晴天に恵まれた2017年のゴールデンウィークは軽井沢&草津温泉に出撃!楽しいイベント盛りだくさんの高規格キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」に3泊してきました。
全国各地で暴風雨が吹き荒れた前年とは真逆の天候となったGW2017。雨も降らず風も弱くキャンプや観光に絶好の行楽日和が続きました。道中大きなトラブルもなく大満足!
年始から計画立てて取り組んできた「ゴールデンウィークど真ん中にスウィートグラスでキャンプする」という目標を達成できたことが何よりも嬉しい4日間でした(^^)
この記事の目次
人気キャンプ場の争奪戦
キャンプアンドキャビンズ那須高原や北軽井沢スウィートグラスのような関東近郊にあるファミリー向け高規格キャンプ場は、休日のサイト確保がとにかく難しい!
特にゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆休みのような連休はキャンプに出かける人が多く、予約開始日になるとネット上で激しい予約争奪戦が繰り広げられています。
ブログ冬眠中の年始に「ゴールデンウィークど真ん中にスウィートグラスでキャンプする」という目標を掲げ、必要なことは何か調査を進めたところ次のことがわかりました。
- スウィートグラスの予約開始日は3ヶ月前同日。5月3日にチェックインするときは2月3日が予約開始日となる(日付が変わる0時ジャストに受付開始)
- 入会金と年会費を払いホワイトバッファロー会員になれば1週間早く予約開始日が到来する(1月27日が先行予約開始日)
- 最上位ランクであるイーグル会員の予約開始日はホワイトバッファロー会員より更に1週間早く到来している
- もしホワイトバッファロー会員になったとしてもポリンポリンのような人気サイトはイーグル会員に押さえられているため事実上諦めるしかない
とにかくホワイトバッファロー会員にならないことには争奪戦のスタートラインにも立てないため1月上旬に申し込みました。その後1月27日0時ジャストにゴールデンウィークど真ん中の予約を完了。
2017年度のホワイトバッファロー会員の定員(1,500名)に達しましたため、2017.04.14(金)17:00をもちまして入会受付を終了しました。
なお、2018年の入会受付は、2018.01.01(月)より開始いたします。
2017年の入会については本格的なキャンプシーズンに入る前の4月中旬に締め切った模様…スウィートグラスのブランド力ってホント凄すぎ!
WB会員の先行予約開始前
ホワイトバッファロー会員の予約開始日直前(2017/1/26 23:00頃)の空き状況をスクリーンキャプチャに残しておきました。先行予約でどの程度GWの予約が埋まるかの目安になるかと思います。
既にハンモック、ガーデンB・X、ポリンポリンB・X、ガーデン広々、林間広々のような人気サイトに空きが一切ありません。涼しい季節ということもあり電源付デビューサイトですらイーグル会員の予約により×印となっています。
一方でコテージやキャビンには多くの空きがあります。スウィートグラスが大好きなイーグル会員はゴールデンウィークになるとテントサイトに集中することが伺えます。
一般予約開始前
一般予約開始直前(2017/2/2 23:00頃)の状況を見ると、見事に戦意を喪失させる満サイトっぷり。1週間前まであんなに空いていたコテージやキャビンは、ホワイトバッファロー会員の先行予約によりほぼ満室となりました。
テントサイトもソロ・林間・草原広々がわずかに残るのみ。事実上、ホワイトバッファロー会員にならないとゴールデンウィークのスウィートグラスにサイトを確保することはできないというのがよくわかります。
来年以降、同じことを考えるであろうファミリーキャンパーのために予約争奪戦の記録を残しました。そこまでして行きたいキャンプ場かと言われると若干疑問が残りますが(^^;)
スウィートグラスの有料会員制度には批判も多々あるかと思いますが、サイト料金の割引やレイトチェックアウト無料などメリットも多く、年間2回も行けばお釣りがくるほど。
改めて「キャンプは情報収集と経験が何よりも大事」だと痛感させられた真冬の1月でした。スウィートグラス以上に予約が難しい大子グリンヴィラにもぜひ同じ制度を設けてほしいですw
大混雑を避け軽井沢に到着
ゴールデンウィーク初日の大渋滞を回避すべく日本道路交通情報センターの渋滞予測を確認すると、関越道下りは朝5時頃から東松山IC付近で最大40キロ、朝7時頃から藤岡JCT付近で最大15キロとのこと。
朝7時に自宅を出発し渋滞のど真ん中を強行突破すれば6時間かけてスウィートグラスにチェックイン開始の13時に着く計算だけど…さすがに無駄な時間が多すぎるため渋滞を避けるため1時半に起床し3時10分に自宅を出発!
外環道・関越道・上信越道ともに渋滞はなく5時半にTSURUYA軽井沢店に到着。開店まで時間があるため、バイパス沿いにある「湯川ふるさと公園」に移動し1時間ほど小休止zzz
ハルニレテラスでモーニング
湯川ふるさと公園の駐車場には渋滞を避けるため早く来たであろうミニバンやキャンピングカーが多数ありました。ネットで調べるとTSURUYA軽井沢店は9時半オープンのようなので先に朝食を食べに行くことに。
6時40分に湯川ふるさと公園を出発し15分ほどで中軽井沢のハルニレテラスに到着。目的はベーカリー&レストランSAWAMURAのモーニングメニューです。
7時前に着いていれば平気だろうとギリギリに行ったら考えが甘すぎました…開店前にも関わらずハルニレテラスの駐車場は満車寸前、お店の前には大勢の人だかりができています。
ウェイティングシートに名前を書き延々と待つこと1時間半。8時半過ぎに入店し遅めの朝食にありつけました。ゴールデンウィークの軽井沢を完全に舐めていたw
モーニングプレートとフレンチトーストを注文し優雅に朝食。レストランの隣にあるベーカリーで購入したパンを持ち込むことができるのがありがたいです。
有名店の朝食は確かに美味しいのですが、普段からアウトドア料理で満足している自分としては軽井沢価格を見て卒倒しそうになりましたが(^^;)
朝食を食べ終えツルヤ軽井沢店に着いたのが9時半。開店時刻にギリギリ間に合ったと思い駐車場に入るとクルマを停める場所が見つからないほど大混雑。あとから知ったのですがゴールデンウィークは1時間前倒して朝8時半から営業していたようですorz
スウィートグラスのチェックイン時刻まで余裕があるため1時間以上かけて2.5日分程度の食材や飲み物を調達。獺祭などの珍しい日本酒が大量に置いてあり、改めてツルヤ軽井沢店の凄さを思い知りました。
北軽井沢スウィートグラスに到着
中軽井沢交差点やハルニレテラス周辺の渋滞を避けるため、軽井沢高原教会の裏手を通る迂回路を経由し11時半に到着!
センターハウスで会計だけ先に済ませ第三駐車場にクルマを移動していると、場内には片付け真っ最中のキャンパー多数でした。
10日前に来たばかりなのでスウィートグラス自体にあまり新鮮味はありませんが、チェックアウト時刻が12時と一般的なキャンプ場より余裕があるのが初心者に優しいと感じます(^^)
一旦場外に出てクルマで5分ほどの場所にある「久保農園直売所」に行きました。軽井沢方面から一般道で来るときセーブオンとセブンイレブンのある交差点を左折するかと思いますが、そのセーブオンのすぐ隣にある八百屋です。
スウィートグラスを含む北軽井沢周辺のキャンプ場に滞在するキャンパーの多くが利用するらしく、この日も大いに賑わっていました。ツルヤのほうが品揃え自体は豊富ですが、久保農園のほうが少し安いかもしれません。
軽く買い物を済ませスウィートグラスに戻り場内の遊具で子供達と遊んでいるとアナウンスがありチェックイン可能となりました。
前回スウィートグラスに滞在したときはハンモックサイトでしたが、今回はこれといった特徴のない電源付サイトXです。3連泊するため1時間半ほどかけて張り綱含めしっかり設営!
キャンプファイヤーや夕飯まで時間があるためマッシュルームランドや多目的広場で遊びまくり。本当に気持ち良い気候です。昨年の今頃はキャンプファームいなかの風@長野で激しい暴風雨に見舞われていたのが懐かしいw
スウィートグラスの公式ブログ「春のお引越し♪コロモックを探せ!」によるとコロモックの配置が最近変わったらしく、子供達とおしぎっぱの森を駆け巡りひたすら8体を探索(汗)
ダッチオーブンで揚げ物
スウィートグラス初日の夜ご飯はジャンクフード!ダッチオーブンを買ってからキャンプで揚げ物を作ったことがなかったため、炭火を熾して180℃くらいまで加熱。
冷凍のポテトフライを入れても油の温度が下がりにくく調理も簡単でした。もしかすると油がジャンジャン跳ねているのかもしれませんが、アウトドアなら汚れも気にならず。
廃油の後始末さえできればダッチオーブン自体の後片付けが簡単に済むのが嬉しいです。揚げ物するとシーズニング(油慣らし)しているのと変わらないため水洗いして乾かすだけw
ジャンクフードの定番メニューであるフライドポテト、オニオンリング、ハンバーガーを作りました。これなら子供達もパクパク食べてくれるはず…でしたが、事件は現場で起きました。
朝早くに出発したため体力の限界を迎えたのか上の子は17時にご就寝、下の子は18時にご就寝。家族で楽しくジャンキーパーティーするはずが、食べようと思った頃には2人とも夢の世界orz
19時前になりキャンプファイヤーが始まるアナウンスが流れ、急いで二人を叩き起こすも下の子は全く起きる気配なく。テントに置いていくわけにもいかないので、自分はキャンプファイヤーには参加せず留守番です。
残念なキャンプファイヤー
お昼のうちにサーモンやチーズを温燻、ししゃもを熱燻にし落ち着かせておいたものをツマミに晩酌。ツルヤで買った獺祭を真空断熱カップに入れマッタリ幸せなひととき(^^)
多目的広場に近いXエリアに滞在していたためキャンプファイヤーの賑わいが手に取るようにわかります。10日前に来たときはジェンガでしたが、この日はマイムマイムが行われたようです。
スウィートグラスの薪販売は独特で、売店でお金を払うと自分で勝手に小屋から持っていくスタイル。針葉樹薪と広葉樹薪が1束600円、広葉樹薪は長さにより本数が異なるため40cmを3束買って一輪車で運びました。
広葉樹薪でも安定して着火できることを期待してロゴスのファイヤーライターを持ってきました。ちょっと割高ですが多少濡れても火が消えず10分以上燃え続けてくれるようです。
実際に試してみると太い広葉樹薪にファイヤーライターだけで直接着火するのは難しく、5本100円で売っている炊き付け用の細薪を先に燃やせば問題ありませんでした。なお細薪を先に燃やすなら着火剤はファイヤーライターである必要なしw
20時を過ぎキャンプファイヤーから戻ってきた上の子と2人でしばらく焚き火をしながら談笑。ファイアグリルには40cmの薪が少し長すぎたので、次回買うときは30cmの広葉樹薪にしようと思います(^^;)
ゴールデンウィークのスウィートグラスは寒くなる可能性もあると見込んでホットカーペットに電気毛布、石油ストーブにインナーシュラフ、予備として湯たんぽにホッカイロを持参し、コットでポカポカおやすみなさいzzz
翌朝は6時少し前に起床。普段の週末よりも小型犬を連れてきているキャンパーが多く、5時半頃からキャンキャン鳴き続ける声ですっかり目覚めました。
毎日一緒に生活している飼い主には鳴き声が気にならないのかもしれませんが、20分近くキャンキャン鳴き続けても放置しっぱなしだとさすがに気になります。大型連休なのでしょうがないのですがorz
シールドルーフの効果
結露の状況を確認すると、トルテュにセットしたシールドルーフの効果は絶大。シングルウォールとなる側面に結露がある一方、天井部の結露はほとんどありませんでした。
リビシェルのシールドルーフよりも取り付けにくく苦手なのですが、面倒くさがらず毎回キチンとセットしたほうが良いのかも。
朝コーヒーで一息ついたらホットサンドを作り、前夜使ったダッチオーブンに油を入れっぱなしにしていたため軽くカスを取り除いたら朝からガッツリ揚げ物。2食連続ジャンクフードw
後片付けを済ませ子供達とバドミントンをしたりオタマジャクシを捕まえたり。7時半頃センターハウスに行くと子供達を中心とした大行列ができていました。場内に4つあるトランポリンを予約するため朝早くから並んでいるようです。
1組30分として1日50組以上遊べるはずですが、GWになると早々に1日分の予約が埋まってしまうとのこと。こういうとき軽量コンパクトなイスがあると便利そうですね!
名湯「草津温泉」でリラックス
高規格キャンプ場であるスウィートグラスには「薪焚の湯」という貸切風呂がありますが、残念ながらいわゆる普通のユニットバス。C&C那須高原や大子グリンヴィラのような露天風呂はありません。
北軽井沢周辺の観光地を調べてみるとクルマで40分程度の場所に全国的にも有名な草津温泉があることがわかり、源泉掛け流しの露天風呂を求め嬬恋経由で温泉地に向かいます。
道の駅「草津運動茶屋公園」までの道中は渋滞せず順調だったものの、草津交差点に近づくにつれ渋滞が激しくなりました。
結局草津温泉の中心地に行くのを断念し、少し離れた草津国際スキー場近くにクルマを停め「西の河原 大露天風呂」に歩いて向かいます。
遊歩道を歩いていると小川が流れており、触ってみるとかなり温かい!西の河原公園には無料で入れる足湯が整備され、至る所でお湯が噴き出しています。
とても大きな大露天風呂は遊歩道から男性用露天風呂が丸見え。説明書きによると長時間のんびり浸かるよりも10分程度でサッと出る感じの入浴方法らしいです。
一帯は草津にある7つの源泉のうち最も新しい「万代鉱」からお湯を引いているらしく、恋の病以外なんでも効くという噂を頼りにアトピー気味な上の子と一緒に入ると…なぜかすごく痒がっている!
pH1.7で含有する成分も多いが、肌の弱い体質の場合は、体に影響をおよぼす恐れがある。
帰宅後にWikipediaで調べてみると万代鉱源泉は強酸性で、ときどき肌に合わないことがあるらしい。ちょっとした湯治のつもりが逆に症状悪化するとはorz
駐車場に向かう途中にある釣り堀でイワナなどを釣り上げ、お昼ご飯として塩焼きや唐揚げにしてもらいました。スウィートグラスアドベンチャーやバルーンファイトなど、後半に続きます!