらず。六郷ICに向け走っていると、ゆるキャン△の幟が立ったセブンイレブンを発見。

 アイスが陳列されているゾーンにしまりんだんご(栗あん味)が売っている!常温品ではなく冷凍品だったのか…どうりでセルバのお土産コーナーを探しても見当たらないわけだ…

 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とはまさにこのこと。さらにパインウッドのある山梨市に向かう途中、「道の駅富士川」でしまりんだんご(みたらし味)をゲット(^^)

ほったらかし温泉&キャンプ場

ほったらかし温泉のあっちの湯

 道の駅富士川から約1時間、笛吹川フルーツ公園の先にある「ほったらかし温泉」に到着。日帰り温泉として有名なので混んでいるイメージでしたが平日はガラガラ!

 以前来たとき2回入った「こっちの湯(元湯)」は営業しておらず「あっちの湯(新湯)」でリラックス。お風呂上がりに名物の温玉揚げを美味しくいただきました(^^)

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新しくなったキャンプ場を見学

ほったらかしキャンプ場のサイトマップ

出典:ほったらかしキャンプ場

 温泉からパインウッドまでクルマで5分程度ですが、時間に余裕のあるソロは急いで設営する必要がないため「ほったらかしキャンプ場」を見学させてもらいました。

センターハウスの前にマイクスのクルマが置いてあったので気になったのですが、ブログに載っていたイベントの打ち合わせでもしていたのかな?

センターハウス(管理棟)が大移動

ほったらかしキャンプ場の新管理棟

 1年半ほどご無沙汰している間に色々と進化していてビックリ。センターハウスが手前に移動し、温泉の駐車場のすぐ奥に。相変わらず水まわりは整っているし人気があるのも納得。

 許可をいただき場内を散策すると、普通の平日かつ翌日が雨予報にもかかわらず10組以上がキャンプ中。さすが温泉と富士山と夜景がキーワードの絶景キャンプ場ですね(^^)

ほったらかしの新サイト

ほったらかしキャンプ場の新サイト

 新管理棟のすぐ上の段は何かを建設中。さらに上の段には2家族で使える「ダイノジサイト」やペット連れに嬉しい柵付きの「ほったらかしサイト」などが増えていました!

 従来のエリアとは富士山や夜景の見え方が異なるものの、東側が開けているため日の出は見やすそう。ただ温泉の駐車場が視界に入るのは少し気になるかも。後編に続きます。

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