文化の日3連休は山梨県北杜市にある「南アルプス三景園オートキャンプ場(以下、三景園)」に行ってきました。中央道の大渋滞にハマり、まさかの往復12時間(^^;)
道の駅はくしゅう近くのゼルコバでハード系の美味しいパンに出会い、サントリー白州蒸溜所やシャトレーゼ白州工場、八ヶ岳リゾートアウトレットなどを巡りました。
甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山など南アルプスを望むCサイトに滞在し、石油ストーブでポカポカのんびり。紅葉狩りには少し早かったものの、秋らしいキャンプを楽しめました。
この記事の目次
三景園で連泊キャンプ
- 南アルプス三景園オートキャンプ場
- 尾白の湯(べるが)
- 八ヶ岳リゾートアウトレット
- サントリー白州蒸溜所
- ゼルコバ(パン屋)
- シャトレーゼ白州工場
三景園はネット上から第1希望~第3希望を伝え、メールで空き状況が返ってくる珍しい予約システム。3ヶ月前に問い合わせると第3希望のGサイトが空いていました。
現在のところ、第3希望での調整になります。上位希望サイトに空きが出来た場合は調整を行いますがお知らせは致しませんので予めご了承下さい。
ロースタイルのホワイトコンビ
11月の山梨県+電源なしサイト=石油ストーブの出番!区画のサイズや形状がわからず、コンパクトに設営できるグロッケ+山渓別注レクタの組み合わせをチョイス。
スノーピークウェイ関東やキャンプハロウィーン2019ではウッドキッチンテーブルを活かしたハイスタイルでしたが、タープの高さにあわせロースタイルで積み込み。
体調が万全ではなく、朝早くに起きるのは諦め、9時半に出発。3連休初日の渋滞を抜けるのに手間取り、夜中に出れば3時間かからない道のりを6時間かけ到着orz
中央道の大渋滞にハマる
GWとお盆に計5泊したForesters Village Kobittoの近くにある三景園。三叉路を左に行くとコビット、右に行くと三景園なので、道に迷うことはありませんでした。
それにしても中央道沿いのキャンプ場はあまりに渋滞が酷く、2泊以上ならまだしも、1泊では行きにくいと感じます。特に東京都を横断する千葉県からだと鬼門。
渋滞を避けたいから観光や買い物をせずに早めに帰宅することもしばしば。山梨県は中央道がネックになって経済的な損失がハンパないと個人的には思います。
眺望に優れた林間サイト
15時半過ぎに管理棟でチェックイン。事前に連絡のあったGサイトではなく、第1希望のCサイトに空きが出たようで、やや細長いC8サイトが割り当てられました。
ベル型テントは細長いサイトがやや苦手です。岩や木に干渉しつつグロッケにレクタを連結し、フィールドラックでキッチンを組み立て、1時間ほどで準備完了。
サイトの奥から大武川の音が聞こえ、遠くに見えるのは甲斐駒ヶ岳などの南アルプス。噂通り眺望に優れ、静かにのんびり過ごすには最高のキャンプ場ですね(^^)
すき焼きを囲んで夜ご飯
高い木々に囲まれているため場内は薄暗く、一通りの準備を終えた頃には日が落ちてすっかり暗くなりました。場内の見学はほとんどできず、夕飯作りをスタート。
初日は手間のかからないすき焼き。普段はスキレットやダッチオーブンで作るのですが、ティファールのウォックパンだと食べ残りをそのまま翌朝まで持ち越せました。
三景園はお湯の出る高規格キャンプ場ではないため、油汚れが落ちやすい調理器具や食器だと楽チンでした。トイレ設備は古くても整備や清掃が行き届いており好印象。
遠赤外線でポカポカ即寝
グロッケにハーフインナーを取り付け、アルカパストーブを配置するとテント内がポカポカに。換気のため出入口のファスナーは開けたまま、22時過ぎには全員即寝zzz
前夜の残り物をリメイクした朝食を済ませたら10時に出発。尾白の森名水公園べるがにある「尾白の湯」で一休みし、八ヶ岳リゾートアウトレットに行ってみました。
南アルプスや八ヶ岳が近い土地柄、ミレーやモンチュラ、マウンテンハードウェアなどが出店していました。それにしても登山用のガチンコウェアってお高い(^^;)
サントリー白州蒸溜所
道の駅はくしゅう近くのゼルコバに行くと既に営業終了していたため、サントリー白州蒸溜所に移動し、あらかじめ予約しておいた「森香るハイボール体験」に参加。
おいしい「白州森香るハイボール」のつくり方をご紹介しつつ、皆様でつくって乾杯!意外と知らないウイスキーに関する豆知識などもご紹介します。普段、あまりウイスキーを召し上がらないお客様でも気軽にお楽しみいただけます。
出典:サントリー白州蒸溜所
サントリーと炭酸水などでコラボしている関係で、スノーピークのイベントキャンプでも似たようなことを体験できるのですが、本場で教えてもらうのも楽しいものですね!
超プレミアムな白州25年
併設のバーには普段見かける機会の少ない白州18年(定価25,000円・市場価格5万円以上)や白州25年(定価125,000円・市場価格35万円以上)が置いてありました。
飲めない運転手には酷ですが、白州だけでなく響や山崎もほぼ定価で飲めるのが素晴らしいです。白州ノンエイジやウイスキーに合いそうなおつまみを買い込み出発。
遠くに見える南アルプスが美しい
三景園に戻ったら半年ほど前に白州蒸溜所で買ったウイスキーを片手に焚き火をスタート。薪はやや高めだったものの、あまり爆ぜることがなく悪くはない感じ(^^)
夕飯はほうとう。前夜と同じくティファールのウォックパンで作ると、4人分でも大きさは問題なく、19時には夕飯の片付け完了。22時に全員おやすみなさいzzz
夜中3時に起きて4時半頃まで撮影したらLightroomで軽く補正してから5時に再び就寝。7時半に起きて挽きたての朝コーヒーを堪能し、9時45分に撤収完了!
ゼルコバ(パン屋さん)
前日行ったときは閉店していたゼルコバ。白州小学校の校門前に何台かクルマを停める場所があります。道の駅はくしゅうやセルバから歩いても2分ぐらいです。
開店前にもかかわらず行列ができており、常連の方々からおすすめのパンを教えてもらいました。10時開店で11時には全品売り切れなんてこともあるとかないとか。
すぐ売り切れると評判の黒蜜のパン、前に並んでいたご婦人が美味しいから食べてみてとゲットしてくれました。年配の方の親切心は見習いたいなと思う今日この頃(^^)
ゼルコバ vs ツオップ
普段から唯一定期的に行くパン屋さんが「パン好きの聖地」と言われるバックシュトゥーベ ツオップなので、比較してみると雰囲気はなんとなく似ている気がします。
立川から移転してきたパン屋さんらしく、店舗はツオップより少し狭く、品数は少なめ。白州近郊でキャンプするときは毎回でも立ち寄りたいクオリティだと思いました。
GW以来のシャトレーゼ白州工場でアイスクリーム食べ放題を終え、11時に白州を出たにもかかわらず中央道の大渋滞につかまり、帰りもまた6時間かかって17時過ぎに帰宅orz
まとめ
南アルプス三景園オートキャンプ場は、甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山など南アルプスが一望でき、自然を満喫できる落ち着いた印象で「大人向けのキャンプ場」だと感じました。
お隣のコビットは「水まわりが新しく、砂利敷きでサイトが広め」という初心者に優しいキャンプ場ですが、三景園は最近の流行りの高規格キャンプ場ではありません。
やたらと広いサイトもあり、虫の少ない春秋にグループキャンプで来るのも面白そう!中央道の渋滞があまりに酷いため、1日でも早く小仏トンネルが拡幅されますように。