娘の中学受験が本格化する前に、家族4人で大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ(以下、グリンヴィラ)に行ってきました。あぁテントまた壊れてしまった…
雪峰祭2021春の限定品「IGTロースタイルセット ブラック」を初使用。タクードをセットできたり、オプション品が欲しくなったり、恐ろしい「黒くて深い沼」ですね。
リビングシートを敷いてお座敷風にし、薪ストーブを用いて父娘で調理したり、短時間ながら星空撮影したり、いつもと何一つ変わらぬ手抜きキャンプでした。
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IGTブラックでお座敷キャンプ
2月上旬に息子の中学受験が終了し、我が家も少し落ち着きを取り戻しました。受験勉強したことのない自分には、小4からこんなに勉強するのかと驚きの連続でした…
さて、一昨年の年越しキャンプ@ほったらかしキャンプ場以来となる家族4人でのテント泊。砂まみれになったお座敷スタイルのリベンジとして、色々と準備してきました。
春のグリンヴィラは超快適
途中のこんにゃく関所でアップルパイを買い、11時にアーリーチェックイン。天気は晴れときどき曇り、気温は最高15度で最低0度。いわゆるキャンプ日和です。
大人達がのんびり荷下ろしを進めている間、子供達はブレイブボードで場内の舗装路をスイスイ。娘が履いているジャスパーのデザインがかわいい(ただの親バカ)。
地べたに近いお座敷スタイル
荷下ろしが済んだら母子3人は水着を持ってフォレスパ大子へ。父はのんびりトルテュProを張り、インナーテントの前にリビングシートを敷いてお座敷スタイルの準備。
スノーピーク「トルテュPro」は、当ブログを始める前に購入したもので、かれこれ7年ほど使用しています。今回はサイドパネルのファスナーが完全に壊れました。
トルテュProまたしても壊れる
1時間粘っても修理できず、プールから戻ってきた娘(工作好き)のアイディアで、キャンプ道具が入っていた段ボールを解体し、養生テープでひたすら貼って側面を補強。
たしかトルテュProを修理に出すのは6回目だったかと。ほぼ年1回ペースで修理に出している計算。ちなみに今回は修理箇所が複数あり計7,000円ほどかかりました。
IGTのブラック塗装は2種類
雪峰祭2021春の限定品「IGTロースタイルセット ブラック」、通称IGTブラックを開封&初めて組み立ててみました。黒は引き締まって見えてカッコいいですね。
- フレーム材質:アルミニウム合金(アルマイト加工)、ステンレス
- 脚材質:ステンレス(カチオン電着塗装)、樹脂
- サイズ:1096mm×496mm(フレーム)
- 重量:約6kg(フレーム+脚4本)
製品スペックで気になるのは、フレームがアルマイト加工、脚がカチオン電着塗装であること。ある程度使わないと判断できませんが、塗装の剥がれやすさは要注視ですね。
IGTブラックのノーマルサイズ
車載を考えて3ユニットのノーマルサイズにしました。付属品および単品売りされている脚の高さが40cm固定なので、今後のサイズ展開(特にお座敷用の30cm)に期待です。
基本的な使い方はシルバーのIGTと変わりません。脚を4本差し込んで回すだけなので1分あれば組み立て可能。脚の高さを微調整できるのは不整地で使いやすいと感じます。
スノーピーク(snow peak) IGTロースタイルセット ブラック FES-136 (ブラック/FF/Men's、Lady's)
IGTブラックとマナイタで調理台
まずは手持ちのキャンプ道具でセットできそうなマナイタ2種を使い、子供が広々使える調理台にしてみました。さすがは純正品、不安定にならずピッタリあいますね。
シェルフコンテナ50の天板として使っていたIGTマナイタWは本来この使い方が正しく、IGTフレームより厚みがあるため誤って包丁でフレームが傷つくことはなさそう。
カインズのまな板シートで天板保護
2022年2月にオープンしたばかりのリオンドール大子店に買い出しに行ったとき、養生テープを買うため立ち寄ったカインズ大子店でまな板シートなる便利アイテムを発見。
これはもしや…IGTマナイタWやマナイタセットLに敷くことで、調理中はまな板として、食事中はテーブルとして使うのにちょうど良いかとお試しに使ってみました。
調理担当をお願いした受験生の娘によると、切り終わったあとクズ野菜やむいた皮を包んで一緒に捨てられるし、刃が貫通している気配もないし、意外と悪くないとのこと。
お座敷不可のタクードで豚汁作り
食材のカットを終え、まな板を片付けてIGTブラックに石油コンロ「タクード」をセットしようと改めて取扱説明書を読むと…なんとタクードはお座敷使用NGとのこと。
仕方がないので地面に置いて豚汁作り。IGTの上からセットできないからと地面を引きずると底面が傷だらけになるし、タクードは真面目に使うと意外と制限が多い印象。
薪ストーブの強火力でカレー作り
煮炊きが得意なタクードで豚汁を作っている間、強火力で調理できる薪ストーブ「オージーピッグ」でカレー作り。やはり炒めるには薪ストやガスバーナーが便利ですね。
雲が晴れた短時間に軽く星空撮影
食事を済ませたらお座敷でゴロゴロしながらトランプやUNOをしたり、薪ストーブの炎を眺めたり、ファミリーキャンプらしい過ごし方でのんびりリラックスタイム。
テントの外に出ると雲が晴れて星が見えたため、西の空に沈みゆく冬の大三角と壊れかけのトルテュProを1枚撮り(合成なし)。これだけ撮れれば個人的には十分かなと。
朝から焚き火と薪ストーブ
段ボールによる補修である程度すきま風を減らしたものの、最低気温0度でタクードだけでは暖房としては不十分でした。というわけで朝から焚き火と薪ストーブのダブル使い。
TOKYO CRAFTSのコンパクト焚火台「マクライト」は、荷物の隙間に挟んでこれる薄さと燃えかすを捨てに行くとき苦にならない軽さで、常時車載しておきたいレベル。
まとめ
IGTブラックを導入してみて、マナイタ以外のオプション品も試してみたくなりました。雪峰苑とかフラットバーナーとか欲しくなりますね。まさに沼…恐ろしいです。
おそらく娘の中学受験が終わるまでファミリーキャンプはお預けですが、その最後の機会に家族みんなが大好きなグリンヴィラで過ごすことができて大満足でした。