ヤッホーブルーイング主催のビールを楽しむ野外フェス「よなよなエールの超宴」が北軽井沢スウィートグラス(以下、SG)に帰ってきた!このときを待っていました!!
初心者に優しいイーグルサイトに滞在し、よなよなエール大学でグラスの違いを学んだり、牛豚鴨の燻製やローストチキンを作ったり、クラフトビールを片手にまったり。
Tシャツ1枚だとやや肌寒く、キンキンに冷えたビールがあまり進まない気温でしたが、焚き火とキャンプを楽しみつつ、アットホームな雰囲気に癒されました(^^)
この記事の目次
よなよなエールの超宴2019
インドの青鬼や東京ブラックなど一風変わった商品名のビールを製造しているヤッホーブルーイング(以下、ヤッホー)。特徴的なデザインを見たことある方も多いかと思います。
そのヤッホーが主催する野外フェスが「よなよなエールの超宴(ちょううたげ)」。超宴に参加したいがためにSGのイーグル会員になったといっても過言ではないのですが…
帰ってきた超宴in新緑の北軽井沢
イーグル会員になった直後から会場が都内の明治神宮外苑(4,000人規模)やお台場(5,000人規模)となってしまい、個人的にとても悲しい思いをしておりました。
ところがどっこい、2019年春は2年ぶりにSGで開催されることになり、めちゃくちゃ嬉しすぎる!電話による激しい予約争奪戦を経て、なんとかサイトを確保できました。
初心者に優しいイーグルサイト
超宴当日は5時45分に千葉県の自宅を出発し9時5分に到着。チェックインのピークは既に過ぎていたのか、それとも来るのが早すぎたのか、あっさり手続き完了。
今回はメイン会場から最も遠いイーグルサイトを予約しました。屋根付きデッキやシンク、ガスコンロなどが備え付けられたキャンプ初心者に優しいテントサイトです。
キャンプ初めての方、超楽々キャンプ希望の方に向けたサイト。コールマンジャパンの協力を得て生まれたスペシャルテントサイトです。
リビングスペースにはウッドベンチとテーブル、ミニキッチンにはシンクとガスバーナーが備え付けてあり、景色を眺めながらお料理を楽しむことができます。
出典:北軽井沢スウィートグラス
開会式前に乾杯の練習
AC電源を2ヶ所から取ることができ、2家族で使うのに便利。ガーデン広々サイトと2区画予約して4家族でグループキャンプされている方も見かけます。
チェアを広げたら(開会式前だけど)よなよなエールで乾杯の練習!しばらく荷下ろしもせず飲みながらグダグダ過ごし、寝床となるアメニティドームだけサクッと設営。
ウコンの力でプレ乾杯!?
チェアやテーブルを持ってメイン会場に行ってみると、物販コーナーのレジに長い行列あり。Tシャツやグラスホルダーを買うまで40分ほど並んだような気がします(^^;)
林間サイトには飲食ブースが出店しており、永谷園のお茶漬けに好きな具を入れてカスタマイズできるのが子供達には好評でした。超宴仕様のウコンの力でプレ乾杯w
おしぎっぱの森からコロスケ号が入場し、全員一斉にプシュッと缶ビールのプルタブを開け、空に向かって約1,000人で乾杯!ホント雨降らなくて良かった!!
よなよなエール大学でお勉強
乾杯したらすぐにアサマヒュッテに移動し、テイスティングセミナー「よなよなエール大学」に参加。かなりの人気コンテンツらしく、今回は予約開始10分で完売したそう。
大人気!超宴デザイングラスを手がける「シュピゲラウ・ジャパン」のビールグラス・テイスティングセミナー!グラスを変えるとビールが変わる!ビアスタイルに合わせたグラスを使うことで、個性的な味わいや豊かな香りを最大限に引き出せます。
シュピゲラウの方が講師を務め、グラスによってビールの香りや苦みがどう変化するかワークショップ形式で楽しむもの。そりゃ多少は変わるだろうけどと期待薄でしたが…
3種類のビールで飲み比べてみると、確かに形状によって顔の傾く角度が異なるため、香りが全く違うのだなと。サーモスの缶ホルダーで満足してはダメだと痛感w
SG名物!まるまる丸鶏
メイン会場で開催された○×クイズに参加したり、ビールを片手に音楽を聴きながらのんびり。普段は自炊がほとんどですが、今回は食材を注文してみました。
SG名物のローストチキン「まるまる丸鶏」は丸鶏にミートボールやうずらの卵が詰まっており、野菜とともにダッチオーブンに入れて上下から炭火で加熱するだけ!
ステンレスのダッチオーブンだと、食材を入れっぱなしにしたまま翌朝を迎えても、錆びたり鉄臭くならないのが良いですね。酔っ払いキャンパーには助かりますw
牛と豚と鴨の燻製作り
ステンレスはやや強めに火力を準備する必要があるのですが、炭火をケチってなかなか焼きあがらず撃沈…ユニフレームのダッチオーブンで失敗したことなかったのにorz
もう1品は「もくもく薫る肉三昧」。牛肉・豚肉・鴨肉がソミール液に浸った状態となっており、それぞれに合ったスモークチップ(桜・楓・樫)で燻す本格派!
燻製器は卓上でも使えるお洒落なアペルカでした。カセットコンロで加熱したら少し落ち着かせ、切り分けておつまみに。ビールとキャンプ飯、ホント相性最高。
巨大なキャンプファイヤー
食事を済ませた頃、遠くのメイン会場から賑やかな声が聞こえはじめ、キャンプファイヤーの時間となりました。この日は風が弱く、火の粉が安定していて良かったです。
普段は子供達に囲まれて忙しそうな&心から尊敬しているマーヴィン隊長が珍しく日中暇そうにしていたのですが、さすがに夜の部は安定の大活躍でした(^^)
ソロストーブ レンジャー
子供達が楽しく薪焚きの湯に入っている間に寝床を整え、お楽しみの焚き火タイム。今年上陸したばかりのソロストーブレンジャー、これはかなり良い品ですね!
ギリギリ積載できる大きさだし、ソロストーブ特有の2次燃焼で炎の上がり方も最高。約1時間半で長さ30cmの太い広葉樹薪を20本ほど消化。22時過ぎにおやすみなさいzzz
丸鶏から作るチキンスープ
翌朝は5時15分におはようございます!寒さ対策として毛布とセラミックヒーターを持ってきたら、ヒーターを付けておくと毛布どころかシュラフすらいらなかったw
既にローストチキンの残りが鍋で煮込まれ、1時間半ほどで鶏がらスープに変身。じゃんけん大会に参加したあと閉会式で一斉にバルーンを上げ、全イベントが終了しました。
あってりめん こうじ
11時にチェックアウトし、中軽井沢駅前にある「あってりめん こうじ」に行ってみました。全ての席が埋まっており人気店の模様。ラーメンの味は好みでリピ決定(^^)
1泊2日で北軽井沢との往復400kmはキツイですが、ビールを嗜むキャンプインフェスは期待通り楽しかったです。もう少し暑いとビールが進んで最高だったんですけどね。
超宴2019の感想
photo by よなよなエールの超宴
- よなよなエールの超宴は未成年が楽しめる野外フェスではなく、酒好きが集まるイベントなので必然的にウェーイ系が多め。
- ざっと見た感じGO OUT JAMBOREEよりも子連れが少なく、アコチルキャンプやソトデナニスルとは格段の違いあり。
- 30代以下の若者世代だけでなく、年配のご夫婦など幅広い年齢層の方を見かけた。
- とにかく「ヤッホーやエールビールが心底好きな方向け」の野外フェス。参加者の忠誠心が凄まじい。
- 同じ週末に富士山樹空の森で開催されていたアコチルと比較すると、大手のキリンと中小のヤッホーの差は感じた。
- よなよなエール大学はとても楽しく勉強になるワークショップ。お酒に強くないと酔います。特に空腹だと辛い。
- キャンプメインの野外フェスではないため、アウトドアメーカーの出展はなく、体験系のワークショップも少なめ。
- 全体的に良い意味で手作り感があり、学園祭の延長のような雰囲気。SGに戻ってきてくれて本当に感謝。