久保田も白州もプレモルも飲み放題!スノーピーク本社で夏キャンプ

スノーピークウェイプレミアム初日のメイン会場

 海の日3連休は新潟県三条市のスノーピーク本社キャンプ場で開催されたSnow Peak Way 2018 Premium(以下、プレミアムウェイ)に参加してきました!

 大雨のふもとっぱら以来となるプレミアムウェイは前年の反省を踏まえイベント内容が刷新され、スノーピークへの信仰心の薄い自分でもかなり楽しめました(^^)

 全面芝生のフリーサイトで強い日差しとブユ攻撃に遭い滅多打ち状態でしたが、久保田雪峰や白州、プレミアムモルツを飲みながら焚き火を囲んで盛り上がりました。

プレミアムウェイ2018

SnowPeakWayPremium2017アンケート結果

出典:スノーピーク

 2017年に初めて開催されたプレミアムウェイ。初回の静岡会場(ふもとっぱら)に当選したものの、悪天候のためテント泊を断念し日帰りで参加しました。

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 キャンプで雨や風は日常茶飯事とはいえイベントも運営も全体的にイマイチで参加者の評価は低かったらしい。公表されたアンケート結果がリアルで興味深いです(^^;)

原点回帰の2年目

スノーピーク本社キャンプ場に設置されたイベントフラッグ

 2018年夏の本社会場は海の日の3連休。平日を含まない日程は本当にありがたいです。前年の反省を踏まえ多少なりとも改善されるだろうと期待を込めてポチッと応募。

現地で伺った話だと今回は定員150組とほぼ同数の応募があったらしく、キャンセルした方を除き申し込んだ方全員が参加できたようです。

 開催日が近づき天気予報を確認すると3日間とも晴れ!暑さと夕立にさえ気を付けておけば降水確率も低く前年のような悪天候にはならない見込みでホッと一安心。

 もし雨撤収となってしまっても本社であればそのまま乾燥サービスに出せるメリットがありますね。トルテュproだと8,000円以上するので気軽には出せませんがw

チェックイン待ちの行列

朝7時半の受付待ちは20脚前後

 スノーピーク本社キャンプ場は全面フリーサイトで設営場所は早い者勝ち。朝9時の受付開始に間に合うよう1時半に起きて荷物や子供達を積み込み3時15分に出発!

 途中の越後川口SAで休憩がてら魚沼地方名産のへぎそばを買い7時半に到着。渋滞なしで4時間程度の道のりでした。紫雲寺記念公園以来、約1ヶ月ぶりの新潟です。

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 センターハウスに沿って20脚ほど受付待ちの行列ができており、ゴールデンウィーク初日ほど激しくはないものの改めてコアユーザーの気合の入り方に驚かされます。

広い芝生のフリーサイト

朝っぱらからフリスビーで持ち上がる

 ご一緒させていただく方々と合流し子供達と広大な敷地を使ってフリスビー。受付開始まで1時間半ほどあるため設営場所の目星を付けるべく場内を散策してみました。

 今回は場内奥の高台にあるDサイトがメイン会場。CサイトやEサイトは人気があり、2016年秋に新設された電源サイトやGサイトはメイン会場までかなり距離があります。

 前泊組は20張前後でした。Eサイトを中心に炊事場近くの平坦な好立地は軒並み前泊組が押さえています。2016年秋の雪峰祭にキャンピングカーで来て以来ですが、大きくは変わっていない印象を受けました。

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日差し攻撃とブユ攻撃

プレミアムウェイ初日の本社屋

 9時ジャストにセンターハウスがオープンし順番にチェックイン。2枚くじを引くとLEDネックライト作りが初日午後、似顔絵ブースが2日目午後となりました。

 外に出て少し歩くだけで汗が吹き出てくる激しい暑さ。モバイルソーラーチャージャーの無料レンタルを試してみたのですが、これ2万円以上もするのか…と別の意味で滝汗w

 先ほど目星を付けておいた場所にクルマを移動し1時間ほどでテントやタープを設営完了。この時点でブユ攻撃に遭ったもの多数…本社では虫除け対策の必要性を改めて痛感orz

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プレミアムウェイ開会式

Snow Peak Way 2018 Premium HQ 開会式

 うだるような暑さのなかタープの下でダラダラ過ごしたあと開会式がスタート。メイン会場ではサントリーとコラボした炭酸水や南アルプスの天然水が配られていました。あまり冷えてはいないけど水分補給に助かりますね。

以後のイベントは時間通りに始まることがほとんどなく、参加者の集まりが悪いことを理由に慢性遅延状態。時間通りに動くのが馬鹿らしい。

 乾杯用として手に持っていた炭酸水も暑さですっかりぬるくなってしまいました。プレミアムウェイの特性上、いわゆるレジェンド達が会場に来るまで待っていたのかもしれませんが(^^;)

冷たいへぎそば風

越後川口SAで買ってきたへぎそばでランチ

 開会式を終えテントに戻り、昼ご飯は手軽に済ませる作戦。スタンレーのグロウラーに氷をいっぱい入れてきて真夏でも冷たい蕎麦を食べることができました。へぎ板ないけど…

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。「へぎ(片木)」と呼ばれる、剥ぎ板で作った四角い器に載せて供されることからこの名が付いた。

出典:Wikipedia「へぎそば

 テント内は40℃近い高温。子供達もそり遊びやボール遊びなど体を動かしたいところですが、熱中症の危険があるためタープ下でまったり気味。水辺のない夏キャンプは地獄です。

HQナチュラルライフスタイルストア

スノーピークとダナーのコラボミニテント

 あまりの暑さに耐え切れずセンターハウスのナチュラルライフスタイルストアで涼みながらお買い物。各地で品切れ続出の大人気アイテム「フラットバーナー」が売っていました(^^)

 個人的に欲しかったのはチタンシングルマグ450ですが既に数ヶ月入ってきていないとのこと。本社の直営店なら在庫も豊富だろうと思いきや意外と品切れが多かった気がします。

 店内にはダナーとのコラボブーツやテバとのコラボサンダルなど陳列されていました。アパレルの半額セールもあり大量に購入されている方を何人も見かけたのですが…前で会計していた方が30万近く買っていてビックリ(^^;)

お勉強がてら場内を散策

スノーピーク本社キャンプ場のCサイト周辺

 聖地かつプレミアムウェイということもあり場内に張られているテントやタープは普段よく行くファミリー向けキャンプ場とは異なる傾向にあります。気付いたことをメモ。

  • 他社のテントを使っている人は見当たらず。ポリコットンのタープを使っている人が若干いた程度でスノーピーク製品の占有率は99%以上と思われる。
  • 普段のキャンプ場でよく見かけるランドロックは少なめ、トルテュProは多め。ただしランドロックPro.GYやパーフェクトランドロックProは見かける。
  • グループキャンプの比率はそれほど高くなく過半数は家族オンリーと思われる。定員より人数が絞り込まれているからかEサイトを除きどのエリアも余裕あり。
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スノーピーク本社キャンプ場のABサイト周辺

  • リビングシェルやリビングシェルロングProは赤いフレーム(ポイントギフトで数万ポイント=100万円弱購入して得られる特典)を使っている人が多い。
  • スノーピーク創業60周年記念幕の使用率が高い。おしゃれキャンパーに人気のアイボリーはそれほど多くない印象。やっぱり真夏は暑いのかも?
  • サイドウォール付きのリビングシェルやスカート付きのランドステーションLなど今となっては入手困難な幕を使っている人が多い。
  • タープはヘキサエヴォやランドステーションLの使用率が高いのはフリーサイトならでは。コネクトタープヘキサもそれなりにいる。
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LEDネックライト作り

パナソニックのネックライト作り

 チェックイン時のくじ引きで決まった時間にメイン会場に移動し、パナソニックのLEDネックライト作りに参加。点滅機能のついたスノーピークのロゴ入りを4人分作りました。

 ニッパで部品を切り離しプラモデルを組み立てるようにパーツを組んでいけば完成…のはずでしたが、細かいパーツを落としてしまうと芝生に紛れて探索困難(^^;)

 夜トイレに行くときなど首からぶら下げておけるためキャンプで重宝しています。LEDランタンだと片手ふさがってしまうので子供達の手をつなぐときにも便利。

猛暑なのにすき焼き!?

羽釜でご飯を炊きスキレットですき焼きを作る

 メイン会場では17時半から焚き火トークがスタート。好きなときに参加するスタイルのため食事を済ませてから乾杯にあわせて合流するべく夕飯作りに着手。

 キャンプ羽釜で3合炊くときは吹きこぼれが火力を弱める目安になるのですが、2合だと吹きこぼれが弱く慣れが必要かもしれません。今更ながらバーナーではなくネイチャーストーブで炊けば絵になったと若干後悔(^^;)

 羽釜の火力を弱めたらスキレットですき焼き作り。IGTや剛炎のフルセットと並べると貧相極まりない我が家の火力ですが、準備や片付けが簡単でそれなりに調理できれば十分かなと。

プレミアムな焚き火トーク

プレミアムウェイ初日の焚き火トーク

 夕飯を食べ終えメイン会場に向かうと焚き火台を囲んで椅子が並んでおり、役員クラスの責任者が各焚き火の近くにいて自由に語らう場がありました。

 ユーザーから挙がってきた意見や要望を吸い上げ、翌日のFuture Session From TAKIBI TALKにつなげる試み。ここまでのところ前年とは比べ物にならないほど好印象です。

 昼間はサントリーの炭酸水やミネラルウォーターだけでしたが、焚き火トークの時間になるとメイン会場の各ブースがオープンし様々な飲み物が飲み放題!

  • 朝日酒造:久保田 雪峰、純米大吟醸(銘柄忘れた)
  • サントリー:白州ノンエイジ、プレミアムモルツ
  • その他:オールフリー、ソフトドリンク各種など

久保田 雪峰(せっぽう)

プレミアムウェイの久保田の幟

 久保田の雪峰をご存じない方のためにご紹介しておくと朝日酒造とスノーピークが共同開発した純米大吟醸です。久保田の正規販売店や一部のスノーピーク直営店で販売しています。

四季の自然の中でゆっくりとお楽しみいただくための、特別な久保田です。山廃酒母がもたらす絶妙に調和した懐の深い味わいが特長で、個性的で野趣あふれるアウトドア料理にもバランスよくマッチします。季節やお好みに合わせた温度で楽しむことができ、冷やすとシャープな酸味とキレのある後味が、温めるとまろやかで個性的な香味が際立ちます。

出典:朝日酒造「久保田雪峰

 久保田のラインナップでは碧寿より少し上、万寿より少し下といえばわかりやすいかもしれません。少しジャンルは違いますが翠寿(生酒)と同価格帯です。

美しきマジックアワーに感動

夕日が沈んだあとのマジックアワーが美しい

 乾杯を終え白州ハイボールを片手に焚き火を囲んでいると、夕日が沈みマジックアワーとなりました。美しすぎるけどスマホだとうまく撮れず…荷物になるけど一眼レフが欲しくなる(^^)

 センターハウスのお風呂が混んでいたため電源サイトの近くにあるシャワー棟に行くと誰もいませんでした。ドライヤーがないのでセンターハウスまで戻って使うか持参が望ましいかと思います。

 今はシャワーしかありませんがそのうち温浴施設(温泉)とか近くにできるかもしれませんね。眠くなった子供達をコットで寝かしつけたら焚き火トークに再び合流し直営店スタッフの方と談笑。中編に続きます。

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