3月下旬の週末は千葉県香取市にある農園リゾート「THE FARM(ザファーム)」に行ってきました。気温が上がらず肌寒い雨キャンプでしたが、温泉入り放題で助かりました(^^)
宿泊者のほとんどがコテージやグランピングのリゾート施設ではあるものの、農園の中に芝生のテントサイトが整備されていました。かまど&ハンガー付きで区画は超広々!
久しぶりの地元で約1年半ぶりにトルテュProを設営。付属のインナーテントを初めて使ってみると、コット寝よりも広く感じられ今まで使わなかったことを深く反省。
この記事の目次
久しぶりの千葉キャンプ
千葉県在住30年以上ながら千葉県内のキャンプ場に行くのは久しぶり。約70泊ぶりの地元キャンプ、最後に行ったのが一昨年の成田ゆめ牧場…遠い昔のようです(^^;)
以前は楽に予約が取れた成田ゆめ牧場や有野実苑などは、キャンプブームで軒並み争奪戦となっている模様。やはり東京からの圧倒的な近さは大きな魅力なんだと思います。
THE FARMに興味あり!
近所に住む複数の方から「THE FARM、結構良かったよ!」とリアルな口コミを聞き興味を持ったものの、人気キャンプ場の例に漏れず数ヶ月先まで予約でいっぱい。
週末の天気予報が曇り時々雨だったため何組かキャンセルが出たようで、数日前に区画サイトを確保できました。ただ、家族4人で1泊17,000円となかなかのお値段。
出発直前に確認すると(値段の割に)電源なしサイトらしく、クルマに積んでいたホットカーペットやセラミックヒーターを降ろし、石油ストーブと湯たんぽに積み替え(^^;)
トルテュPro再デビュー戦
当ブログを始める前に購入し、連泊キャンプのエース幕として活躍していたスノーピークのトルテュPro。常にコット寝だったため吊り下げ式のインナーテントは4年ほど未使用です。
ogawaのアポロンやグロッケを導入してからトルテュProの出番がなく、物置部屋の片隅で埃をかぶって塩漬け状態でした。2017年秋のキャンプ大会以来、約1年半ぶりの登場です。
インナーテントを用いた再デビュー戦にあたり、インナーマットなどの専用品は既に入手困難なため、リビングシートのフロアマットと市販のブルーシートで代用してみることに。
肌寒く感じる雨キャンプ
photo by THE FARM
自宅から1時間半ほどでスーパーセイミヤ多古店に到着。買い物して会計しようとすると、大きいスーパーなのにクレジットカードが使えず、現金も足りずワタワタw
買い出しを終え11時半にTHE FARMに到着。ガッツリ雨が降っていて傘を差さないとずぶ濡れになるほど。管理棟はリゾートホテルのロビーのように超キレイ!
間違えて別の受付に行ってしまったらしく、テント泊は場内中央が正解とのこと。THE FARMには受付が3ヶ所(コテージ、テント、グランピング)もあるので要注意ですね。
かりんの湯で身も心も温まる
クルマを移動し改めてチェックイン。12時半以降ならサイトに移動してよいとのこと。12時を過ぎれば何度でも入れる「かりんの湯」に行き、まずは体を温めることに。
テントサイトに移動すると(値段の割に)クルマ乗り入れ不可でした。屋根付きデッキや温水シンクのある電源サイトなら理解できるけど…自分の感覚ではかなり高めな料金設定。
それでも週末、常に満サイトになっているということは、この料金設定でも泊まる人が世の中にはたくさんいるということかも。実感ないけどアベノミクスで景気上向いたのかな?
トルテュPro地獄の雨設営
THE FARMの区画サイトはとてつもなく広いです。平坦で芝生でペグも打ちやすく初心者も安心。120㎡と聞いていましたが駐車場が別にあるからか余計に広く感じます。
雨の中でトルテュProを立てはじめると、フレームはツルツル滑るわ、雨に濡れた生地は重いわで一苦労。30代前半の頃はここまで苦戦しなかったことに老いを感じます(^^;)
1人で立てようとするとAフレームとセンターフレームが鬼すぎて泣ける。Cフレームとテントフレームは問題ないんですけどね。結局45分ほどかかって設営完了、流血3ヶ所orz
インナーテントを初使用
1年半ぶりに張ってみて状態を確認すると、スカートの撥水加工はだいぶ劣化してきており生地に水が浸透中。シールドルーフやフレームは特に問題なさそう。
初めて使うインナーテントが雨キャンプというのは不運でしたが、フライシートの下で濡れずにフックをかけていくだけなので、子供達にお願いできるのが良いですね(^^)
グランドシート代わりのブルーシートをはみ出さないように折りたたみ、リビングシートのフロアマットは肩から下部分が保護されて横幅も案外ちょうど良く、ホッと一安心。
インナーテント vs コット
フロント側を跳ね上げインナーテントありの状態、いわゆる2ルームテントの標準形を初めて使ってみたら、想像以上に広くて良い感じ。雨でもタープ連結不要でした!
トルテュProは流線型のデザインゆえ、コットを4台並べると奥に大きなデッドスペースができてしまい空間を無駄にしていたので、もっと早くにインナーを活用すべきでした(^^;)
一昨年に廃盤となり、オプション品がいずれも入手困難になってしまったけど、修理しつつ長く使っていけたら良いなと。スノーピークの永久修理保証に期待しています。
BESSのログ小屋「IMAGO」
一通りの設営を終えたら場内を散策。テントサイトの近くに見覚えのある建物を発見。前年夏に青川峡キャンピングパークで寝泊まりしたBESSのログ小屋「IMAGO」だ!
なかなか雨が降り止まず16時から予定されていた野菜の収穫体験は翌日午前に延期に。降ったり止んだりを繰り返しながら時々あられも降ってきてビックリ(^^;)
夕日が沈む直前にようやく日差しが出てきたものの、その後もまた降ったり止んだりの繰り返し。この日は気温が上がらず終始5℃前後で推移していました。完全に雨キャンプ。
設営講習を遠目に眺める
雨音を聞きながらダッチオーブンでパンを焼いていると、IMAGO前の芝生で設営講習しながらランドロックを立て始める方々を発見。どうやら「手ぶらキャンプ」プランのようです。
正しい知識と豊富な経験を有した方の設営手順は、途中経過を見ているだけで勉強になります。一言でいうと全体のテンションの掛け方が理にかなっている感じ。
あの大きさにしてはランドロックはホント簡単なシェルターだと思います。スーパーヘビー級なトルテュProとは雲泥の差。雪峰祭2019春限定のアイボリーが欲しくなった(^^)
手ぶらCAMP by Snow Peak
photo by Snow Peak
スノーピークの手ぶらキャンプ、昨年夏に行った志摩オートキャンプ場で早い段階から展開されており、その存在自体こそ知っていたものの実際にどんな感じか見たのは初めて!
レクチャーされていたのはキャンプ場の責任者の方でした。その後サイトまで遊びに来てくれたので色々とお話を伺うと、IGT含め総額70万円ほどするフルセットとのこと。
夜になればIMAGOも手ぶらキャンプの利用者が自由に使える施設となるそうです。グランピングより安いものの1泊2日で税別45,000円はありやなしや。後編に続きます。