千葉県山武市の有野実苑オートキャンプ場(以下、有野実苑)に行ってきました。約3年ぶりの有野実苑でSUVからミニバンに乗り換え後の初キャンプ。
父子3人で水道・テーブル・屋根付きテラスのあるキャンパーズテラスサイトに滞在し、2017年春以来の家族風呂や農園レストランを満喫しました。
この記事の目次
父子3人でまったりキャンプ
photo by Yahoo! JAPAN
屋外で風通しが良く、周りと適度に距離が離れており、誰かと密接に絡むわけでもない。キャンプは新型コロナウイルスの感染リスクが低い活動と言われています。
なるべく隣のサイトと距離があるキャンプ場を探すと、近場の有野実苑に良さげな空き区画を発見。ミニバン初キャンプ&今シーズン初キャンプにお出かけです。
約3年ぶりの有野実苑
3人分の荷詰めを済ませたらベイシア八街店で買い物を済ませ、約3年ぶりの有野実苑に到着。自宅から約50km、石油ストーブなどを積んで平均燃費18.6km/Lでした。
管理棟でチェックインを済ませ散策すると、場内の雰囲気は3年前と大きくは変わらず。以前は薪1箱800円だった気がしたけど、1箱1,000円に値上がっていました。
千葉県の名産品といえば落花生
管理棟の前に採れたて野菜が置いてあり、大好物の「ゆで落花生」も売っていました。初めて聞いた品種ですが、粒がかなり大きくて食べ応え十分。おつまみに最高!
有野実苑といえば収穫体験。この日はにんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどが収穫できるそう。カラフルな塩で作る工作体験がなくなっていたのは残念(^^;)
サイト中央にグロッケを設営
2020/3/15 有野実苑オートキャンプ場 – Spherical Image – RICOH THETA
お昼ご飯を済ませたら、サイトの中央にグロッケ12 T/Cを設営。ハーフインナーを吊り下げ、360度カメラ「RICOH THETA」でテント内の雰囲気を撮影してみました。
ワンポールテントやタープのポールに巻き結びで取り付ける事によって吊り下げることが出来る小物入れです。キャンプ時にテーブルや衣類のポケットなどに散らかりがちな小物類を整理、収納することが出来ます。
出典:テンマクデザイン
センターポールにセットしたのはテンマクデザインのポールポケット。スマホや温度計など置き場所に悩む小物を入れるのに便利そう。インナーとも問題なく併用できました。
キャンパーズテラスサイト
今回滞在したキャンパーズテラスサイトは場内に1つだけ設定された特殊サイト。以前は風呂釜サイトだった区画で、他よりも一段下がった場所にあり、プライベート感も魅力。
シンクとテーブルセットがあり屋根付き。温水は出ず、AC電源がないため真冬は装備に要注意。本来は前金が必要とのことでしたが、直前に予約したため現地精算でした。
全体的に区画サイトがやや狭めな有野実苑のなかでもテラスサイトはなかなかの広さ。軽く100㎡以上はありそう。ミニバンとグロッケの組み合わせだと相当余裕あります。
屋根付きテラスでアウトドアオフィス
子供達がブランコに乗ったりスラックラインに乗ったり場内を散策している間、ネタ仕込み用に写真を撮りつつブログ記事を書き、コーヒーを飲みながら2時間ほどのんびり。
ゆるキャン△10巻をまったり読書。アルコールストーブを自作したり、庭キャンしたり、個人的にかなり好きな内容でした。大井川沿いのキャンプ場はいつか行ってみたい。
貸切露天風呂と農園レストラン
子供達を探しに行くついでにお風呂とレストランを予約しました。運良く貸切露天風呂が空いていたのですが、1回2,800円って薪と同じく値上がりしたような気がする。
湯船にアヒルを浮かべつつ30分ほど父子3人で冷えた体を温めたら、夕飯はキャンプ場に併設された農園リストランテ「ヴェルデューレリッコ」でいただきました。
滞在中になんとなく感じたことですが、有野実苑って徐々に小さな子連れのファミリーキャンパーより、少し年配の方などに利用者層が移り変わってきているかも。
ガソリンランタンは安定の明るさ
農園レストランからサイトに戻り、ランタンとアルパカストーブを点火。ストーブの前でゴロンとしながらスマホをいじってたら、気付いたら1時間ほど寝てました(^^;)
温暖な千葉なので氷点下までは下がらなかったものの吐く息は白く、ガソリンランタンの安定した明るさが頼りになりました。子供達と共に22時半にはおやすみなさいzzz
チェックアウト時刻に要注意
翌朝は7時におはようございます。キャンパーズテラスサイトは10時チェックアウトなので、朝食を済ませたら子供達に皿洗いやゴミ捨てなどを任せ、9時40分に撤収完了。
有野実苑を出て1時間ほどで帰宅。近いって凄く大きなメリット。片付けがてら点検するとPVCマルチシートが少し濡れていたため、トランクルーム前で20分ほど乾燥させました。
ミニバン初キャンプの感想
子供達が日に日に忙しくなり、一緒にお出かけする機会も減りそう。父子3人でのキャンプ自体は3年ぶりでしたが、今年は家族4人で何回キャンプに行けることやら…
ミニバンに乗り換え後の初キャンプ。荷物を高く積み上げるテトリス積載に苦労しました。ミニバンの底を突いたりすることもなく、雨風の影響なく快適に過ごせたのは幸い。
父子3人かつ水道付き屋根付きテーブル付きのテラスサイトだったので普段より荷物が少なく済んだものの、家族4人でフル装備となると同じようにはいかないかも。
自宅に持ち帰る衣類や食料品などを運び込んでも合計1時間あれば十分片付けできました。これまでの半分程度の時間で片付けが済むなんてトランクルームありがたすぎる。
3家族以上のグループキャンプ禁止は厳しいレギュレーションですが、コビットのようにグルキャンほぼ禁止のキャンプ場もあるので、慣れの問題かもしれませんね。
やはり自宅から近いキャンプ場は行き来が楽ですね。北関東3県や山梨県に行くことがほとんどなので、地元に有野実苑のような王道的なキャンプ場があるのはありがたいです。