10月最初の週末は、赤城山オートキャンプ場で開催中の「ハロウィンフェスタ2016」に参加してきました!
またしても「土曜日は曇り&雨、日曜日は曇り&晴れ」という天候でしたが、暑すぎず寒すぎない気温的にはベストな秋キャンプ(^^)
ガチすぎない程度に軽くサイトをデコレーションしたり仮装するなどお祭りの雰囲気を楽しめた1泊2日のハロウィンキャンプイベントでした。
ハロウィンキャンプ月間
10月といえばハロウィン、すっかり日本にも定着した印象があります。各地のオートキャンプ場でも週末になるとイベントが開催されています。
関東近郊で大々的なハロウィンイベントがあるキャンプ場としては、キャンプアンドキャビンズ那須高原が最も有名かと思います(^^)
C&Cの様子は様々なキャンプブログでも紹介されているとおり。もはやコスト度外視のお祭りといっても過言ではないほどガチです。
初心者ファミリーキャンパーである我が家としては、まずはキャンプ道具を揃えることが最優先課題。ハロウィン専用グッズに力を入れる余裕はなく、ガチデコやガチ仮装はムーリー。
どちらかといえば軽いイベントのほうが良いだろうと考え、一昨年・昨年と成田ゆめ牧場のハロウィンキャンプに参加していました。
ようやくキャンプ装備が揃ってきたため、成田ゆめ牧場以外のイベントにも参加してみようと赤城山オートキャンプ場のハロウィンフェスタに出撃です。
キャンセル寸前!?
週末にハロウィンキャンプを控えた水曜夜。数日前に行った富士サファリパークでずぶ濡れになった影響か、子供達が同時に39℃前後の発熱。
上の子は入学以来皆勤賞だったため、翌朝に熱が下がれば休ませずに登校させようとも考えましたが残念ながら熱が下がらず木曜日はお休み。
その後なんとか体調が回復しハロウィンキャンプに漕ぎつけたものの、大雨の日にウインドブレーカー+傘では不安があることを痛感。子供用のレインウェアってすぐサイズアウトするからなあ・・・(←ケチ)
ハロウィンフェスタ@赤城山
ハロウィンフェスタ開催期間中はアーリーチェックインとレイトチェックアウトがあらかじめセットになっており、10時イン・15時アウトと時間に余裕があります。
子供の体調不良など不測の事態もあり平日に食材の買い出しをすることができなかったため、キャンプ場近くのスーパーで買い物してから向かうべく7時半過ぎに出発!
赤城山オートキャンプ場は群馬県前橋市にあります。群馬県は千葉県から関東の対角線にあるため何となく遠いというイメージがあり、キャンプしに行くのは初めてです。
外環や東北道を経由し北関東道の伊勢崎インターで降りたら、途中にある「アイムショッピングセンター フレッセイ大胡店」に開店時間の10時ジャストに到着。
同じ建物内に100均(ダイソー)が入っているため雑多な小物を買うのに便利でした。食料や飲み物を買ってからキャンプ場を目指し北上!
特に渋滞することもなく11時20分に到着。軽く設営を済ませたらお昼ご飯を食べるのにちょうど良い時間です。
受付を済ますと場内を案内していただけました。パッと見た感じは木々の深いいわゆる林間サイトで、メープル那須高原や有野実苑に似た雰囲気。
今回はグリーンエリアの「3家族サイト(電源あり)」という240㎡の区画サイト。15AのAC電源が設置されており、小規模グループキャンプに適した場所です。
3家族サイト(15A)
ひっそりと楽しめるリピーター続出の隠れ家サイト。遊び場やトイレからの距離も広さもちょうどいいキャンプサイト!出典:赤城山オートキャンプ場
サイトは自然の地形を活かしているため緩やかな傾斜があり、通路と反対側が急な崖となっているのが小さな子連れには要注意だと感じました。
崖の下はすぐ道路。木々に音が跳ね返っているのか爆音のバイクが通るたびに騒音が気になるものの、夜中は車通りが少なかった印象です。
ハロウィンのイベント
売店前にあるイベントスペースに台帳が置いてあり、各イベントごとに参加する場合は記名して時間になったら参加するスタイル。
- サイトデコレーション撮影
- 仮装コンテスト撮影
- ジャックオーランタン作り
- ミニかぼちゃのデコレーション
- ハロウィンパレード
- お宝探しゲーム
- ビンゴ大会
- こめこめバーガー
- こめこめドック
メインとなるのはハロウィンパレード。仮装した参加者が各サイトを練り歩き「トリックオアトリート」と大人を脅迫しながらお菓子を強奪するハロウィンらしいイベントですw
お昼ご飯を済ませテントやタープを設営し終えたら、子供達がパンプキンハントや撮影会に参加している間にハロウィンパレード用に軽くサイトをデコレーション。
サイトの目印としてパイルドライバーにLEDランタンをぶら下げて、トイザらスでお菓子が入っていたプラスチック製のかぼちゃのバケツをかぶせたもの。簡単な割に意外と好評(^^)
C&C那須高原のガチ集団と比べると我が家のサイトは極めて簡素。タープ下に何もない「ヘキサタープをただ何となく張ってみたかっただけ」という状態ですがw
この日は130人ほどの子供がお菓子を強奪しにくるということで、あらかじめ用意していたお菓子がキレイに残らず持っていかれました。
お菓子配りに参加するキャンパーには特典として豚バラブロック300gのプレゼント…みなさんきっと大赤字でしょうね(^^)
REVOタープ初張り
ユニフレームのヘキサタープ「REVOタープ」のLサイズを初めて張りました。メインポールとサブポールが付属して2万円台前半…これは良いかも!
幕体のなかで一番最後に設営したため広いスペースを確保できなかったのですが、大きなしわもなく張れた気がします(^^)
現在保有しているスノーピークのHDタープシールドヘキサLと近いサイズとなるため、設営してみての感想を列挙してみました。
- サブロープを近くの木に括り付けたことでテンションがかからなかった割にしわが少ない。
- 狭い場所で張るなら確実にREVOタープのほうが簡単。総じて初心者にも安心。
- 左右非対称の形状は賛否両論あると思う。雨が降ったときの有効面積が思いのほか小さくなりそうなのが心配。
- タープ下はかなり明るい。真夏は厳しいが春や秋には適した色合い。
- Lサイズはファミリーキャンプにちょうど良い大きさ。タープ下にドーム型テントの入り口を突っ込みやすい形状。
- 付属のペグはすぐ回転してしまいイマイチ。ハンマーは金属製だがペグと一緒に強固なものに切り替えると良さそう。
- メインポールがショックコードで結ばれており組み立てが簡単。重さは気にならない。
- メインポールをゆするとグラグラするのが気になる。スノーピークのはゆすってもビクともしない。
- メインポールやサブポールを挿す部分以外にもグロメットがあるため設営のバリエーションが豊富なのはエルフィールドヘキサに近い。
美味しいカボチャ料理
おやつタイムにさつまいもをダッチオーブンで蒸してスイートポテト状に。子供達に整形してもらったものをチョコペンでデコレーションし、フォールディングオーブンで焼き上げ!
夜ご飯はハロウィンキャンプらしくカボチャをふんだんに使った食卓に。子供達にはバーベキューで先に満腹になってもらい、コットの上で遊んでいる隙に大人達のディナー開始。
クックパッドに掲載されていたレシピを参考に作った「かぼちゃのモンブラン風ミートローフ」のアウトドア版。電子レンジやオーブンが使えない環境で試してみました。
マフィン型の代わりにダイソーで買ってきたスチール製のプリン型で、オーブンの代わりにフォールディングオーブンでそれぞれ代用します。
モンブラン風ということで中身にはクリームチーズが入っています。パッと見はすごく映える料理だけども、肉とクリームチーズとかぼちゃクリームがそれぞれ強く自己主張しているため…お味は推して知るべしw
本日のメイン料理、かぼちゃをくりぬいて作ったかぼちゃグラタン。同じくクックパッドのレシピ「ハロウィン♪坊ちゃんかぼちゃグラタン」を参考にアウトドア版にアレンジしてます。
かぼちゃを丸々柔らかくするために圧力鍋をキャンプ場に持ち込んでツーバーナーで調理しました。大きな荷物が増えてしまうのが欠点ですが、時短調理器具としてこれはこれでありかもしれないと思いました(^^)
先ほどのスイートポテトやモンブラン風ミートローフ同様にフォールディングオーブンで焼き上げたら完成!美味しすぎてペロリと即完食。
ステキな朝食
前夜はビンゴ大会にも参加。景品としてコールマンのチェアやジャグ、シュラフやホットサンドクッカーなどありましたが残念ながら外れ。22時頃の気温から大きくは下がらず翌朝はスッキリとした目覚め、快適な一夜でした。
チェックアウトまで余裕があるのと、あらかじめ注文しておいた「こめこめバーガー&パンプキンスープ」が8時に配給されるため、コーヒーを飲んだりしながらまったり。
C&Cの100円モーニング同様、定刻になると大行列ができるのは目に見えていたため少し早めに売店前に並ぶと、5番目くらいには受け取ることができました。ハンバーガーはまだ温かい状態(^^)
こめこめバーガーは予想していたよりもかなり美味しかったです。ベーグルのようなバンズはモチモチだし、中に入っている豚肉の味付けもシンプル。かなり気に入りました。
この日は「ACNの日」だったらしく、チャムスとコラボしたマグカップの抽選会が開催されていました。ACNって聞いたことないけど何のことだろうと思い参加しなかったんですが…結局なんだったんだろう?w
幕体以外をほぼ片付け終えた11時になってもテントがなかなか乾いてくれません。林間サイトは日陰になりがちなので乾燥撤収が難しいのが難点ですね。
それに比較的虫が多かった印象です。特に蟻が多くてテントを畳むときにもたくさん付いていました。女王アリにコットを寝床にされた経験を持つ我が家としては、働きアリはしょうがないとしても女王アリだけは防がなくてはとある意味必死w
12時半過ぎにサイトから撤収し、徐々に晴れてきたこともあり場内を散策。既にキャビンのキャンパーは撤収済みで、テント泊のキャンパーは半分くらい撤収作業中といったところです。
撤収後はグンマー観光
ポイズンベリーならぬボイセンベリーのジュースなどが販売されていました。イチゴともブドウとも違う不思議な味でしたが、少し酸っぱくて撤収後にはちょうど良いかと思います(^^)
受付前に前橋&赤城山のガイドブックが置いてあったため昼食をどうするか調べてみると、お蕎麦屋さんのソースカツ丼が掲載されており食べに行くことに。
前日チェックインするときメープル那須高原や有野実苑に近い雰囲気と感じましたが、それらをグレードダウンさせると赤城山になるかな、といった印象。色んな面で可もなく不可もなく。
ガイドブックに載っていた「大村うどんそば店」の関根町店でソースカツ丼セットやチキンカツ丼セットを注文。うまうま。
キャンプでカツ丼=長野のソースカツ丼を思い出しました。キャンプファームいなかの風の近くに専門店が複数あったのですが、味が全く違いますね。駒ヶ根のは駄菓子屋風、群馬のは出汁の風味が最高。
お蕎麦屋さんで満腹になり少し落ち着いたら、再び赤城山方面に戻り道の駅に隣接した「富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館」で心も体もリフレッシュ!
お風呂から出てのんびりしていると時計は17時。高速道路の渋滞情報では毎回安定の事故渋滞。東北道も関越道も諦めてしばらく国道17号を南下して途中から高速に乗り20時半前に帰宅しました。
まとめ
赤城山オートキャンプ場での「ハロウィンフェスタ2016」に参加してみました。なんだかんだで終始バッタバタだった感が否めませんが(^^)
ハロウィンキャンプだけはコスト度外視というキャンパーもいるかと思いますが、まだそこまで踏み切れずもハロウィンの雰囲気は十分楽しめた気がします。
場内練り歩きは半ばサイトツアーのようにもなっていて、先輩キャンパーのレイアウトや装備は参考になることが多かったです!