苦しくも楽しくもあった8泊9日キャンプ旅の北海道最終日。道内屈指の高規格キャンプ場「オートリゾート滝野」を9時前にチェックアウトし乗船ギリギリまで遊びつくします!
これまでの苦労が報われるようなスッキリと晴れた気持ちの良い一日は、国営滝野すずらん丘陵公園とノーザンホースパークの公園三昧(^^)
帰路は苫小牧港から太平洋フェリーに乗って仙台に上陸し14時半に千葉県の自宅に無事帰宅。当初の計画とは大きく異なる旅路はトラブルにも動じない精神力の強化に繋がったかも!?
この記事の目次
8月とは思えないほど涼しい朝
前日はサーモンパークにキリンビール工場、新千歳空港でドラえもんパークに温泉とガッツリ遊びつくし夕飯を食べたら全員オツカーレ!(←マッハドライバー風w)
雨天を避けるためのキャビン泊とはいえ片付けをほとんどしないまま早い時間に寝てしまったため、翌朝は少し早めの5時前に起床。
キャンプ場内を軽く散策してみると朝5時の気温は11.6℃と昨日よりもずっと寒い!半袖ではいられないほど涼しく、フリースやパーカーを羽織ってちょうど良い涼しさです。
6時半に子供達も起きてきたため簡単に朝食を済ませ出発準備を開始。クルマに荷物を積み込みつつキャビン前の大きな広場でボール遊びなどマッタリ(^^)
今回のキャンプ旅は台風の接近によりフェリーが欠航して北海道への渡航手段を失ったところからスタートし、別の台風の通過や前線の影響など雨続きでしたorz
黒松内の歌才ルピックに滞在してニセコまでキッズラフティングしに行った日以来の雲量ゼロの快晴。こんな天気を待ってました!
雨でも子供達が楽しめる場所を探したり、テント泊を諦めてロッジ泊に切り替えたりと毎日が予定外の連続。微々たるトラブル対応力を最大限駆使してそれなりに何とかしてみたものの、やっぱり晴れてくれると気分的にも幸せ!
なるべく食材を残さないように食べきり、お土産などをクーラーボックスに詰めて準備完了。去年の反省を活かして高性能クーラーボックスに切り替えたので自宅までしっかり保冷された状態で帰れる算段です(^^)
8時50分にチェックアウト!
屋根付きのウッドデッキにはテーブルと椅子が付いているし、建物内の広さも十分すぎるほど。景色はオートリゾート八雲のロッジのほうが良かったけど、滝野のキャビンSは値段が高いことを除けば悪くなかったと思います。
出発準備が整い2泊したキャビンに別れを告げセンターハウスでチェックアウト。8時50分と過去最速レベルなのはテントやタープの撤収がないのが大きいかも(^^)
公園がオープンするまで少し時間があったのでキャンプ場内をクルマで巡ってみました。フリーサイトやキャビンBはセンターハウスから遠く離れた場所かつ坂道が急なため、滝野3日目にして初訪問。天気良くて気持ちいいです!
サイトは平坦だし芝生もフカフカ。近くの駐車場にクルマを停める必要があり直接乗り入れできないのはイマイチですが、一見すると区画サイトより良さそう(^^)
だがしかし…ここは札幌市内。オートリゾート苫小牧アルテン同様、大都市に近い高規格キャンプ場≒若者が集まって大騒ぎの法則がバッチリ当てはまるため、静かに過ごすためには若者が来ないであろう日を選んだほうが安心w
国営滝野すずらん丘陵公園
キャンプ場レポ用として場内の風景を写真に収めていたら開門時間の9時を過ぎてしまい、急いで滝野すずらん公園に向かいます。
開門ダッシュを狙っていたであろう家族連れが続々と入場してくるなか、前夜に宿泊していたキャンパーの優位性を活かして広い駐車場のわずかな日陰エリアにクルマを停め東門へ。
まっすぐ遊具に向かって進むと右手にはリフトと牧草の塊。規模こそ小さいものの緩やかな斜面になっているので、ここは冬になるとファミリー向けのスキー場として使われるのかもしれませんね!
それにしても雲一つ無い最高の天気…嬉しくて泣けてきます。9時過ぎの気温は20℃と過ごしやすく快適で日差しもそれほど強くありません。子供達が思いっきり外遊びするのに適した日になった気がします。
超絶楽しい「こどもの谷」
まずは室内にネットが張り巡らされた虹の巣ドーム。ほぼ開門ダッシュに近い優位性を活かし貸し切り状態でスタート!
すぐ隣に休憩室があり、大人達は座ってマッタリしつつ子供達を眺めて小休止。キレイなトイレや無料のコインロッカーがあるため、こどもの谷を遊び尽くす拠点として虹の巣ドームは最適だと感じました。
虹の巣ドームを出ると目の前には巨大なタマゴをイメージしたフワフワエッグ。千葉県だと中山競馬場や印西ビッグホップに、無印良品津南キャンプ場帰りだと道の駅にあったやつと同じようなものです(^^)
こどもの谷でとにかくビックリしたのは、あまりに広すぎて戸惑いを隠せないローンスタジアム。子供の身長とほぼ同じ大きさのボールを斜面の上まで運んで転がせるのですが…6.8haの広さというのは東京ドームよりも大きいんですね!
みんなでボールを転がすと楽しいね~で済むほど甘くはなく、この広大な斜面のどこかにスマホを落としてしまうという悲劇があり探索に苦労しましたorz
こどもの谷のシンボルとなっている「あり塚の塔」を探検したりヘルメットを被って「溶岩滑り台」でキャーキャー言いながら楽しんだら、昨日茹でておいたとうきびを食べたりしつつ小休止。
改めて滝野すずらん公園のマップを調べてみると、既に朝から相当歩いた割にまだ一割くらいしか巡っていないことがわかり愕然。次なる目標を「森のすみか」に定め出発!
自然豊かな「森のすみか」
こどもの谷は人工的な遊具の多いエリアでしたが、森のすみかは自然豊かな冒険コース。全体的にアップダウンが激しくアスレチックに来ている気分です(^^)
途中で大きな蛇に遭遇したりクワガタが道路の上を歩いていたりとサプライズが多く、結局1時間以上滞在していました。子供達的には迷路がしょぼくて物足りなかったみたいですがw
北海道最終日ということもあり子供達の好きなように遊ばせてみた結果、9時過ぎから13時頃まで公園内で遊んでました。日中の気温も23℃と暑すぎず寒すぎず、本当に気持ち良すぎです(^^)
東門を通過し駐車場に向かって歩いていると、右手にある「つどいの森」の片隅にレジャーシートを広げブラジリアンハンモックでくつろいでいるファミリーがいました。さすが北海道民は優雅だと感心。
Doremo/Cafemot LeTAO
夕方に出航するフェリーまで少し時間があるため、徐々に苫小牧港に近づきつつ遊ぶことに。2015年の北海道キャンプ旅では天候が悪く行くことができなかった観光牧場を目指します。
北広島インター近くのアウトレットに一瞬引かれつつも観光を優先し素通りし、千歳インターで降りたら道路脇にあったのが「ドレモルタオ(Doremo LeTAO)」です。
小樽に行ったら必ず立ち寄る&新千歳空港でお土産として必ず買うLeTAOですが、千歳のお店はショップとカフェが併設されておりちょっと変わった雰囲気。
ショップの店内は洋菓子半分、パン半分といった感じです。パンケーキを推しているカフェは14時過ぎにもかかわらず長い行列ができており、女性人気の高いお店であることがわかります。
1日数量限定!?一瞬の口どけにこだわった「ふわ生ロールケーキ」はあっという間に売り切れてしまったようです。12時半から整理券配布とは…すさまじい人気の模様。
庶民らしく「何か試食できるかも!?」と思い立ち寄ったルタオで肩透かしを食い、あらためて午後の予定を確認するとフェリー受付は出航2時間前の17時がデッドライン。
苫小牧港への移動時間を差し引くと1時間半ほどの余裕があるため、個人的にも興味のあったノーザンホースパークに行ってみることにしました(^^)
ノーザンホースパーク
ノーザンホースパークは大きな公園のようになっており、駐車場入り口でJCBカードを提示するだけで割引が効いてお得!早速2人乗り自転車を2台借りて場内散策の旅へ。
厩舎にはレースを引退したサラブレッドがおり(すっかり競馬から離れてしまいよくわからないものの)G1を勝った馬も何頭かいました。
馬の名前だけ見て気になったのが「ウインドインハーヘア」という雌馬。どこかで名前を聞いたことあるような気がするんだけど…うーむ思い出せないと思い厩舎の中に入り看板を読んでみると、3冠馬「ディープインパクト」のお母さんでした(^^)
結局時間ギリギリまでノーザンホースパークで遊び、フェリー乗り場のある苫小牧港に着いたのは16時55分。何とか間に合ったものの今日もまた遊びすぎた!
デッドライン直前の受付は大きな混雑もなくスムーズに手続きすることができ、クルマに乗り込んで「いしかり」に乗船。北海道ともしばしの別れです。
サヨナラ北海道また会う日まで
8泊9日ファミリーキャンプ旅の最終日は、天候にも恵まれ十二分に北海道を楽しむことができました。復路は初めてフェリー内でディナーバイキング。窓側の席を確保でき景色は最高だけど…味は推して知るべしw
波が高かったこともあり船首側の個室はなかなかダイナミックに揺れましたが、嬉しいことに予定時刻よりも1時間ほど早く仙台港に着岸。
去年立ち寄ったWILD-1仙台東インター店が気になりつつ10時に仙台を出発し東北道経由で14時半に帰宅。翌朝の出勤は船酔いが後からきたのか目が回ってきつかった(^^)