忘れ物連発で大失敗!無印良品津南キャンプ場@新潟で秋キャンプ

焚き火タープコットンウイングは夜は明るく華やか

 朝晩過ごしやすい秋キャンプのシーズン到来!シルバーウィークは2泊3日で新潟県津南町にある「無印良品津南キャンプ場(以下、無印津南)」に行ってきました。

 グロッケ12 T/Cのポール一式を忘れ「ノーポールテント」になり、タープの中間ポールも忘れコットンウイングは天井低すぎ。三脚も釣り竿もルアーも忘れたorz

 2015年秋以来、4年ぶりに訪れた無印津南は相変わらず広大で自然豊か。日本三大峡谷「清津峡」や日本三大薬湯「松之山温泉」など十日町周辺を観光しました。

忘れ物連泊の秋キャンプ

無印良品津南キャンプ場でルアー釣りに挑戦

 道北や離島を巡る北海道キャンプ旅から帰還し、2週連続で3連休となるシルバーウィークを迎えました。関東の残暑は厳しく、冷涼な北の大地が恋しいです。

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 秋の行楽シーズンに突入し、関越道下りの渋滞予測は最大30km。渋滞を避けるため夜中2時半に起きてキャンプ道具を積み、4時55分に千葉県の自宅を出発。

清津峡渓谷トンネル

日本三大峡谷「清津峡渓谷トンネル」で記念撮影

 関越トンネル手前の谷川岳PAで湧き水を汲み、8時10分に日本三大峡谷「清津峡」に到着。営業開始前にもかかわらず、最寄りの第1駐車場はほぼ満車でした。

3ヶ所の見晴所とトンネルの終点となるパノラマステーションからは、素晴らしい渓谷美を堪能することができます。特に、終点のパノラマステーションでは、渓谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がります。

出典:清津峡渓谷トンネル

 清津峡渓谷トンネルの一番奥のパノラマステーションまで一気に進み、いかにもインスタ映えしそうなスポットで記念撮影。若者には好評でも年配の方には不評らしい(^^;)

スーパーのぐちでお買い物

野沢のツルヤことスーパーのぐちでお買い物

 4年前に来たときは国道沿いにある「むっつら安い」酒屋さんや隣の「はりまや石打店」で食材や飲み物を調達したのですが、今回は越後湯沢駅周辺までUターン。

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無印良品津南キャンプ場レポ。大自然を活かした広大な敷地にプライベート感の高い区画サイトが配置され、ある程度の不便さも含めて楽しむキャンプ場となっています。小学生以上が参加できるアウトドア教室が充実しておりファミリーキャンパーにおすすめ!

 昨冬に岩原スキー場や湯沢中里スノーリゾートに来たとき、お土産やお惣菜の充実ぶりに驚いた「湯沢のツルヤ」こと「のぐち湯沢ハーツ店」でお買い物。ここ超おすすめ。

中野屋でへぎ蕎麦ランチ

越後湯沢の中野屋でへぎそばランチ

 新潟限定ビール「気分爽快ニシテ」や2泊3日分の食材を買い込んだら、越後湯沢駅前の中野屋でランチ。津南キャンプと「へぎそば」は最高の組み合わせですね(^^)

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。

出典:Wikipedia「へぎそば」

 越後湯沢駅の構内にある「ぽんしゅ館」では500円で様々な日本酒を試飲できるコーナーがありました。飲みたい気持ちをグッとこらえ、日本酒とツマミを買ったら出発。

無印津南の裏道が危険すぎる

 越後湯沢から約1時間15分、無印津南に到着。カーナビの指示に従い津南駅から山道を走るルートで向かうと、道が狭く対向車が来たときは泣きそうになりましたorz

 運転によほどの自信がない限り、津南駅から向かう裏道はおすすめしません。すすきの背が高く、カーブの先が全く見えないため、怖くてクラクションを何度も鳴らしました。

ノーポールテントの悲劇

無印良品津南キャンプ場のC45サイトから見る景色

 チェックインを済ませたらゴールデンウィーク以来となるグロッケ12 T/Cを設営開始。取扱説明書とは異なる新設営手順に沿ってPVCマルチシートをペグダウン。

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ogawaのベル型テント「グロッケ12 T/C」の設営や撤収をより簡単に済ますため、村の鍛冶屋のちょこっとバンドを活用。出入口のジッパープルを交換したり二又ポールでタープを連結したり、サーカスTCのインナーマットを流用したりと色々試してみました。

 入口側から奥に向かってコロコロとグロッケを転がして広げ…ってなんだか嫌な予感。そういえばルーフボックスに積み込むとき、いつもより収納袋が軽かったような(汗)

 メインポールで立ち上げたいのに、いくら探してもポールケースが見当たらない!ワンポールテントのポール一式を忘れ、ノーポールテントになってしまった!!

グロッケ設営を断念

無印良品津南キャンプ場のアウトドアスクールが楽しそう

 タープを忘れたことはあっても、宿泊できるか否かにかかわる道具を忘れたのは初めて。村の鍛冶屋のレッドポールで代用できるか試みるも頂上部を貫通しそうで無理!

 北海道キャンプ旅でテント泊を断念したとき、キャンプ道具を色々と整理したのですが、ポール一式が入った収納袋を別にしてしまい、そのまま忘れてきたようです。

ogawaピスタ5が良い感じ

テントのポールを忘れogawaピスタ5をレンタル

 途中まで設営したグロッケを畳み、管理棟でogawaのドーム型テント「ピスタ5」を借りてきました。レンタルテントらしくカビ臭さはあるものの、文句は言えません。

 ティエラなどに採用されている「スイベルジョイント」があり、フレームの立ち上げからインナーの吊り下げ、フライシートを被せるところまで簡単に設営できました。

 アメニティドームより天井が高いため室内で立つこともでき、スカートもあるから寒いときに役立ちそう。前室がやや狭いこと以外、春秋キャンプになかなか良さそう!

焚火タープが低すぎる悲劇

2019/09/15 焚き火タープコットンウイング@無印良品津南キャンプ場 – Spherical Image – RICOH THETA

 気を取り直して、テンマクデザインの焚火タープコットンウイングを設営開始。本当はグロッケとコットンウイングの白コンビにしたかったのに…トホホすぎる。

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 なぜかレッドポール32mmの中間ポールも見当たらず。580cmもある大型タープにもかかわらず、どんなに頑張っても215cmまでしか伸ばせず、タープの天井低すぎorz

自然豊かな無印良品キャンプ場

釣り道具一式を忘れロッドを借りてルアーを購入

 一通りの設営を終えたら管理棟に向かい、親子でルアー釣り。釣り竿やリールなど釣り道具一式も忘れてしまい、レンタルすることになるとは…またまたトホホすぎる。

 昼間は暑かったものの、日が落ちると急に涼しく過ごしやすくなりました。Tシャツにパーカーや薄いフリースを羽織るだけで快適に過ごせるのが良いですね(^^)

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こども任せのキャンプ飯

子供達が作った煮込みハンバーグとポトフとコーンバター

 夕飯は子供達が大活躍!刻んだ野菜と挽肉を捏ねて煮込みハンバーグを作ってくれたり、ポトフやコーンバターを作ってくれました。三脚忘れて写真ブレまくりorz

 大人は羽釜でご飯を炊いただけの体たらく。焚き火を囲みながら1時間ごとに満月の動きを観察し、宿題のレポートにまとめたら22時におやすみなさいzzz

 無印津南2日目の朝は7時に起床。フロアマットがなくてもサーマレストで問題なく眠れました。それにしてもスカートのあるテントは結露がハンパないですね(^^;)

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ニッポンの朝ご飯リターンズ

谷川岳PAで汲んだ湧き水で朝コーヒーを淹れる

 谷川岳PAの湧き水を沸かし、朝コーヒーを淹れるとウマー。マルチロースターで鮭を焼き、利尻島のとろろ昆布を使った味噌汁、目玉焼きや納豆などで日本の朝ご飯!

 タープの下でダラダラと過ごしたら、管理棟近くの餌釣り池で7匹ほどニジマスを釣り上げ、チャコスタで熾こした炭をユニセラに移し替えて塩焼きに。

 普段から魚を捌く動画を見ていたらしく、子供達がウロコ取りの知識があることにビックリ。おかげで美味しい塩焼きを食べることができました。汗を流しに名湯へ。

日本三大薬湯「松之山温泉」

日本三大薬湯「松之山温泉」にあるナステビュウ湯の山

 国道405号線の通行止めで最短ルートは通れず、直線距離で6kmにもかかわらず、遠回りして40分以上かかりました。現在は土砂災害から復旧し通行できるようです。

ホウ酸含有量は日本一で、1Lあたりの含有量は349.5mg。山間の温泉ながら塩分濃度が高く、太平洋戦争中は塩の採取も行われていた。群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉とともに「日本三大薬湯」と呼ばれている。

出典:Wikipedia「松之山温泉」から抜粋

 日本三大薬湯の松之山温泉にある日帰り入浴施設「ナステビュウ湯の山」は源泉温度が95度と高く、休憩室には漫画がいっぱい。シャンプーやリンスの種類もなぜか豊富w

津南の地酒「醸す森」で乾杯

津南町の苗場酒造の日本酒「醸す森」

 夕飯に鮭のちゃんちゃん焼きなどを作り、苗場酒造の日本酒「醸す森」で乾杯!満月があり星空撮影はできませんでしたが、焚き火を囲みつつ家族でまったりzzz

 最終日は6時半に起床すると、パラパラと小雨が降っており乾燥撤収を断念。レンタルテントは濡れたまま返却できるため、ポールを忘れてラッキーだったのかもしれませんw

 水を含んだコットンウイングは一向に乾かず、持ち帰ってから浴室やベランダに干して乾かすとして、泥で白い生地が汚れないよう慎重に畳み、8時50分に撤収完了。

まとめ

無印良品津南キャンプ場の青空と緑が美しい

 出発の数日前に台風15号が上陸し、千葉県南部にある実家も被害を受けました。キャンセルするか悩みましたが、裸足で屋根に上って瓦を修復し、事なきを得ました。

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 無印津南は4年前に来たときと変わらず、手付かずの自然が残る雄大なキャンプ場でした。気温の下がる朝晩は過ごしやすく、忘れ物さえなければ完璧だったのに!