富士五湖の1つ「西湖(さいこ)」の湖畔にある高規格キャンプ場「PICA富士西湖」に行ってきました。渡辺製材所で買った広葉樹の薪が1束300円で爆ぜずにコスパ抜群!
ゆるキャン△の聖地で日の出を見たり、富士すばるランドで遊んだり、ガソリン器具のメンテナンス講習を受けたり、夕方から7時間も焚き火したり、秋キャンプを満喫。
西湖からの帰路、吉田うどんを食べセレクトショップでお買い物。3時台に出発して14時台に帰ってくる慌ただしい2日間でしたが、無事中央道の渋滞を回避できました。
この記事の目次
ゆるキャン△の聖地
週末の天気予報を確認すると最高気温20℃と11月の富士五湖周辺とは思えないほど暖かく、焚き火があればランドステーションに引きこもらずに済みそうな予感!
中央道の大渋滞を回避すべく2時半に起きて3時55分に出発。山梨方面に向かうクルマは多めでしたが渋滞するほどではなく、千葉県から約2時間で河口湖ICに到着。
PICA富士西湖のチェックインは朝7時から。このまま向かっても40分ほど待ちぼうけになるため、空き時間を活かして「ゆるキャン△の聖地」に行ってみることに。
はじめての浩庵キャンプ場
西湖や精進湖を通過し、富士五湖の一番西側「本栖湖」の湖畔にある浩庵(こうあん)キャンプ場の近くに到着。時刻は6時20分、どうやら日の出前のようです。
ゆるキャン△アニメ版の第1話でしまリンが、最終話でなでしこがソロキャンプするキャンプ場として描かれており、富士山が見える絶景キャンプ場として知られています。
本栖湖越しに眺める富士山
浩庵キャンプ場は先着順のため行列ができると聞いていましたが、6時半の時点で30台ほどが入場待ち。元々の人気の高さに加え、ゆるキャン△の絶大な効果を感じました。
観光案内所の前に三脚&一眼レフを構える方がたくさんおり、コンデジしか持たない我が家も紛れて写真撮影。晴天ではあるものの富士山に少し雲があり残念(^^;)
残念ながらPICA富士西湖は場内から富士山を見ることができないキャンプ場。代わりに本栖湖の湖畔で富士山の裾野から昇る日の出を眺めることができ大満足でした。
PICA富士西湖で紅葉キャンプ
photo by PICA富士西湖
本栖湖を出て約20分、PICA系列の高規格キャンプ場「PICA富士西湖」に到着。3月に来たときは無料宿泊券を利用してコテージ泊でしたが、今回はテント泊です。
PICA系列のキャンプ場はハッピーフライデー割引で朝早くにアーリーチェックインできるのが良いですね。6時55分に管理棟がオープンし、場内を軽く散策。
電源付きAサイトにムーンライトやメイフライチェアなど、しまリンと同じ装備をした方がいる…PICA富士西湖が誇るゆるキャン△体験宿泊プランかも!
コット寝スタイルのレイヤリング
7時30分に全家族が合流し設営開始。11月の標高900mとは思えないほど朝から暖かい!地面の砂利はかなり濡れており、前日に雨が降ったことがわかります。
ちびっ子の多いグループキャンプで生地の汚れが目立つグロッケ12 T/Cを使う勇気がありませんでした。チキンな軟弱キャンパーは安定のリビングシェルを設営(^^;)
春秋のコット寝スタイルのレイヤリングとして下からコット、オールウェザーブランケット、ホットカーペット、厚手の毛布、シュラフの順番にしてみました。
富士すばるランドで遊びまくる
9時にはテントやタープの設営を終え、場内を散策したり湖畔に出かけたりマッタリ。子供達が相談した結果、前年夏に2回行った「富士すばるランド」で遊ぶことに。
PICA富士吉田なら徒歩20分ほどの近さですが、PICA富士西湖からはクルマで片道30分弱。10時の開園に合わせて到着。今回もまたHISのクーポンが役に立ちました。
お茶や肉店で馬刺しを調達
4時間ほど富士すばるランドで遊んだら富士吉田市内で買い出し。富士山の南側は山崎精肉店、北側はお茶や肉店がキャンパーには人気があるかと思います(^^)
おつまみとして馬刺しを300gほど調達したのですが、その美味しさに目覚めてしまった子供達に食い荒らされ、大人はほとんど食べることなく終了orz
渡辺製材所でコスパ最強の薪を調達
PICA富士西湖やPICA富士吉田は薪の種類が豊富。桜や楢などの広葉樹も揃っているのですが、1束1,080円とお高め。最低でも3束は使うとして…計算したくない(^^;)
河口湖から西湖に向かう途中にある「渡辺製材所」に立ち寄り、焚き火用の薪を購入。太い広葉樹の薪が1束300円、細い針葉樹の薪が1束200円と格安すぎる!
少しわかりにくい薪売り場
代金を入れて薪を持ち帰る仕組みは人件費を抑えられて良いですね。大まかな場所の目安は鳴沢村役場の裏手。「結の駅」近くの交差点を曲がり、道なりに進むと右側にあります。
ランタンのメンテナンス講習会
PICA富士西湖に戻り早速焚き火を開始。その裏でコールマン認定”メンテナンス・ライセンス”取得者による「BASIC PRO SUPPORT」に参加させていただきました。
この日の参加者は自分のみ。ワンマントルランタン286Aについて講師の方にマンツーマンで色々と教えてもらいました。自前のランタンなので受講料は500円。
マントルが少し破れていたので新しいマントルをいただき、空焼きのやり方まで見ていただきました。受講料がほとんどタダみたいな状態に(^^;)
初歩的な点検方法をようやく理解
文章で説明するのが難しいのですが、ポンプカップのゴムの柔らかさやエアーステムの曲がり具合などまで点検。実物を使って対面で講習を受けるとものすごく勉強になる…
コールマンのメンテナンスハンドブック、よくアウトドアショップに置いてあるのですが、今回の講習を受けるまで全くもって意味不明でした。ようやく内容を理解できるように。
ガソリン機器のメンテナンスでよく使うコールマンのスーパーレンチ(工具)とリュブリカント(潤滑油)は所持必須だと感じました。帰宅後すぐにAmazonでポチっ(^^)
長時間焚き火を楽しめる秋
講習会から戻るとたくさんの夕飯が完成していました…我が家はダッチオーブンで40個の餃子を一気に焼いた程度で、その他のメニューはほぼ全てお任せ状態(^^;)
グループキャンプで威力を発揮するファイアグリルラージは、少し多めに薪を使うと炎の形が良い感じになりました。渡辺製材所で買ってきた薪は全く爆ぜず最高!
4束買ってきた薪が燃え尽きたので、桜を買ったら爆ぜてイマイチ。焚火ワイナリーに行ったり対岸のキャンプ場を眺めたり、7時間ほど焚き火を堪能しておやすみなさいzzz
11月とは思えないほど暖かな朝
PICA富士西湖での秋キャンプ2日目は朝6時におはようございます!最低気温は9℃前後までしか下がらず、結局シュラフに一度も潜ることなく朝を迎えました。
コット寝のレイヤリング、ホットカーペットとオールウェザーブランケットの間に結露がありました。面倒くさがらずにインフレーターマットを挟まないとダメかも(^^;)
ダッチオーブンを蒸し器代わりに
朝食は肉まんをプレスしようと思ったのにホットサンドメーカーを忘れてしまい、ダッチオーブンに底網を敷き水を張って蒸し器代わりに。これはこれで美味しい(^^)
のんびりと片付けを進め9時55分に撤収完了。場内を散策したり、カフェでクレープを食べたり、子供達と秘密基地を作ったりして解散。2日間とも天候に恵まれ楽しめました。
吉田うどん「くらよし」でお昼ご飯
PICA富士西湖から河口湖ICを目指して走行中、偶然止まった信号にあった看板を頼りに吉田うどん「くらよし」に行ってみました。駐車場が広くて停めやすかったです。
富士山の北側で何度もキャンプしている割に富士吉田の名産品である吉田うどんの専門店に行ったことがなく、本物の吉田うどんを初めて実食…とにかく麺が太い!
何とか完食しましたが、普通盛りでも量が多いため次回からは大盛りを避けようと決意。ほうとうと吉田うどんはキャンプに来たらお店巡りをしてみたくなりました(^^)
初訪問!スタンダードポイント
満腹度120%なお腹を抱え、すぐ近くの「STANDARD point」に立ち寄りました。2018年7月にオープンしたばかりのキャンプ用品のセレクトショップです。
フォレストモール河口湖の少し奥まった場所にひっそりとあります…大きな看板がなく気付かずにスルーしてしまい、ぐるっと一周まわってようやくお店を発見(^^;)
写真の撮影許可をいただきオシャレな店内で色々と物色。中央道の渋滞を回避するため12時過ぎにスタンダードポイントを出発し14時15分に帰宅しました。
まとめ
- PICA富士西湖
- 浩庵キャンプ場(本栖湖)
- 富士すばるランド(遊園地)
- お茶や肉店(馬刺し)
- 渡辺製材所(薪販売)
- 吉田うどん くらよし
- STANDARD point
2018年4月にリニューアルした電源付きAサイト&レイクビューサイトは平坦な砂利敷きでサイトが広く、トイレや炊事場も近くて便利。かなり気に入りました。
早々に予約が埋まる傾向からして、PICA系列の数あるキャンプ場の中で最も人気があるテントサイトかと。プライベート感はありませんがグルキャンには便利です。
夏休みの三重キャンプ旅から帰ってきたあとグルキャン多めだったのですが、今回で今シーズンのラスト。以降はまったりファミキャンを楽しみたいと思います(^^)