キャンプのおすすめテント!タフドームとアメニティドームを徹底比較

SnowPeakアメニティドーム


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 コールマンのタフドームとスノーピークのアメニティドームは、ファミリーキャンプ用のテントを初めて購入するとき候補となる定番モデル。

 デザインや機能性に優れ3~4人家族にちょうど良い大きさのドーム型テントを比較し、メリット・デメリットをまとめてみました。

【2017年2月追記】コールマンのタフワイドドームⅣ/300 ヘキサタープセットが販売終了となったため全面的に見直しています。

 本記事ではテントに欠かせないオプション品であるグラウンドシートとインナーマットに加え、日中過ごすときの屋根となるヘキサタープをトータルで検討していきます。

Coleman タフドーム/3025

Coleman タフドーム/3025 グリーン

photo by amazon.co.jp

 タフドーム/3025(以下、タフドーム)はキャンプ初心者でも設営しやすいフレーム構造に加え、広い居住空間と高い防水性能を持つドーム型テント。コールマンの2016年主力モデルとなっています。

 コールマンのテントは各地のキャンプ場でレンタル品として採用されていることも多く、現代のファミリー向けテントの代表格ともいえる優れたモデルです。

 当ブログ一押しの高規格キャンプ場「キャンピカ富士ぐりんぱ」のセットアップテントサイトにもタフドームが設営された状態で多数配置されていました。

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 大型のベンチレーション(通気口)が各所に採用されており、とにかく換気を良くして「夏は涼しく冬は結露しにくい」テントを目指しているのがよくわかります。

 コールマンのテントといえばグリーンをベースにした落ち着いたデザインが多いのですが、タフドームには色違いのモデルとしてワインレッドをベースにしたバーガンディが用意されています。

Coleman タフドーム/3025 バーガンディ

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 また、大人数が集まるグループキャンプにもコールマンのテントは最適。設営に不慣れな初心者がグループキャンプに参加すると親切な先輩キャンパーが作業を手伝ってくれるはずです。

シンプルな設営手順は他製品にも応用が利くため、大規模災害時の備えとしても習得しておくと万が一のとき役立つかも!?

 ドーム型テントとして極めてスタンダードな構造となっているため、中級者以上なら取扱説明書を少し見るだけでサクサクと設営できるほど。

 キャンプ業界の雄でもあるコールマンの製品は将来の拡張性にも優れています。スクリーンタープやシェードを追加で購入したときタフドームと連結できる商品が多いのは嬉しいポイントです。

 コールマンのテントやタープを持っている、もしくは持っていたキャンパーは日本全国にたくさんいます。キャンプ道具を持ち合うグループキャンプで設営や撤収のコツを聞けたりするのはきっと勉強になると思います。

スタートパッケージ

コールマンのタフドーム/3025

 タフドームにはテント泊の必須アイテムとのセットが設定されており、手頃な価格でまとめて購入できるよう配慮されています。

 キャンプ初心者におすすめするのは単品購入ではなくスタートパッケージ。テントの下に敷く「グラウンドシート」とテントの中に敷く「インナーマット」が付属しています。

 グラウンドシートはブルーシートで代用、インナーマットは純正品以外という選択もありですが、テント本体を単品で購入するのとスタートパッケージで購入するのでは実売価格に大きな差がありません!

コールマン スタートパッケージ インナーシート

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 余談ですが…グラウンドシートは薄くコンパクトになるため気にならないもののクッション性のあるインナーマットは折りたたんでもかさばるため、クルマに積むときはインテリアバーがあると便利です。

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タフワイドドームIV/300

 コールマンの主力モデルといえば代々「タフワイドドーム」シリーズ。タフドームとよく似た商品名の通り同系統のドーム型テントであり、現在でもタフワイドドームIV/300(以下、タフワイドドーム)が単品で販売されています。

タフワイドドームバーガンディ

 コールマンの新旧主力モデルであるタフドームとタフワイドドームを比較してみると、以下のような差異があるようです。

  1. フロアサイズが変更となりました。タフワイドドームは正方形(300cm×300cm)でしたが、タフドームは長方形(300cm×250cm)と小型化。
  2. サイズ変更に伴い最適な人数が変わりました。タフワイドドームは4~5人家族向け、タフドームは3~4人家族向け。
  3. テント内の高さが変わりました。タフワイドドームは185cm、タフドームは175cmと小型化。設営のしやすさと居住性に影響大。
  4. タフドームのほうがテント自体のサイズが小さいためメインポールが少し細くなりました。全体的に軽量化・コンパクト化が進んでいます。
  5. 新モデルであるタフドームのほうが安く販売されています。

ドーム型テント内の様子

 コールマンが新旧モデルを併売していることから「3~4人家族はタフドーム、4~5人家族はタフワイドドーム」を推奨しているように感じられます。

 旧モデルだからといって機能面での大きな劣化はないため、基本的にはサイズを中心に考えて良いと思います。4人家族を前提にすると快適性重視ならタフワイドドーム、設営のしやすさ重視ならタフドームがおすすめ。

ロゴスやキャプテンスタッグなどの廉価な汎用品は正方形のほうが種類もたくさんあるため、タフドームにするとオプション品をコールマン以外で探すのが難しくなるかもしれません。

XPヘキサタープ/MDX

XPヘキサタープ/MDXバーガンディ

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 コールマンのヘキサタープ「XPヘキサタープ/MDX」は、メインポールを2本1セットにし「X」にクロスさせたポールが採用されているのが大きな特徴。

 他社のヘキサタープとは異なりクロスポールにすることで単独でも安定して自立するため、タープを立ち上げるときの容易さに優れています。

1本足で立つよりも2本足を肩幅に開いて立ったほうが安定するのは人間も同じで、若干荷物が増えるだけのデメリットしか感じられません。

 クロスポールの2つ目のメリットは、タープの高さを簡単に微調整することができること。2本1組のポールを広げれば高さが下がり、ポールを狭めれば高さがあがります。

 他社のヘキサタープは一度設営してしまうと簡単に高さを調整することができず、夜寝る前にタープを下げて強風に備えておくときなど高さを変える機会がゼロとは限りません。

 クロスポールの3つ目のメリットは、安定して自立するためメインポールからロープを伸ばしてペグ打ちする本数が片側1本ずつで済むこと。設営・撤収時間の短縮にもなります。

XPヘキサタープMDX II

 XPヘキサタープ/MDXは左右対称なデザインにより、ドーム型テントとの接続(連結)がしやすい形状となっています。

 左右非対称なデザインだとテントの間に隙間ができるなど連結作業が手間に感じるため、キャンプビギナーにとってありがたい仕様だと感じます。

 さらにサイドポール(サブポール)も標準で2本付属しており、タープのサイドを高く跳ね上げることで開放的な空間を作ることもできます。

コールマンのインディゴレーベル

 カラーはタフドームと同じグリーンとバーガンディの2色に加え、モンロとのコラボで生まれた「インディゴレーベル」のブルージーンズ柄が用意されています。

 これまでにない斬新なデザインですが、本体・ポール・ロープが全て独自デザインとなっており鮮やかなデザインが興味を引くこと間違いなしかも!

 なおタフドーム/3025にはインディゴレーベルの設定はありませんが、タフワイドドームIV/300にも同系色の設定があります。

コールマン製品の欠点

コールマン@佐野プレミアムアウトレット

 タフドームもタフワイドドームも製品としての大きな欠点はありません。コストパフォーマンスの高さと設営手順の簡単さなどクオリティの高さはさすが定番商品といえます。

 コールマンのドーム型テントを所有する上で最も気になる点といえば、キャンプ場に行くと「激しく人とかぶる」ことが最大のデメリットかと思います。

オンリーワンこそナンバーワンという価値観の人にとってコールマンの製品は一部のビンテージモデル以外、ほぼ全て検討の対象外になるのではないかと。

ILタフワイドドームIV/300

 とはいえ以下の2つの理由により、以前と比べ他人との重複感は薄れてきていると感じます。カラーバリエーションを増やしたことも功を奏している気がします。

  1. 数年前のキャンプ場はグリーンのテント(BCクロスドーム含めコールマン製品)が過半数を占めており両隣が同じテントということも普通にあったが、他社含めた製品の多様化により偏りがなくなってきている。
  2. 高規格キャンプ場を中心にスノーピーク製品が急激に台頭してきているため、相対的にコールマンの市場占有率が落ちてきている。以前は6割以上コールマンだったとして現在は4割程度という印象です。

Snow Peak アメニティドーム

Snow Peak アメニティドーム

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 アメニティドーム(以下、アメド)は高額商品の多いスノーピークの中でも特にコストパフォーマンスに優れたドーム型テント。

 アメドの位置付けとしては入門モデル(エントリーライン)とはいえ、他社のハイスペックなドーム型テントに匹敵するほど十分な性能を有しています。

 数年前まではコールマンのテントほど利用者が多くなかった印象ですが、現在はスノーピーク製品の人気が爆発しておりキャンプ場でも見かけることが多くなりました。

個人的に感じた転換点は2014年秋に「カンブリア宮殿」でスノーピークが特集された前後。ブランドとして箔が付いた印象があります。

キャンプ場でスーパーヒーロータイムをコットの上で

 キャンプ初心者~上級者まで使用している人がおり、アメドはスノーピークのベストセラー商品といっても過言ではないほど代表的なアイテムといえます。

 設営手順はコールマンのドーム型テントに似ているものの、大きな前室を構成する変則5角形を作るためのビルディングテープと前室用フレームが特徴的。

 サイドドアからも出入りすることができる広い前室は、荷物を置くスペースにもなったりタープを張れないような狭い場所でも簡易的な屋根代わりとなるなど使い勝手が非常に良いと感じます。

 意図的に高さを抑えた流線型のデザインに特徴があり、流体力学的に力をうまく逃がしてくれるためか真横からの雨風にとても強くなっています。

 とはいえファミリー向けのオートキャンプ場で対横風性能が必要不可欠かというと、爆弾台風クラスが直撃しないかぎり不要という印象があります。

 アメドにはS・M・Lの3サイズが用意されています。最もベーシックなMサイズは特に費用対効果に優れ、飛びぬけてコンパクトなSサイズはデュオキャンプに最適な大きさです。

純正のオプション品

オプション品も確認

 スノーピーク純正のインナーマットとグラウンドシートがセットになったマットシートセットは、アメドとのセット販売はされておらず別途入手する必要があります。

 幸いにもMサイズやLサイズは正方形となっているため他社製品で代用するのもありかと。コールマンのように2分割されていないフロアマットは想像以上にかさばります。

 前室のフライシートを跳ね上げるためのアップライトポールセットが用意されており、ポール・ロープ・ジュラルミンペグがセットになっているのは良い点です。

アメニティタープ

アメニティタープヘキサLセット

 スノーピークのヘキサタープ「アメニティタープ」は、左右非対称のデザインと長さの異なるメインポールで作る稜線が非常に美しい2016年注目の新商品。

 設営経験を積めば短時間でキレイに張ることができ、遠くから眺めてウットリする人続出。あのカッコイイ曲線は他社のタープには真似出来ない代物と感じています。

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 シンプルな立ち上げ方は1人でも十分設営可能となっており、数回のキャンプ経験を経れば15分程度で完成させることができるはずです。

デザインは秀逸

 基となっているHDタープ”シールド”ヘキサが強い日差しを遮るためにシールド加工されていたのに対し、廉価版であるアメニティタープはシールド加工なし。メインポールもアルミ製より重いスチール製となっています。

 タープには日除けや雨避けという重要な役割がありますが、スノーピークのヘキサタープは左右非対称かつポールの高さが違うため設営に要する面積に対して有効面積が小さく感じます。

 もし実用性を重視する(=有効面積が大きい)ならヘキサタープではなくレクタタープです。レクタLサイズは超巨大なため1家族向けに買うならレクタMサイズがおすすめ。

定番テント&タープを比較

スポーツオーソリティのスノーピークコーナー

 小学生以下の子供2名と両親の計4名を想定しコールマンのタフドームとタフワイドドーム、スノーピークのアメニティドームMとアメニティドームLを比較します。

4人家族であればタフドームやアメドMの広さでも十分ですが、より余裕を持たせたい場合を想定してタフワイドドームとアメドLも加えています。

 いずれのテントも非常に優れた性能を有したファミリー向け製品のため、購入前に比較するにあたり気をつけておきたいポイントに絞って何点か紹介していきます。

テントの大きさ

アメニティドームの後部

 使い勝手に大きな影響を与えるテントの大きさを比較してみると、フロアサイズこそ近しいサイズ展開となっているものの、両社の製品で決定的に違うのが「テントの高さ」です。

(cm) タフドーム タフワイド アメドM アメドL
広さ 300×250 300×300 270×270 300×300
高さ 175 185 150 165
人数 3~4人 4~5人 3~4人 4~5人

 一般的にはテントが低くなると室内が狭くなるため、夏場は暑くなりやすく冬場は寒くなりにくいという特徴があります。

 テントの高さが低いと「着替えるとき立てない」「移動が四つん這い(はいはい)になる」というデメリットがある一方、「悪天候(猛烈な雨風)に強い」「身長が低くてもテントを立てやすい」というメリットも。

ゆめ牧場でアメド

 身長170cmの成人男性を例にすると、タフワイドドームであれば高さが185cmあるためテント内で直立することができますが、アメドLは165cmしかないため直立することができません。

 ファミリーキャンプ初心者だと冬以外の春~秋にキャンプを楽しむため、意図的に高さを低くして寒さを凌ぐ必要性がありません。テント内での居住性を考えてもコールマンのテントが圧倒的に有利といえます。

 コストパフォーマンスに優れたアメドMだと150cmしか高さがなく、成人男性だけでなく成人女性でも立つことが難しそう。テントは寝るだけの場所という割り切りが必要となるかもしれません。

タープの形状

スノーピークのヘキサタープは左右非対称

 スノーピークのアメニティタープは前述のとおり左右非対称な形状が特徴となっており、各種ドーム型テントとの連結を想定していないと考えられます。

 一方でコールマンのXPヘキサタープはドーム型テントと連結することを想定して開発されているため、初心者でも扱いやすい左右対称な形となっています。

 ヘキサタープ単独で設営する場合はアメニティタープのデザインが最高にカッコイイと個人的には思います。ただ狭い区画サイトでテントとタープを連結せず別々に設営することはほぼ不可能。よってコールマンのほうが相対的に有利といえます。

(cm) XPヘキサタープ アメニティタープ
タープの広さ 430×430 475×420
ポールの高さ 230 240 & 280

 もしアメニティタープとアメドを連結する場合はいわゆる「オガワ張り」することになり、別途連結パーツを入手する必要があります。

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 アメドは正面のテント入り口が少し斜めになっており、小川張りせずにアメニティタープとキチンと連結しようと頑張っても相当苦戦することが予想されます。

実売価格の差異

新型アメニティドーム

 2016年12月25日のアマゾンでの実売価格をもとに比較してみました。タイミングにより金額は変動するため端数は参考程度でみてください。

(円) タフドーム タフワイド アメドM アメドL
テント 29,472 27,986 35,424 48,384
マット 8,608 18,144 20,304
タープ 15,550 15,550 28,944 28,944
ポール 5,832 5,832
合計 45,022 52,144 88,344 103,464

 2016年1月にコールマン・スノーピークともに一斉値上げ(アメドは同時に新モデルにリニューアル)が行われたものの、依然としてコールマンがスノーピークの6~7割程度で購入できることに変わりはないようです。

タフワイドドームも安い

 かつては2015年秋・冬シーズンモデルとしてタフワイドドーム+ヘキサタープのセットが数量限定で販売されていました。もし店頭に在庫があり税込3万円台中盤で購入できるようであれば即買を強く推奨します。

 スノーピーク製品はネットでも定価で販売されているアウトドアブランドの代表格ですが、セールを駆使すると安く購入することができます。

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 いずれのテントも性能に大差がなく甲乙つけがたいことを踏まえるとコールマン製品のコストパフォーマンスが素晴らしいことがよくわかります。

カラーバリエーション

タフワイドドーム限定モデル

 キャンプ場に行くとコールマンとスノーピークを使っているキャンパーが多いのは紛れもない事実。他人と同じデザインだと子供がキチンと帰ってこれず迷子になることもありえるし、いずれ個性を出したくなる日が来るかもしれませんね。

我が家が最初アメニティドームを使っていて、後にトルテュproに買い換えた理由の1つが「キャンプ場であまりに被りすぎるから」だったりします。

 タフドームにはグリーンとバーガンディ、タフワイドドームにはさらにインディゴレーベルとコールマンのテントはカラーバリエーションが豊富なのが嬉しいところ。

マンション内で最後のアメド設営

 一方のアメドはベージュをベースにしたどんな環境にも溶け込む落ち着いた色合い。サイズこそ豊富なもののカラーバリエーションは1色のみです。

 とはいえスノーピーク製品にも朗報はあり、HDタープ”シールド”ヘキサが2015年から濃いブラウンとなってしまいテントとタープで異なる色味となってしまいましたが、アメニティタープの発売により再び同系色で揃えることができるようになりました。

まとめ

ヒマラヤのスノーピーク売り場

 スノーピークのアメニティドームとコールマンのタフドームを比較してみました。サイズ違いなどを含めた4種類はいずれも非常に優れたモデルであり、区画サイトにも設営可能な欠点の少ないドーム型テントです。

 キャンプ初心者におすすめするファミリー向けドーム型テントは、コールマンのタフワイドドームIV/300。ヘキサタープにはXPヘキサタープ/MDXがおすすめです。

  • 家族4人には十分すぎる広さ
  • 大人が立つことが出来る高さ
  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • 豊富なカラーバリエーション

 我が家の所有するテントやタープはスノーピーク製ですが、タフワイドドームほどバランスのとれた商品をみたことがありません!

 コールマンのテントを10回以上設営したことがありますが、難しいと感じさせない工夫が多々ありキャンプ初心者にも安心です。

マスターシリーズはコールマンの最高峰モデル

 残念なのは新型のタフドームがアメドの方向性に近づいてきたこと。スノーピークの爆発的な普及により売れ筋として寄せてきたのだと推察しますが、スノーピーク製品が売れているのはブランド力による影響が多大かと。

 コールマンのブランド力が暴落しているというわけではないのですが、スノーピーク製品の中古市場における安定感は目を見張るものがあります。趣味の世界において見た目のデザインとブランド力の影響は大きいと改めて痛感させられました。

リビシェルにコットを並べてキャンプ旅

 ドーム型テント以外でのおすすめは?と聞かれたらスクリーンタープにコット寝を提案します。地面の凸凹の影響をほとんど受けず、設営や撤収も早く済むため便利だと感じます。

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 快適性においては2ルームテントが上。コールマンにはウェザーマスターシリーズ、スノーピークにはランドロックなど長く使える2ルームが多数用意されています。

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