夏休みに8泊9日で長期キャンプに出かける「北海道キャンプ旅」。2019年はフェリーを乗り継ぎ、道北と離島(利尻島・礼文島)のキャンプ場を転々としてきました。
新日本海フェリーで新潟から小樽に渡り、留萌から日本海オロロンラインを北上。道の駅や観光地を巡りながらスタンプラリーをこなし、自宅を出て34時間後に稚内に到達!
道北キャンプ旅の最初の滞在地「宗谷ふれあい公園オートキャンプ場(以下、宗谷ふれあい公園)」は美しい芝生と豊富な遊具が整備された素敵なキャンプ場でした。
この記事の目次
はじめての道北キャンプ
過去数回の北海道旅行で旭川より北に行ったことがなく、あらかじめ北海道キャンピングガイド2019で下調べした候補の中から、まずは宗谷ふれあい公園を選択。
翌朝10時50分のフェリーを予約しており、10時には稚内港に到着しておきたい。びふかアイランドや初山別みさき台公園だと距離が残ることから、稚内まで行くことに。
道の駅 新潟ふるさと村
12時出航の新日本海フェリーは90分前までに乗船手続きが必要なため、10時半までに到着が必須。自宅からフェリーターミナルまで約4時間半なので、土曜5時に出発。
渋滞のない外環・関越道・北陸道を経由し「道の駅 新潟ふるさと村」で一休み。朝ご飯を食べたり風味爽快ニシテ(新潟限定ビール)を買い込み、10時20分に新潟港に到着。
新日本海フェリーで小樽へ
北海道にフェリーで渡航するのは5回目ですが、往復いずれも太平洋航路ないしは津軽海峡を渡っていたので、日本海航路は人生初。とてもワクワクします!
日の出前の翌朝4時半到着が新日本海フェリーの特徴ですが、下船時間を6時まで延長できるゆっくり下船サービスもあります。小さな子連れには助かりますね(^^)
ビンゴ的中&クイズラリー当選
接客もサービスもレベルが高く、かなり気に入りました。船によって設備は異なりますが、らべんだあの船内はキレイだし、船旅している感じがあってとても良いです。
- 家族一緒にクルマで下船できる(乗船は家族別々)
- ビンゴ大会やクイズラリーなど子供と楽しめるイベントがある
- 展望風呂やサウナだけでなく露天風呂もある
- ランニングマシンやカラオケ、ビアガーデンなど飽きさせない工夫あり
無料で参加できるビンゴ大会では上の子が1等賞の1000円券をゲット。クイズラリーは下の子が当選し、箱入りのお菓子をゲット。新日本海フェリーかなりおすすめ!
小樽から稚内を目指すルート
家族分かれて乗船したら昼寝したり露天風呂に入ったりリラックス。社食のようなカフェテリアで夕飯を済ませたら、長距離移動となる翌日に備え、少し早めに就寝zzz
3時半に子供達を起こし、ほぼ定刻通り下船できました。前年夏は三重遠征だったため2年ぶりの北海道上陸。何度来てもワクワクします。天気は小雨とちょっぴり残念。
小樽で観光はせず、すぐに札樽道に乗って稚内を目指します。留萌まで道央道や深川留萌道で向かい、留萌から日本海沿いの一般道をひたすら北上する作戦です。
道の駅 おびら鰊番屋
野幌PAにセイコーマートが入っており、ホットシェフで朝ご飯。北海道にいる間、特にスーパーの少ない道北や離島では、各地のセイコマには大変お世話になりました(^^)
秩父別のキュービックコネクションと増毛の国稀酒造に寄ってから北上するつもりでしたが、いずれも朝早すぎてやっておらず、まずは「道の駅 おびら鰊番屋」で一休み。
オロロンラインを北上中、夕陽が丘キャンプ場や温泉がある「道の駅 風Wとままえ」を発見。風Wって読み方”かぜだぶりゅー”だと思ったら、正しくは”ふわっと”なんですねw
初山別みさき台公園キャンプ場
日本海を左手に眺めながら北上を続け、9時ちょうどに初山別村にある「みさき台公園キャンプ場」に到着。芝生キレイで景色良いのに無料とか、北海道やっぱり凄すぎる!
国内最北の公開天文台「しょさんべつ天文台」があるだけでなく、温泉や道の駅も併設されており、ライダーやソロキャンパーを中心に人気があるのも納得の環境でした。
きた北海道 宗谷周遊ラリー
オロロンラインをさらに北上し、少し内陸に入った「道の駅 てしお」で一休み。掲示されていたポスターによると、楽天トラベル主催のスタンプラリーがあるらしい。
道の駅だけでなく観光地も含まれており、まずは近場のサロベツ原野駐車公園を目指します。道路に沿って巨大な風力発電機が整然と並ぶ景色に圧倒されました。
雨が降ったり止んだりしており、利尻富士も見えないまま。海沿いを離れトナカイ観光牧場とサロベツ湿原センターに立ち寄り、稚内に向け内陸部をひたすら北上。
稚内に到達!ラーメンたからや
4時半に小樽港を出発し、観光しながら向かうこと8時間、ようやく稚内に到着。夏とは思えないほど涼しく、Tシャツ1枚ではなく薄手の上着を羽織りたくなる気温です。
稚内を観光する前にまずは腹ごしらえ。駅前のロータリーに面した「ラーメンたからや」の行列に15分ほど並び、塩ラーメンや醤油ラーメンと美味しくいただきました。
駅ビルにある「道の駅 わっかない」で買い物したり、北防波堤ドームまで散歩したり、副港市場を見てまわったり、スーパー西條で食材や飲み物を調達。
宗谷ふれあい公園キャンプ場
千葉県の自宅を前日朝5時に出発し、自走800キロ&長距離フェリーで34時間かけ、最初の宿泊地「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」にチェックイン。
場内はオートリゾート3兄弟(滝野・苫小牧アルテン・八雲)に似た雰囲気。芝生が整っており舗装路で遊具も充実。なんとなくオートリゾート八雲に似てるかも。
すじこから手作りいくら
コストコで筋子が売っていると自宅で作ることが多い「手作りいくら」。魚売り場で美味しそうな筋子が売っていたため、夕飯の仕込みとして醤油漬けにしてみました。
子供達は長旅でお疲れだったらしく、舗装路でブレイブボードに乗り、しばらく体慣らし。芝生にチェアやテーブルを広げ、フリスビーやバドミントンをしながらのんびり。
珍しいプロペラ機が頭上を通過
道立公園らしくキレイに整備されており、滞在者はキャンピングカーが多め。道内が2学期のため家族連れはあまり見かけず、ライダーやご年配のデュオの方がほとんどでした。
稚内港から約15分と翌朝に余裕のある宗谷ふれあい公園を選択して正解だったようです。稚内空港が近くにあるため、時折プロペラ機が低空を飛んでいました。続きます。
道北キャンプ旅2019 初日
- 道の駅 おびら鰊番屋
- 道の駅 風Wとままえ
- 初山別みさき台公園キャンプ場
- 道の駅 てしお
- サロベツ原野パーキング
- トナカイ観光牧場
- サロベツ湿原センター
- 道の駅 わっかない
- 宗谷ふれあい公園オートキャンプ場