梅雨入り前に滑り込みセーフ!平均年齢およそ5歳のわんぱくキッズ13人を引き連れ、初夏のバーベキュー@キャンプ場に繰り出しました。
当日は雨こそ降らなかったものの風が強くて一苦労、子供達が元気いっぱいで大人達は二苦労、なんだかんだで時間無さすぎて撤収ぎりぎり三苦労。チェアに座れた時間、累計15分くらいかも(汗)
アウトドアでワイワイ食べる料理は格段に美味しく子供達が満足できたのなら本望とはいえ、いつも以上にドタバタなデイキャンプでした(^^)
この記事の目次
わんぱくキッズが集結!
西日本各地が梅雨入りした6月4日(土)、千葉県成田市にある「坂田ヶ池総合公園キャンプ場(以下、坂田ヶ池)」で日帰りデイキャンプしてきました。
坂田ヶ池は大きな公園や釣り池だけでなく、宿泊もできるキャンプ場を備えた成田市民の憩いの場。もちろん成田市在住でなくても割増料金を支払えば利用可能です。
千葉県北西部で無料バーベキューができる場所といえば「野田市スポーツ公園」がキャンパーの間では有名ですが、水まわりがイマイチということで今回は早々に断念。
昨年行った「千葉県立北総花の丘公園」だと火気の制限が非常に厳しく、ファイアグリルやツーバーナーを使うことができないのが不満点。駐車場からバーベキュー場までの距離が遠いという欠点もあります。
こうなったらいっそのこと近場のキャンプ場を利用してデイキャンプにしちゃおう!と考えました。キャンプ場なら火気の制限も少ないし色々と勝手もわかるので安心。成田市は千葉県北西部ではなく北東部ですけども(^^)
梅雨入り直前の天気
あらかじめ週末の天気予報を確認すると、土曜日は午前中は晴れて午後から曇りという予報でした。暑すぎず寒すぎず、デイキャンプには適した気温かも!
降水確率0%ということで雨は心配無用でしたが、よーく注視すると風速6メートルくらいの南風が吹くらしい。約1ヶ月前(ゴールデンウイーク前半)の悪夢が蘇る・・・。
飛ばされやすい紙皿や紙コップを使わない、ヘキサタープの片側を地面にペグダウンして暴風壁を作るなど強風対策を妄想して、いざ坂田ヶ池に出撃!
キャンプ場の雰囲気よし!
ゴールデンウイーク終盤にあらかじめ下見しておいたこともあり、サイトのレイアウトや遊具の配置、水まわりなどは全てチェック済み。
9時チェックイン、16時チェックアウトと滞在7時間でのデイキャンプとなるため、トルテュのような大型幕を設営・撤収するのは得策ではないと考え、手軽にヘキサタープとシェードで日差しを遮ることにしました。
テーブル・イス・カマドが備え付けられている広めなサイトは、適度に木々もあり水場が近くて便利。トイレが遠いのはイマイチですが、それなりに日陰もあるためタープをたくさん張る必要はなさそうです。
久しぶりのHDタープヘキサ
久しぶりにHDタープヘキサ(Lサイズ)を張ってみました。木製のテーブルとイスが備え付けられているところに屋根として被さるようレイアウト。
ここ最近はヘキサタープといってもエルフィールドヘキサばかり張っていたので、HDタープヘキサのメインポールの長短の使い分けをすっかり忘れてしまい、まるで初めて設営するかの如くインターネットで取説を読むことに(^^)
ヘキサタープの有効面積はレクタタープと比べ小さくなりがちなので、複数家族で使うことを考えると何か「広くて使い勝手の良いアイテム」が無いか気になりだしてきた今日この頃です。スノーピークの宴会幕ならランステが候補かな!?
キャンプ場なら火気もOK
自由に火気を使えないバーベキュー場とは異なり、坂田ヶ池は火気もOKなキャンプ場ということで、バーベキューコンロで肉を焼くだけではなく普段のファミリーキャンプで作っているような料理にもチャレンジしてみました。
網焼きはユニフレームのファイアグリル(焚き火台)に任せ、アウトドアでの調理の幅を広げるためにはやっぱりツーバーナーの出番!
バーナーが使えるとスキレット以外のフッ素加工されたフライパンやライスクッカー、フォールディングオーブンなども安心して使えるのがとても便利(^^)
ダッチオーブンでピザ
ダッチオーブンでピザを焼くときは上下から炭火で加熱すれば良いだけなのですが、あいにくファイアグリル3台が肉や野菜に占拠されているため、下火はツーバーナーで代用、上火は炭を4つほど置いてチャレンジ!
ダッチオーブンハーフは蓋とピザの距離が近いため、ディープタイプのダッチオーブンよりも少ない上火でピザを焼くことが出来て楽チン(^^)
12インチだと市販の冷凍ピザが焼けるほどのサイズがあり、自宅のホームベーカリーで仕込んできたピザ生地を子供達が伸ばして作った小さなピザなら2~3枚同時に焼くこともできます。
子供達が伸ばしたピザはもちろん丸くなくて、チーズやツナなどの具材も適当さに満ち溢れてます。5分ほどで焼きあがると自分自身で作ったピザをパクパクもぐもぐ。
いかんせん13人もわんぱくキッズがいるためピザ焼きを担当するダッチオーブンはフル稼働、それ以上に子供達のピザ作り教室を手伝うママ達は超絶スーパーフル稼働(^^)
子供達が一通り焼き終えて落ち着いたあと、大人達のピザを焼いてピザ釜としての役目はおしまい。クッキングシートを敷いて焼いたため中は全く汚れておらず、そのまま鉄板代わりにタレを染み込ませた肉を焼いてダッチオーブンの出番は終了!
スキレットで揚げ物
ダッチオーブンやスキレットを入手してから「煮る・焼く・蒸す」にはチャレンジしたものの、油を使って何かを豪快に「揚げる」ということを経験してませんでした。
自宅でやると油が大量に跳ねて後処理が大変だし、どうしても手軽に作りにくい料理もアウトドアなら気兼ねなく出来るかも!?という発想のもと、ジャガイモをスライサーで薄切りにして揚げてみようと実験。
10インチサイズのスキレットにサラダ油をたっぷり入れて、いい感じの温度になったら薄く切ったジャガイモをじゃんじゃん投入していきます。
ある程度の水気はザルで切ってあるものの、さすがに凄い勢いで油が跳ねまくります。当然ながら子供達は遠くに退避させて、事前に被害が及ばないよう考慮済み(^^)
しばらく揚げると市販のポテトチップスのような感じで試作品が完成!とりあえずオーソドックスな塩味で食べてみましたが、やはり出来たては美味でした。油の温度がすぐに下がってしまうので、連続調理はちょっと難しいなというのが率直な感想です。
ファイアグリルラージの欠点
今回のデイキャンプではファイアグリルの標準サイズ2台に加え、使ったことのないラージサイズが1台ありました。両サイズを同時に使用してみると、ラージサイズの特徴や使い勝手がよくわかりました。
ファイアグリルラージはロストルや焼網も大きく5人以上の家族で使用するとき便利なサイズではありますが、木炭と焼網の距離(高さ)が開きすぎていてイマイチ。
オガ炭をファイアグリル(標準サイズ)のように並べても、焼網の上に乗せた肉や野菜がなかなか焼けません。完全に着火した炭を2倍くらい追加して、かつ炭を2段に重ねて焼網との距離を近づけないと効率的にバーベキューすることができませんでした。
キャンプ道具は必ずしも「大は小を兼ねる」というわけではなく、もし大人数でファイアグリルを使うつもりであればラージサイズを1台ではなく標準サイズを2台買うのがオススメ。
ファイアグリルは「2台重ねても収納サイズがほとんど変わらない」という特徴があるため、ラージサイズ1つとそれほど変わらない値段で標準サイズを2つ買える現状、あえてラージを買うのは(焚き火台としてのみ使う場合を除き)避けたほうが良さそうです!
暑い季節といえば!?
成田ゆめ牧場でのハロウィンキャンプ以来、約半年ぶりの出番となる「流しそうめんセット」が登場です。子供達がたくさんいるバーベキューやキャンプを待ちわびておりました(^^)
前回は15人、今回は最大21人ということで雨どいを4本に延伸した状態を想定して準備しました。全長7.2mもあれば21人同時に対応できるはず・・・でした。
実際に組み立ててみると、半年間使わなかった間に園芸用支柱を束ねていた100均のヘアゴムが伸びてしまっていたり、子供達がチャンバラごっこをして途中で折れ曲がっていたりと今回はイマイチ土台が安定せず。
何度完成しても支柱や雨どいにぶつかると全体が壊れてしまい、不安定な4本延伸状態は諦めて2本状態でわんぱくキッズ13人の相手をしました。
大鍋いっぱいに茹でた素麺、キレイに子供達だけで食べきってしまいました!大人達が食べることなく流しそうめんセットの出番は終了。次回の流しそうめんに向けては、とにかく土台の強化と構造の見直しが課題です。
カキ氷大会!
持ち寄ったカキ氷製造マシーン3台を駆使してカキ氷をどんどん製造していきます。流しそうめんにカキ氷、もうすっかり真夏のようなメニューです(^^)
食事の合間にローラーすべり台で滑ったり、流れの緩やかな小川に足を入れて涼んだり、つり橋を渡ってアスレチックで遊んだり。最後は広い公園を活かして超久しぶりにドロケイなどしてみました。
まとめ
子供達を満腹にさせることには成功したものの大人達は撤収がギリギリだったこともあり解散する頃には疲労困憊(^^)
梅雨入り前に何とか間に合って一安心でしたが、やはり小さな子供が多いイベントには大人のほうが多いくらいで備えておかないと色々と厳しいということを再認識。平均年齢5歳くらいの集団に対抗するのは手強かった(苦笑)
坂田ヶ池総合公園キャンプ場でのデイキャンプは手軽で便利なので機会があればまたやるとして、せっかく宿泊もできる場所ということもありファミリーキャンプで訪れてみたいかも!
今回のデイキャンプではユニフレーム「ファイアグリルラージ」の使い勝手を実際に確認できて、キャンパーとしても良い経験になりました。5人以上で使うファイアグリルはラージサイズ1台ではなく標準サイズ2台を買うのが一押し!