2021年11月13日に北軽井沢スウィートグラスで開催された焚き火イベント「アサマ狼煙(のろし)2021」に参加してきました。天候に恵まれ、絶好の狼煙日和!
メイン会場の多目的広場には物販やワークショップなどのブースがあり、アコースティックライブを聴きながら、まったり火を囲む。夜はファイヤーショーに大興奮。
朝方に氷が張るも本格的な冬キャンプほどは寒くなく、ポータブル電源と電気毛布で朝までぐっすり。今年は薪使い放題となり、焚き火好きにはたまらない2日間でした。
この記事の目次
アサマ狼煙2021参加レポ
浅間山の麓に集い、天高く狼煙をあげるキャンプイベント「アサマ狼煙」。毎年11月に北軽井沢スウィートグラス(以下、SG)で開催されており、2年連続の参加です。
アサマ狼煙の楽しさはトップクラス
クリスマス、年越し、ハロウィン、カントリーフェスタ、ホワイトフェスタ、スノーピークウェイなど、SGで開催された様々なイベントに参加させていただきました。
数ある催し物の中でも、アサマ狼煙とよなよなエールの超宴は家族連れの多いSGにしては年齢層が高く、やや大人向け。とはいえ小学生がいても楽しめるイベントです。
渋滞回避の8時半到着
関越道の渋滞ならびに軽井沢周辺の混雑が予想されるため、5時10分に千葉県の自宅を出発。多少流れが悪い箇所はあっても渋滞にはならず、8時半にSG到着。
前年は両親のお迎えや買い出しのため午後にチェックインしましたが、今年は到着早々にドライブスルーで受付を済ませ、第三駐車場にクルマを停めて場内を散策。
キャンプ場の隣にタキビバができたり、以前のガーデン広々サイトやイーグルサイトがコテージになったり、SGの進化には驚くばかりです。それにしても天気良すぎ!
前年の経験から得た教訓
- アーリーチェックインもしくは前泊される方が多い
- キャリーカート(アウトドアワゴン)が必須
- メイン会場から遠いと炎卓をあまり使わない
- 朝方にマイナス5度前後まで下がる可能性あり
前年の経験から、今年はアーリーチェックインを事前に申し込みました。場内はアサマ狼煙のために前泊されている方、物販やワークショップの準備をしている方など様々。
11月のSGでのテント泊は初めて。普段この時期だと他のキャンプ場では電源付きサイトを選んでいますが、今回はメイン会場近くの林間サイト(電源なし)にしました。
アウトドアワゴンがあると便利
林間サイトは区画により広さや形が様々。今回割り当てられた区画は十分な広さがあったため、ogawaのグロッケ12 T/CとカーサイドタープAL-IIを張りました。
10時にメイン会場のリザーブ炎卓が使えるようになり、キャリーカートに焚き火テーブルやファイヤーハンガー、チェアなどを乗せ、サイトと会場を数往復して準備完了。
炎卓の輪(リザーブ炎卓)で昼ご飯
前年は自ら火おこしした記憶がない(炭を持ってきてもらった)のですが、今回は時間がたっぷりあるのでファイヤースターターで種火から熾して、煙モクモク。
雲がほとんどなく、標高の高さも相まって日差しの強さを感じる1日でした。風がないため煙の方向が安定せず、数えきれないほど涙を流し、スキレットなどで直火調理。
広場にはファイヤーサイドやハスクバーナなどが出店していました。オージーピッグのオプション品の組み合わせや使い方を教えていただき、とても勉強になりました。
ゴロピカさんのファイヤーショー
サイトに戻って夕飯作りを進め、タキビバで開催される「華炎の陣」を見学しに移動。先着200席とのことでしたが、開始5分前でもギリギリ座ることができました。
この日のショーは炎と和太鼓のパフォーマンスチーム「ゴロピカ」さん。盛り上げ上手で立ち見の方含め参加者大喜び。やはりSGは何をするにも規模が違いますね。
レンズ内手ブレ補正なしのマクロレンズで手持ち撮影。ややブレが気になりますが、なんだか面白い写真撮れました。最後にキャンプファイヤーに点火してお開きに。
ポータブル電源の必要容量を検証
さて今回の車中泊デュオにて、ポータブル電源の容量がどれくらい必要か試してみました。暖房器具は1名用サイズのホカペと電気毛布。あ、写真は特に意味ありません(^^)
ベッドキットにサーマレストの折りたたみマットを敷き、シュラフはNANGAオーロラ450DX。いずれも弱にして、暑すぎず寒すぎず、しっかり熟睡できています。
300Whあればデュオ車中泊可能
夜10時から翌朝7時まで計9時間使用し、Jackery 700(700Wh)の残量が62%でした。単純な割り算だと1時間あたり約30Wh。ほぼカタログスペック通り。
我が家の場合、デュオ1泊だと300Whもあれば寝泊まり可能なようです。しかも今回、やや消費電力の多いホカペを1枚使っているので、電気毛布2枚ならさらに少ないはず。
300Whクラスのポータブル電源は軽くて小さく、比較的安価なものが主流。容量的にデイキャンプ用として考えていたEENOUR P302でも実は問題なかったのは驚きでした。
冷え込んだ朝のコーヒータイム
翌朝は6時15分に起床。バケツやコップが凍っていたため、氷点下まで下がったものと思われます。残念ながら夜中はずっと雲が多く、前年のような星空は撮れませんでした。
ケトルでお湯を沸かし、ハリオの新ブランド「Zebrang」で朝コーヒー。コーヒーミルの発売が遅れているようですが、いずれ黒で揃えてみたいと思う今日この頃。
アサマヒュッテでカフェランチ
10時半には撤収完了。場内を散策したり、トランポリンで遊んだり、アサマヒュッテで買った高原野菜たっぷりナンカレードッグをいただいたり、13時頃までまったり。
軽井沢バイパスのSAWAYAでお土産を買い、関越道の渋滞にはまりながらSG出発から5時間半後の18時半に帰宅。距離的に1泊2日はしんどいけど楽しかったからよし。
高倍率ズームの写りがすごい
今回は十分な光量を得られる日中だけNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使いました。上の写真左が広角端、右が望遠端。1本でここまでズームできるのは本当に便利。
ボケの量は少なくても質は悪くないし、レンズ内手ぶれ補正も効くし、10年前の写りとは雲泥の差。屋外でのレンズ交換はリスクがあるので、日中1本で済むのは助かる。
菖蒲ヶ浜でご一緒した方がTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDを使っており、高倍率ズームの良さに感化されたのが導入理由。いやはや、最近の便利ズームってすごい。
まとめ
北軽井沢スウィートグラスで開催された焚き火イベント「アサマ狼煙2021」は、秋らしい快晴の中、大量の煙に巻かれて涙を流しながら、楽しく過ごすことができました。
アサマ狼煙に参加したのは2回目ですが、来年もリピートしたいと思うほど気に入っています。このイベントのためにイーグル会員(年会費1万円)を継続しても惜しくない。
SG会員制度の廃止
出典:北軽井沢スウィートグラス
SGの会員制度(ホワイトバッファロー会員・イーグル会員)が2022年末で廃止となります。我が家はホワイトバッファロー1年、イーグル4年の計5年お世話になりました。
年間10泊の修行をしていた頃が懐かしく感じられます。某*とは異なり、悔いも未練も文句もありません。たくさんの楽しい思い出を本当にありがとうございました。