毎年恒例のお花見キャンプ@イレブンオートキャンプパークには行かず、3泊4日で四国に行ってきました。4日間とも天候に恵まれ絶好のお出かけ日和!
讃岐うどんの行列に驚いた香川県、大歩危のモンベルに救われた徳島県、松山城の城郭と満開の桜に魅了された愛媛県。高知県は残念ながら通過しただけ(^^;)
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」を自転車で走り、瀬戸内海の美しい景色に感動。海岸沿いのキレイなキャンプ場で海キャンプしたくなってきました。
この記事の目次
四国旅行 香川編
成田空港第3ターミナルで両親と合流しジェットスターで約1時間、高松空港に到着。はじめてのLCCでしたが何の問題もありませんでした。純粋に安くて便利。
まずは名物の讃岐うどんを食べに行くしかないでしょ!ということでアルファードを借りて四国観光のスタート。アルヴェルの車内は抜群に広く、キャンパーに人気なのも納得(^^)
美味!がもううどん
ガイドブックを参考に、朝からやっている「がもううどん」に行きました。広い駐車場はほぼ一杯、ザッと見ても屋外に100人以上の大行列orz
初めて本場の讃岐うどんを食べました。コシが強いイメージがあったのですが強すぎず弱すぎず絶妙な歯ごたえ。自宅近くの丸亀製麺で食べる讃岐うどんとはダシもコシも全然違うw
名物のあげは甘くて美味しいし、いりこ出汁の効いた温かいうどんは絶品でした。6人分で2,000円もしないとは…物価の高い関東にいるのが馬鹿らしくなります。
見事な庭園!栗林公園
讃岐うどん1杯目を堪能したらうどん県を代表する日本庭園「栗林公園」に行きました。父親が約50年前に修学旅行で来た場所らしく、松と池が美しいのは当時と印象変わらずとのこと。
全体的に桜はつぼみでお花見には少し早かったようです。子供達のイメージしていた公園とは全然違いましたが、スタンプラリーで園内を巡ったり鯉にエサをあげたり楽しめました。
長い階段!こんぴらさん
初日の泊地はこんぴら温泉郷。宿で借りた杖を片手に通称「こんぴらさん」こと金刀比羅宮の本宮まで延々と階段を上りました。子供達が数えた結果は781段でしたが正解は785段w
ちょうど結婚式が執り行われており花嫁さんの白無垢がとても美しかったです。朝早かったこともあり夕飯を済ませ露天風呂に入ったら22時前にはおやすみなさいzzz
和三盆に感動!干菓子作り
四国旅行2日目のスタートは東四国の名産品「和三盆」を使ったワークショップ。カラフルな和三盆を様々な木型に詰めて指で押し固める干菓子作り体験です。材料は粉砂糖のようなしっとりとした手触り。
できたばかりの干菓子を口に含むと想像を絶する滑らかな口どけと上品な甘さ。これはやばいぞ…過去に食べた和菓子の中でも相当上位ランク!美味しすぎて感動(^^)
翌日食べたときには滑らかに溶けることはなく落雁のような普通の和菓子になっていました。口に入れたら自然に溶ける不思議な感覚は作った当日だけ味わえる代物らしいです。
2日連続製麺所!山内うどん
こんぴら温泉郷に別れを告げガイドブックで美味しそうな讃岐うどん屋さんを調べ、クルマで15分ほどの場所にある山内うどんに。がもううどんに続き2日連続で製麺所です。
日曜昼にしてはあまり混んではおらず5分ほどで注文できたものの、うどんのインパクトが弱いというか30分以上並んで食べたという苦労込みで前日のほうが満足度は上かも(^^;)
- 高松空港
- がもううどん
- 栗林公園
- こんぴらさん
- 山内うどん
まんのうってどこかで聞いたことのある名前だな…と思ったらJAC5つ星評価の高規格キャンプ場「ホッ!とステイまんのう」がすぐ近くにあったらしい。1キャンパーとしては無理してでも立ち寄ればよかったと後悔。
四国旅行 徳島編
香川県を後にし向かうは大歩危小歩危。阿波川口駅近くの河川敷に広い駐車場が見え狭い道を通って行ってみると、エメラルドグリーンの吉野川と渓谷の景色がすごすぎる!
河原に下りていく緩やかな坂で藻に滑った上の子がすべり台のように滑っていった…服から靴まで全身藻まみれで半泣きw
転覆多数!吉野川ラフティング
子供の着替えをしながら吉野川の急流を見下ろしていると、ラフティングをしている集団が次々と逆さまに転覆しては起き上がるを繰り返していました。一昨年の夏にやったラフティングとは全然違う(^^;)
水が冷たく手軽なレジャーというよりもアクティブなガチスポーツのように見えました。吉野川はラフティングの名所として全国的に有名らしく、夏にやったらすごく気持ち良さそうです。
なぜここに?モンベル大歩危店
着替えこそあっても替えの靴がないため、コンビニでビーチサンダルくらい売っているかなと吉野川沿いを走っていると、見慣れた看板がドーン。なぜこんなところにモンベルの路面店が!?
今年もふるさと納税でモンベルのポイントを半返しでもらっており、子供達用のキャニオンサンダルをゲット。さすがラフティングの名所、十分すぎるほどの品揃えでした。
カモシカ発見!大歩危峡観光遊覧船
モンベルの少し上流で大歩危名物の観光遊覧船に乗りました。地面に突き出た地層が凄いとしか言いようがない。このような特異な景色が見えるのは大歩危小歩危以外だと埼玉県の長瀞渓谷などごくわずかとのことでした。
遊覧船の途中で国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカを発見。普段キャンプに行く途中で鹿は見かけても野生のカモシカはなかなか見かけないかも(^^)
祖谷のかずら橋
続いて向かうは日本三奇橋の1つ、祖谷のかずら橋。とりあえず下は向かないようにしました。河原に降りることができ川を渡る途中で下の子がツルンと滑り下半身水没、握っていた片手で子供の体重を支えきれず自分も一緒にザブンorz
高速に乗る直前、少しだけ高知県に入りました。もう1ヶ月遅く来ていればスノーピーク直営のキャンプ場(Snow Peak おち仁淀川キャンプフィールド)がオープンしていたんですけどね(^^;)
- 藻まみれの滑り台
- モンベル大歩危店
- 大歩危峡観光遊覧船
- 祖谷のかずら橋
激流の吉野川は別名「四国三郎」と呼ばれているそうです。大歩危小歩危に行くまで四国三郎がオートキャンプ場(四国三郎の郷)の略称だと思っていたのは内緒w
四国旅行 愛媛編
2日目の泊地は愛媛県松山市にある道後温泉。祖谷のかずら橋から道後温泉まで高速道路を経由し2時間半以上の長旅でした。四国って想像以上に広いんですね。
道後温泉に着いてすぐに日没となり、夕飯を食べたら道後温泉本館の周辺を散策。ハイカラ通りでお土産を買ったり、椿の湯や飛鳥乃湯泉を見に行ったりのんびり過ごしました。
砥部焼の絵付け体験
四国旅行3日目のスタートは瀬戸内海の潮流体験!今治に向け走行中、ネットで調べると遊覧船が定休日。しまなみ海道は翌日に持ち越しとし途中で引き返し砥部焼陶芸館に行きました。
お目当ての焼き物セール(春の窯出し市)は日付を間違えてしまい前日までだった…このまま帰るのもイマイチなので絵付け体験しました。1ヶ月半ほどで送られてくるのですが、成果物が増えすぎて自宅に置く場所がないorz
松山城と桜のコンビ
1時間ほど絵付けを楽しんだら現存12天守の1つ、松山城に行きました。ロープウェーとリフトに分かれて頂上まで進むと、松山城と桜のコンビネーションが見事すぎる!
普段あまり城郭に興味がなかったのですが、松山城は一見の価値がありますね。子育てが落ち着いたらキャンピングカーで現存12天守を見に行く旅に出るのも悪くないかも。
ロープウェイ商店街で蛇口からポンジュースを楽しみ、坊ちゃん列車に乗って道後温泉に戻ってきました。前日は外から眺めるだけだった道後温泉本館に突入。良くも悪くも昔ながらの銭湯でしたw
四国旅行最終日は再びしまなみ海道を目指し北上。来島海峡SAから眺める瀬戸内海としまなみ海道は絶景でした。ベストな時間帯を確認のうえ大島に渡り潮流体験しました。
しまなみ海道でサイクリング
四国旅行の最後にしまなみ海道を自転車で渡ってみようとレンタサイクルターミナルを巡るもなかなか在庫がない…ようやくたどり着いた大三島の道の駅「多々羅しまなみ公園」でクロスバイクを確保。
国内最長の斜張橋「多々羅大橋」を渡って生口島(広島県尾道市)に上陸しました。大子グリンヴィラで早めに補助輪を外す特訓をしておいて正解だった(^^)
瀬戸田サンセットビーチ
松山空港まで戻ることを考えるとそう遠くまでは行けず、瀬戸田サンセットビーチで自転車を返却。目の前に広がるキレイな芝生と砂浜…おぉ、ここはキャンプ場じゃないか!
海辺のキャンプ場というと人が多くて不衛生で地面が岩や砂のイメージがあったのですが、春の瀬戸田サンセットビーチは全てが真逆で驚きました。こんなロケーションだったら高規格じゃなくても海キャンプしたい!
- 道後温泉
- 砥部焼陶芸館
- 松山城
- 能島水軍
- 瀬戸田サンセットビーチ
- 松山空港
まとめ
日帰り出張で行くことはあっても旅行としては初めての四国。想像以上に広く海も山も川も美しかったです。春休みの四国キャンプ旅とか長期休暇が取れたらやってみたいかも!
吉野川でラフティングしたり、四国カルストで高原キャンプしたり、しまなみ海道をサイクリングしたり、四国はアウトドアの魅力がいっぱい詰まったパラダイスでした。